高原列車の旅その2~いよいよ鉄道標高最高地点へ
さて、ずいぶん長編になりそうな小海線旅行記、
昨日の続きです。
小海線、基本的には佐久平から
国道141号線と併走するのですが、
佐久海ノ口をすぎると、市場坂を一気に野辺山へ上がる
141号線と別れ、川上村経由で野辺山を目指します。
そして、信濃川上をすぎるとさらに高度を上げ、
右に左にカーブしながら進むと、
徐々に左右の風景が明るくなってきます。
そして周囲の森が徐々にひらけていくと、
こんなすばらしい光景が、一気に車窓に広がります。
なんだか北海道に来たみたい。すばらしい光景ですよ。
そして、いよいよ日本の普通鉄道の駅で、
最も高所にある野辺山駅に到着します。
標高は1,346m。佐久平駅は標高700mですので、
ほぼ倍の高さを上がったことになります。
野辺山駅を発車すると、列車はさらに緩やかな坂を登っていきます。
車窓にはそれはそれは絶景な八ヶ岳が望めます。
そして、さらに進むと、いよいよ普通鉄道最高所の地点を
通過します。
ここは中央分水嶺でもあるので、
この北側に流れる川は日本海に注ぎ(千曲川など)、
この南側に流れる川は太平洋に注ぎます(釜無川など)。
ここからほどなくの場所が、長野と山梨の県境でもありますね。
最高所をすぎると、今度は下りになり、
これまた結構な勾配をゆっくりと清里に向かいます。
言わずとしれた、八ヶ岳南麓最大の観光地で、
ここからはまた結構お客さんが乗ってきます。
いかにも観光客風ですけどね。
おそらくはチェックアウトし、東京へ帰ろうというのでしょう。
清里を出ると、今度はまた結構曲がりくねりながら高度を下げていきますが、
それは見事な森の中をずっと進んでいきます。
所々、森の切れ目からは今度は南アルプスの山々を望みます。
これまた絶景。本当にずっと車窓を見入ってしまいそうです。
ということで、2時間という長さを感じさせない、
すばらしい高原列車の旅も、いよいよ終盤。
もうカメラも鞄にしまってしまって、
ふと車窓を見ると、
小淵沢駅近くで、築堤の大カーブをそろそろと降りていきます。
これがまた絶景。写真撮りたかった・・・
といっている間に、小淵沢に到着しました。
初めての小海線の旅でしたが、
渓谷沿いの風景に続く、伸びやかな田園風景と、見事な森。
車窓からの光景がバラエティに富んでおり、
小海線、観光路線としても、絶対成立すると思いますよ。
きちんと整備すれば、スイスの鉄道のように、
わざわざそれに乗るために世界中から観光客が
やってくる、すばらしい可能性を秘めているように思います。
ただのローカル線が走るだけでは、本当にもったいない・・・
141号をすーっと車で走るのも良いですが、
ガタゴトと列車にゆられて行くたびも、たまには本当によいものです。
小海線まだ未体験の方は、是非乗ってみてください、小淵沢まで。
高原列車レポート、面白かったですよと言う方は
こちらからポチッと↓
昨日の続きです。
小海線、基本的には佐久平から
国道141号線と併走するのですが、
佐久海ノ口をすぎると、市場坂を一気に野辺山へ上がる
141号線と別れ、川上村経由で野辺山を目指します。
そして、信濃川上をすぎるとさらに高度を上げ、
右に左にカーブしながら進むと、
徐々に左右の風景が明るくなってきます。
そして周囲の森が徐々にひらけていくと、
こんなすばらしい光景が、一気に車窓に広がります。
なんだか北海道に来たみたい。すばらしい光景ですよ。
そして、いよいよ日本の普通鉄道の駅で、
最も高所にある野辺山駅に到着します。
標高は1,346m。佐久平駅は標高700mですので、
ほぼ倍の高さを上がったことになります。
野辺山駅を発車すると、列車はさらに緩やかな坂を登っていきます。
車窓にはそれはそれは絶景な八ヶ岳が望めます。
そして、さらに進むと、いよいよ普通鉄道最高所の地点を
通過します。
ここは中央分水嶺でもあるので、
この北側に流れる川は日本海に注ぎ(千曲川など)、
この南側に流れる川は太平洋に注ぎます(釜無川など)。
ここからほどなくの場所が、長野と山梨の県境でもありますね。
最高所をすぎると、今度は下りになり、
これまた結構な勾配をゆっくりと清里に向かいます。
言わずとしれた、八ヶ岳南麓最大の観光地で、
ここからはまた結構お客さんが乗ってきます。
いかにも観光客風ですけどね。
おそらくはチェックアウトし、東京へ帰ろうというのでしょう。
清里を出ると、今度はまた結構曲がりくねりながら高度を下げていきますが、
それは見事な森の中をずっと進んでいきます。
所々、森の切れ目からは今度は南アルプスの山々を望みます。
これまた絶景。本当にずっと車窓を見入ってしまいそうです。
ということで、2時間という長さを感じさせない、
すばらしい高原列車の旅も、いよいよ終盤。
もうカメラも鞄にしまってしまって、
ふと車窓を見ると、
小淵沢駅近くで、築堤の大カーブをそろそろと降りていきます。
これがまた絶景。写真撮りたかった・・・
といっている間に、小淵沢に到着しました。
初めての小海線の旅でしたが、
渓谷沿いの風景に続く、伸びやかな田園風景と、見事な森。
車窓からの光景がバラエティに富んでおり、
小海線、観光路線としても、絶対成立すると思いますよ。
きちんと整備すれば、スイスの鉄道のように、
わざわざそれに乗るために世界中から観光客が
やってくる、すばらしい可能性を秘めているように思います。
ただのローカル線が走るだけでは、本当にもったいない・・・
141号をすーっと車で走るのも良いですが、
ガタゴトと列車にゆられて行くたびも、たまには本当によいものです。
小海線まだ未体験の方は、是非乗ってみてください、小淵沢まで。
高原列車レポート、面白かったですよと言う方は
こちらからポチッと↓