日本三大曳山祭の秩父夜祭は絢爛豪華
お待たせいたしました。ようやく秩父夜祭の写真整理が終わりました。
一昨日速報をお届けしましたが、改めてご紹介しますね。
秩父夜祭は、秩父地方の鎮守様である秩父神社の祭礼として行われる祭りで、
毎年12月2日が宵宮、3日が本宮(大祭)として行われる祭りです。
勇壮な秩父屋台囃子に乗せて、豪華な屋台6基を曳き回したり、
花火大会なども行われる、華麗な祭です。
今回見逃すと、週末に祭が当たるのがしばらく先になってしまうため、
一年前から狙い澄まして、ようやく念願かなっていくことが出来ました。
秩父は軽井沢からだと意外に距離はなくて、
直線距離だと60キロほどしかありません。
しかし途中には秩父山地が控えているため、
直線的に行く道路はなく、
佐久から国道299号経由で行くか、
下仁田辺りから上野村へ出て、同じく国道299号に出るか、
少し遠回りにはなりますが、上信越道~関越道で花園ICまで行き、
そこから雁坂峠を経由して山梨県の塩山と結ぶ国道140号を通って行く方法の
いずれかになりますが、やはり距離はあっても高速が早そうなので、
花園IC経由で向かいました。
我が家から花園ICまでは1時間足らずで到着し、
そこからは有料道路もあるので秩父までは1時間半ほどで到着しました。
意外に近い感じです。
本宮になると、夕方6時半頃から各屋台が市内を練り歩き、
最後は急坂を登って御旅所と呼ばれる広場に集って、
それに合わせて花火が上がるというのが見物だそうですが、
宵宮は灯りを点した3台の屋台が夕方6時頃から市内の目抜き通りを
練り歩くのが見所となるそうです。
何分にも初めてなので、夕方5時前には秩父に到着。
まだまだ巡幸には時間があるので、まずは秩父神社に参拝します。
創建は崇神天皇10年(紀元前87年)と伝承される古社で、
古くから秩父地方の皆さんの崇敬を集めてきたこの神社、
江戸時代から明治にかけては絹織物の産地として、
そして明治から昭和にかけては武甲山から産出される石灰石を使った
セメント製造が盛んで、とても栄えた秩父の栄華を伝えており、
とにかく社殿が絢爛豪華。
調べたら、社殿は徳川家康の造営だそうで、
左甚五郎作と伝えられる彫刻などもたくさんあるそうです。
ちょっと暗くなりかけていたのと、混雑していたので、
あまりゆっくり見られませんでしたが、今度また改めて行ってみたいと思います。
さて、初めて訪れた秩父の町ですが、
こんなことを言っては失礼ですが、山の中の割には意外に栄えています。
中心市街地はシャッター通りと言えば、シャッター通りなのですが、
昔ながらの風情がある建物が並んでおり、なかなか良い町並みの目抜き通りです。
川越のような蔵造りの建物や、
江戸時代の商家さながらの建物などが目を引きます。
ちなみにこちらの建物は、どうも塾みたいですよ。
軒先に下がったご祭礼の提灯と、紅白の幔幕が
これぞ日本の祭礼と言ったとても良い雰囲気を醸し出しています。
こちらの高張り提灯も、
なんだか秩父の方が祭にかける心意気をあらわしているようですね。
さてこんな建物が並ぶ目抜き通りをぶらぶらと歩いていると、
どこからともなく、屋台囃子が聞こえてきます。
そして、早くも飾り立てられた屋台が。
今回の宵宮では3台の屋台が曳き回されるのですが、
上の写真は、本町の屋台。
なかなか豪華な彫刻が施されており、見事です。
こちらは、中町の屋台。
こちらはさらに絢爛豪華な彫刻が。
こちらも往事の秩父の繁栄が偲ばれます。
もう一基ある上町の屋台を見に行こうとしたら、
こちらは早くも曳き回しの準備態勢。
早速道ばたに陣地を確保し、屋台がやってくるのを待ちます。
拍子木が鳴り、歓声とともにひときわ屋台囃子が激しさを増すと、
いよいよ曳き回しがスタートです。
こちらの上町屋台は、漆黒の漆塗りで、金の金具が付いたこれまた華やかな屋台。
周囲に取り付けられた提灯のほのかな灯りに浮かび上がる屋台は、とても荘厳です。
屋台囃子のリズムの激しさからすると、
もっと高速で曳くのかと思ったら、意外にゆったりとした動き。
ゆっくりではありましたが、あっという間に近づいて、
目の前を通り過ぎていきました。
今度は少し先回りして、先ほど見た中町屋台の方に向かいます。
そうすると、今まさに曳き回しをスタートしようとする中町屋台の背後に、
今見てきた上町屋台が近づき、ツーショットに。
そうこうしているうちに、中町屋台が曳き回しを開始し、
今度は本町屋台に近づきます。
その本町屋台、なんと中町屋台と向かい合わせに。
なんと、それほど広くない目抜き通りを、大きな屋台がすれ違おうというのです。
これは見逃せないと、早速絶好の位置に先回りして、スペースを確保しました。
そうすると、そろりそろりと近づく屋台が、ゆっくりとすれ違いを開始。
見事にぶつけることなく、すれ違いに成功です。
圧巻ですよ。
程なく、一番最初に見た上町屋台が近づき、本町屋台とすれ違います。
先ほどの中町屋台よりはずいぶん本町屋台に近づいていて、
ちょっとひやひやしたのですが、無事すれ違いに成功。
こちらはその様子を動画でも撮影してみました。
雰囲気を感じていただければ幸いです。
と言うことで、初めて見られた秩父夜祭、
大感激しました。本当に素晴らしかった。
次回はだいぶ先になりますが、是非本宮を見てみたいと思います。
ちなみに、12/3が土曜日になるのは、2016年の予定です。
まだだいぶ先だな・・・
秩父夜祭、素晴らしいですねと思った方はこちらからポチッと!
ツイートボタンも設置したので、よろしかったらつぶやいてくださいまし。
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★★★★コメントをいただける方へ★★★★
大変申し訳ございませんが、書き込み後に送信ボタンをクリックすると、
エラー画面になってしまいます。
何度か修正を試みたのですが、原因が私の技量ではわからず、
なかなか正常な状態に戻っておらず、申し訳ございません。
エラー画面になっても、
書き込みとしては成立していることがほとんどなので、
大変申し訳ございませんが、
書き込み後はしばらく様子を見ていただければ幸いです。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
そして、不具合にめげず、励みになりますので、
是非お気軽にコメントをいただければ幸いです。
一昨日速報をお届けしましたが、改めてご紹介しますね。
秩父夜祭は、秩父地方の鎮守様である秩父神社の祭礼として行われる祭りで、
毎年12月2日が宵宮、3日が本宮(大祭)として行われる祭りです。
勇壮な秩父屋台囃子に乗せて、豪華な屋台6基を曳き回したり、
花火大会なども行われる、華麗な祭です。
今回見逃すと、週末に祭が当たるのがしばらく先になってしまうため、
一年前から狙い澄まして、ようやく念願かなっていくことが出来ました。
秩父は軽井沢からだと意外に距離はなくて、
直線距離だと60キロほどしかありません。
しかし途中には秩父山地が控えているため、
直線的に行く道路はなく、
佐久から国道299号経由で行くか、
下仁田辺りから上野村へ出て、同じく国道299号に出るか、
少し遠回りにはなりますが、上信越道~関越道で花園ICまで行き、
そこから雁坂峠を経由して山梨県の塩山と結ぶ国道140号を通って行く方法の
いずれかになりますが、やはり距離はあっても高速が早そうなので、
花園IC経由で向かいました。
我が家から花園ICまでは1時間足らずで到着し、
そこからは有料道路もあるので秩父までは1時間半ほどで到着しました。
意外に近い感じです。
本宮になると、夕方6時半頃から各屋台が市内を練り歩き、
最後は急坂を登って御旅所と呼ばれる広場に集って、
それに合わせて花火が上がるというのが見物だそうですが、
宵宮は灯りを点した3台の屋台が夕方6時頃から市内の目抜き通りを
練り歩くのが見所となるそうです。
何分にも初めてなので、夕方5時前には秩父に到着。
まだまだ巡幸には時間があるので、まずは秩父神社に参拝します。
創建は崇神天皇10年(紀元前87年)と伝承される古社で、
古くから秩父地方の皆さんの崇敬を集めてきたこの神社、
江戸時代から明治にかけては絹織物の産地として、
そして明治から昭和にかけては武甲山から産出される石灰石を使った
セメント製造が盛んで、とても栄えた秩父の栄華を伝えており、
とにかく社殿が絢爛豪華。
調べたら、社殿は徳川家康の造営だそうで、
左甚五郎作と伝えられる彫刻などもたくさんあるそうです。
ちょっと暗くなりかけていたのと、混雑していたので、
あまりゆっくり見られませんでしたが、今度また改めて行ってみたいと思います。
さて、初めて訪れた秩父の町ですが、
こんなことを言っては失礼ですが、山の中の割には意外に栄えています。
中心市街地はシャッター通りと言えば、シャッター通りなのですが、
昔ながらの風情がある建物が並んでおり、なかなか良い町並みの目抜き通りです。
川越のような蔵造りの建物や、
江戸時代の商家さながらの建物などが目を引きます。
ちなみにこちらの建物は、どうも塾みたいですよ。
軒先に下がったご祭礼の提灯と、紅白の幔幕が
これぞ日本の祭礼と言ったとても良い雰囲気を醸し出しています。
こちらの高張り提灯も、
なんだか秩父の方が祭にかける心意気をあらわしているようですね。
さてこんな建物が並ぶ目抜き通りをぶらぶらと歩いていると、
どこからともなく、屋台囃子が聞こえてきます。
そして、早くも飾り立てられた屋台が。
今回の宵宮では3台の屋台が曳き回されるのですが、
上の写真は、本町の屋台。
なかなか豪華な彫刻が施されており、見事です。
こちらは、中町の屋台。
こちらはさらに絢爛豪華な彫刻が。
こちらも往事の秩父の繁栄が偲ばれます。
もう一基ある上町の屋台を見に行こうとしたら、
こちらは早くも曳き回しの準備態勢。
早速道ばたに陣地を確保し、屋台がやってくるのを待ちます。
拍子木が鳴り、歓声とともにひときわ屋台囃子が激しさを増すと、
いよいよ曳き回しがスタートです。
こちらの上町屋台は、漆黒の漆塗りで、金の金具が付いたこれまた華やかな屋台。
周囲に取り付けられた提灯のほのかな灯りに浮かび上がる屋台は、とても荘厳です。
屋台囃子のリズムの激しさからすると、
もっと高速で曳くのかと思ったら、意外にゆったりとした動き。
ゆっくりではありましたが、あっという間に近づいて、
目の前を通り過ぎていきました。
今度は少し先回りして、先ほど見た中町屋台の方に向かいます。
そうすると、今まさに曳き回しをスタートしようとする中町屋台の背後に、
今見てきた上町屋台が近づき、ツーショットに。
そうこうしているうちに、中町屋台が曳き回しを開始し、
今度は本町屋台に近づきます。
その本町屋台、なんと中町屋台と向かい合わせに。
なんと、それほど広くない目抜き通りを、大きな屋台がすれ違おうというのです。
これは見逃せないと、早速絶好の位置に先回りして、スペースを確保しました。
そうすると、そろりそろりと近づく屋台が、ゆっくりとすれ違いを開始。
見事にぶつけることなく、すれ違いに成功です。
圧巻ですよ。
程なく、一番最初に見た上町屋台が近づき、本町屋台とすれ違います。
先ほどの中町屋台よりはずいぶん本町屋台に近づいていて、
ちょっとひやひやしたのですが、無事すれ違いに成功。
こちらはその様子を動画でも撮影してみました。
雰囲気を感じていただければ幸いです。
と言うことで、初めて見られた秩父夜祭、
大感激しました。本当に素晴らしかった。
次回はだいぶ先になりますが、是非本宮を見てみたいと思います。
ちなみに、12/3が土曜日になるのは、2016年の予定です。
まだだいぶ先だな・・・
秩父夜祭、素晴らしいですねと思った方はこちらからポチッと!
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大変申し訳ございませんが、書き込み後に送信ボタンをクリックすると、
エラー画面になってしまいます。
何度か修正を試みたのですが、原因が私の技量ではわからず、
なかなか正常な状態に戻っておらず、申し訳ございません。
エラー画面になっても、
書き込みとしては成立していることがほとんどなので、
大変申し訳ございませんが、
書き込み後はしばらく様子を見ていただければ幸いです。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
そして、不具合にめげず、励みになりますので、
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