北海道旅行紀-13「帯広・ぱんちょうの豚丼」
さて、帯広に到着し、まず向かったのは帯広名物豚丼の名店、
「ぱんちょう」です。
今では、帯広と言えば豚丼と言うほど有名になりましたが、
中でもこのぱんちょうはその草分け的な店。
帯広駅前に店を構える、有名店です。
今回、北海道に行ったら必ず食べるミッションにも入っている
このぱんちょうの豚丼。
10年ぶりに食べに行ったのですが、
店に入ったら、国際色豊かでびっくり。
日本人は、もしかして我々だけだったんじゃないでしょうか?
ずいぶん変わりましたね。
でも店も凄いもんで、英語のメニューで対応していました。
さて、この店ただひたすら豚丼しかなく、
メニューの違いは肉の枚数の違いのみ。
通常は、松竹梅とだんだんお値打ちになっていきますが、
ここはその逆で、松が一番お値打ち=肉が少ないものとなります。
嘘だかほんとだか知りませんが、
何でも、創業者が梅さんだったとか。
しかし、梅の上もあり、それが肉の数が一番多い、
華になります。
ここへ来たからには、華を食べずにはいられません。
と言うわけでやってきました、華。
蓋から肉がはみ出していますよ。
そして蓋を開けると、こんな感じです。
どど~んと肉肉肉。
やはり豚丼はこうでなきゃいけません。
ここの豚が旨いのは、網焼きで照り焼きにしていること。
いわば豚の蒲焼きです。
それが、ちゃんと蓋をされて蒸されて出てくるので、
豚の脂と、網焼きの炭の香り、そして香ばしい照り焼きタレの風味が
いい案配にごはんに移るのが、旨さの秘訣だと思います。
私の肉系、揚げ物系のどんぶりで素晴らしいと思うポイントは、
タレと蓋。
うな丼でも、ちゃんと蓋をしてきてくれないとダメ。
それは、ごはんに香りが移らないからなのです。
もちろん天丼も同様。
最近は脂ぎった天ぷらをごはんに載せて、
びしゃびしゃの天つゆをかけた妙な天丼が東京でも出てきますが
あんなのは邪道で、本来の正しい天丼は、
しっかりしたごま油の香り漂う衣をまとった天ぷらを
甘辛いタレにくぐらし、それをごはんに載せたあと
ちゃんと蓋をして蒸らすことで、
天ぷらとごはんが一体化したものです。
この辺では、追分のきどぐちさんの天丼が、この方式で、
実に素晴らしい天丼がいただけます。
店にとっては、蓋を割ってしまったり、リスクもあると思うのですが、
ちゃんと流儀を守ってくださる店、素晴らしいと思います。
次にこの豚丼をいただけるのはいつかわかりませんが、
外国の方が増えても、ちゃんと流儀を守り、
いつまでもおいしい豚丼がいただけるように、
お店のご繁盛をお祈りしたいと思います。
さあ、次は200万アクセス目指して!
今日も一つ、ポチッとお願いします。
「ぱんちょう」です。
今では、帯広と言えば豚丼と言うほど有名になりましたが、
中でもこのぱんちょうはその草分け的な店。
帯広駅前に店を構える、有名店です。
今回、北海道に行ったら必ず食べるミッションにも入っている
このぱんちょうの豚丼。
10年ぶりに食べに行ったのですが、
店に入ったら、国際色豊かでびっくり。
日本人は、もしかして我々だけだったんじゃないでしょうか?
ずいぶん変わりましたね。
でも店も凄いもんで、英語のメニューで対応していました。
さて、この店ただひたすら豚丼しかなく、
メニューの違いは肉の枚数の違いのみ。
通常は、松竹梅とだんだんお値打ちになっていきますが、
ここはその逆で、松が一番お値打ち=肉が少ないものとなります。
嘘だかほんとだか知りませんが、
何でも、創業者が梅さんだったとか。
しかし、梅の上もあり、それが肉の数が一番多い、
華になります。
ここへ来たからには、華を食べずにはいられません。
と言うわけでやってきました、華。
蓋から肉がはみ出していますよ。
そして蓋を開けると、こんな感じです。
どど~んと肉肉肉。
やはり豚丼はこうでなきゃいけません。
ここの豚が旨いのは、網焼きで照り焼きにしていること。
いわば豚の蒲焼きです。
それが、ちゃんと蓋をされて蒸されて出てくるので、
豚の脂と、網焼きの炭の香り、そして香ばしい照り焼きタレの風味が
いい案配にごはんに移るのが、旨さの秘訣だと思います。
私の肉系、揚げ物系のどんぶりで素晴らしいと思うポイントは、
タレと蓋。
うな丼でも、ちゃんと蓋をしてきてくれないとダメ。
それは、ごはんに香りが移らないからなのです。
もちろん天丼も同様。
最近は脂ぎった天ぷらをごはんに載せて、
びしゃびしゃの天つゆをかけた妙な天丼が東京でも出てきますが
あんなのは邪道で、本来の正しい天丼は、
しっかりしたごま油の香り漂う衣をまとった天ぷらを
甘辛いタレにくぐらし、それをごはんに載せたあと
ちゃんと蓋をして蒸らすことで、
天ぷらとごはんが一体化したものです。
この辺では、追分のきどぐちさんの天丼が、この方式で、
実に素晴らしい天丼がいただけます。
店にとっては、蓋を割ってしまったり、リスクもあると思うのですが、
ちゃんと流儀を守ってくださる店、素晴らしいと思います。
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外国の方が増えても、ちゃんと流儀を守り、
いつまでもおいしい豚丼がいただけるように、
お店のご繁盛をお祈りしたいと思います。
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