大人の修学旅行-2「世界遺産・厳島」
さあ、いよいよ広島から今回の旅の目的の一つである、
世界遺産・厳島に向かいます。
世界遺産・・・と銘打って気づいたのですが、
昨日の原爆ドームも世界遺産。
広島県は、世界遺産が二つもあるのですね。
さて、その厳島、まずはどう行こうか迷ったのですが、
一番おもしろそうな、広島港からの船で行くことにしました。
まずはホテルから駅まで行って荷物を預け、
そこから路面電車で広島港へ向かいます。
到着した広電広島港駅は、路面電車の停留所とは思えない
立派な駅でした。
ここから厳島へは、高速船でおよそ20分の船旅です。
どんな船かと思ったら、かなりスタイリッシュなきれいな船でした。
内部もなかなか豪華で、普通の客席だけではなく、
サロン風の応接セットまであります。
そして穏やかな瀬戸の海を快調に飛ばすこと数分で、
早くも厳島の島影が見えてきます。
その島影がぐんぐん大きくなっていき、船がスピードを落とすと
いよいよ厳島に到着します。
港ではたくさんの鹿がお出迎え。
この鹿、かわいらしいのですが、食べ物のニオイを感じたりすると、
ちゃっかり袋を引っ張ったりするので注意しましょう。
そして、低視聴率にあえぐ大河ドラマ「平清盛」ですが、
それでも大河ドラマの神通力は凄いもので、
この日も鹿もびっくりの大勢の人々が、大挙して厳島に襲来していました。
港からはゆっくり歩いて10分ほど、焼きちくわやら、
モミジまんじゅうやら、焼きガキやら、穴子丼やら、
魅惑的な香りが立ちこめる参道を、邪念を振り払い一直線に進むと、
石造りの鳥居が見えてきます。
この鳥居をくぐると、いよいよ厳島神社の境内となります。
厳島神社は入り江の奥の海上に建てられているのですが、
この石の鳥居をくぐり、しばらく進むと、
厳島神社を代表する海上の大鳥居が見えてきます。
よく平家は海軍、源氏は陸軍といわれますが、
海に鳥居を作り、社殿も海を正面に造った厳島神社に対し、
源氏が造営した鎌倉の鶴岡八幡宮は山を背負う平地の扇の要の位置に
造営されています。源平それぞれの特徴がよく現れていると言えますね。
ということで、いよいよ本殿の入り口で拝観料を払い、
社殿の中に入ります。
朱塗りの回廊を進みながら、社殿を望むと、
海に浮かぶ社殿の構造がよくわかりますね。
このときはちょうど干潮時だったので、
社殿の基礎となる束石の様子までがよくわかりました。
そして入り組んだ建物の隙間から見える海上の大鳥居は
どこから見ても絵になります。
厳島は今回2回目なのですが、こんな五重塔があったのは
前回気づきませんでした。
そして、こちらが本殿正面。
振り向けば、舞楽が舞われる高舞台越しに、
大鳥居が一直線に見えます。素晴らしい!
昨日ご紹介した広島平和記念公園の構成も圧倒的ですが、
今から1000年近く前に、海に浮かぶ社殿を造営した平家の壮大な構成力も
それをも上回る圧倒的なものだと、改めて感動しました。
そうこうしているうちに、気づいたら何と完璧な干潮に。
先ほどはまだ海面の中だった大鳥居近くまで
歩いて行けそうです。
ということで、潮が引いた州浜を、歩いて大鳥居の方まで向かいました。
真っ正面から見上げる大鳥居は、迫力満点です。
そして振り向けば、ようやく全景を見られた厳島神社の本殿です。
平安時代の寝殿造りの様式そのままに建てられたという社殿群は、
緑なす霊山・弥山を背景に、時代がタイムスリップしたかのようです。
さらにこれを潮が満ちた時間に海上から見るとさらに感動するのでしょうね。
しかし、このとき思わぬことが。
なんと、厳島の神鹿が、干潮の州浜を歩いて社殿の前に。
普段ならば潮が満ちている場所にたたずむ鹿が
何とも不思議な光景となりました。
ということで、長々お届けした厳島神社。
これでも写真を絞り込んだのですが、
ずいぶんな枚数になってしまいました。
実はこれでまだ終わらず・・・
次は参道を戻りつつ、昼飯となったのですが、
あまりに長くなるので、それはまた明日。
最後におまけは、社殿の背後から見た大鳥居。
さすがは世界遺産・厳島神社。
どこから見ても絵になる光景がたくさんあります。
また是非行きたいなぁ、厳島。
軽井沢からは、ちょっと遠いのが難点ですが・・・
厳島、良いところですね、自分も行ったみたいと思った方は
こちらからポチッと!
しばらく軽井沢ネタがちょっと減りますが、変わらずポチッとお願いいたします。
ツイートボタンも設置したので、よろしかったらつぶやいてくださいまし。
Tweet
★★★★コメントをいただける方へ★★★★
大変申し訳ございませんが、書き込み後に送信ボタンをクリックすると、
エラー画面になってしまいます。
何度か修正を試みたのですが、原因が私の技量ではわからず、
なかなか正常な状態に戻っておらず、申し訳ございません。
エラー画面になっても、
書き込みとしては成立していることがほとんどなので、
大変申し訳ございませんが、
書き込み後はしばらく様子を見ていただければ幸いです。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
そして、不具合にめげず、励みになりますので、
是非お気軽にコメントをいただければ幸いです。
世界遺産・厳島に向かいます。
世界遺産・・・と銘打って気づいたのですが、
昨日の原爆ドームも世界遺産。
広島県は、世界遺産が二つもあるのですね。
さて、その厳島、まずはどう行こうか迷ったのですが、
一番おもしろそうな、広島港からの船で行くことにしました。
まずはホテルから駅まで行って荷物を預け、
そこから路面電車で広島港へ向かいます。
到着した広電広島港駅は、路面電車の停留所とは思えない
立派な駅でした。
ここから厳島へは、高速船でおよそ20分の船旅です。
どんな船かと思ったら、かなりスタイリッシュなきれいな船でした。
内部もなかなか豪華で、普通の客席だけではなく、
サロン風の応接セットまであります。
そして穏やかな瀬戸の海を快調に飛ばすこと数分で、
早くも厳島の島影が見えてきます。
その島影がぐんぐん大きくなっていき、船がスピードを落とすと
いよいよ厳島に到着します。
港ではたくさんの鹿がお出迎え。
この鹿、かわいらしいのですが、食べ物のニオイを感じたりすると、
ちゃっかり袋を引っ張ったりするので注意しましょう。
そして、低視聴率にあえぐ大河ドラマ「平清盛」ですが、
それでも大河ドラマの神通力は凄いもので、
この日も鹿もびっくりの大勢の人々が、大挙して厳島に襲来していました。
港からはゆっくり歩いて10分ほど、焼きちくわやら、
モミジまんじゅうやら、焼きガキやら、穴子丼やら、
魅惑的な香りが立ちこめる参道を、邪念を振り払い一直線に進むと、
石造りの鳥居が見えてきます。
この鳥居をくぐると、いよいよ厳島神社の境内となります。
厳島神社は入り江の奥の海上に建てられているのですが、
この石の鳥居をくぐり、しばらく進むと、
厳島神社を代表する海上の大鳥居が見えてきます。
よく平家は海軍、源氏は陸軍といわれますが、
海に鳥居を作り、社殿も海を正面に造った厳島神社に対し、
源氏が造営した鎌倉の鶴岡八幡宮は山を背負う平地の扇の要の位置に
造営されています。源平それぞれの特徴がよく現れていると言えますね。
ということで、いよいよ本殿の入り口で拝観料を払い、
社殿の中に入ります。
朱塗りの回廊を進みながら、社殿を望むと、
海に浮かぶ社殿の構造がよくわかりますね。
このときはちょうど干潮時だったので、
社殿の基礎となる束石の様子までがよくわかりました。
そして入り組んだ建物の隙間から見える海上の大鳥居は
どこから見ても絵になります。
厳島は今回2回目なのですが、こんな五重塔があったのは
前回気づきませんでした。
そして、こちらが本殿正面。
振り向けば、舞楽が舞われる高舞台越しに、
大鳥居が一直線に見えます。素晴らしい!
昨日ご紹介した広島平和記念公園の構成も圧倒的ですが、
今から1000年近く前に、海に浮かぶ社殿を造営した平家の壮大な構成力も
それをも上回る圧倒的なものだと、改めて感動しました。
そうこうしているうちに、気づいたら何と完璧な干潮に。
先ほどはまだ海面の中だった大鳥居近くまで
歩いて行けそうです。
ということで、潮が引いた州浜を、歩いて大鳥居の方まで向かいました。
真っ正面から見上げる大鳥居は、迫力満点です。
そして振り向けば、ようやく全景を見られた厳島神社の本殿です。
平安時代の寝殿造りの様式そのままに建てられたという社殿群は、
緑なす霊山・弥山を背景に、時代がタイムスリップしたかのようです。
さらにこれを潮が満ちた時間に海上から見るとさらに感動するのでしょうね。
しかし、このとき思わぬことが。
なんと、厳島の神鹿が、干潮の州浜を歩いて社殿の前に。
普段ならば潮が満ちている場所にたたずむ鹿が
何とも不思議な光景となりました。
ということで、長々お届けした厳島神社。
これでも写真を絞り込んだのですが、
ずいぶんな枚数になってしまいました。
実はこれでまだ終わらず・・・
次は参道を戻りつつ、昼飯となったのですが、
あまりに長くなるので、それはまた明日。
最後におまけは、社殿の背後から見た大鳥居。
さすがは世界遺産・厳島神社。
どこから見ても絵になる光景がたくさんあります。
また是非行きたいなぁ、厳島。
軽井沢からは、ちょっと遠いのが難点ですが・・・
厳島、良いところですね、自分も行ったみたいと思った方は
こちらからポチッと!
しばらく軽井沢ネタがちょっと減りますが、変わらずポチッとお願いいたします。
ツイートボタンも設置したので、よろしかったらつぶやいてくださいまし。
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★★★★コメントをいただける方へ★★★★
大変申し訳ございませんが、書き込み後に送信ボタンをクリックすると、
エラー画面になってしまいます。
何度か修正を試みたのですが、原因が私の技量ではわからず、
なかなか正常な状態に戻っておらず、申し訳ございません。
エラー画面になっても、
書き込みとしては成立していることがほとんどなので、
大変申し訳ございませんが、
書き込み後はしばらく様子を見ていただければ幸いです。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
そして、不具合にめげず、励みになりますので、
是非お気軽にコメントをいただければ幸いです。