群馬交響楽団第538回定期演奏会

軽井沢、とっても天気が良い週末です。
今週も、我が家は基本的に家で大人しくしている週末なのですが、
朝はウグイスの声で目覚め、日中本を読んでいて
ふと外を見ると、むせかえるような緑と紺碧の空。
金曜日の夜から土曜日の朝にかけての雨で空気が入れ替わり、
ちょっとひんやりした空気ですが、
カラッとした陽気で今日行われた軽井沢ハーフマラソンは皆さん走りやすかったでしょうね。

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さて、昨日も天気が良かったのですが、
我が家は夕方から軽井沢から碓氷峠を下り、
こんな所に行っていました。

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なんだかお寺の入り口みたいな雰囲気ですが、
今回は御朱印じゃないですよ。
高崎の、群馬音楽センターです。

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この群馬音楽センターを本拠地とする、
群馬交響楽団の第538回定期演奏会があったので
行って来たのです。

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いつもは大賀ホールの春の演奏会に行くのですが、
今年は高野山に行ってしまったのと、そもそもプログラムが最悪。
軽井沢に引っ越してきてから毎年欠かさず行っていたのですが、
今年はついに行きませんでした。
ホールの規模から、出来る曲には制約があるのですが、
以前より減ったオーケストラコンサートが
このところベートーヴェンとチャイコフスキーばかり。
さすがに聴き飽きました。

それに比べると、今回の群馬交響楽団定期演奏会のプログラムは凄い。
ショスタコーヴィチの舞踊組曲「黄金時代」に交響曲第1番、
そして、バーンスタインの交響曲第2番「不安の時代」に
ウエストサイドストーリーの「シンフォニック・ダンス」と、
軽井沢ではもちろん、東京でもなかなか聴けない野心的なプログラム。

しかも、指揮者は井上道義さん。
数年前に体調を崩されましたが、流麗な指揮でオーケストラをドライブする
日本を代表する指揮者のお一人で、
ショスタコーヴィチの碩学のお一人でもあります。
これは聴かないわけには行かないと、スキーシーズンまっただ中に
チケットを予約しておきました。

今回の演奏会が楽しみだった理由がもう一つ。
アントニン・レーモンドが設計した代表的建築物の一つである
群馬音楽センターを是非見てみたかったのです。
上から三番目の写真の建物ですね。

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旧高崎城の敷地に建つ群馬音楽センターが出来たのは昭和36年。
今から半世紀以上前で、東京上野の東京文化会館と
ほぼ同じような時期に建てられた音楽ホールです。

と、さらっと書きますが、まだ戦後20年も経たず、
東京でも大ホールと言えば日比谷公会堂などしかなかった時代に、
高崎という地方都市に、これだけの音楽ホールを作ったというのは
本当に凄いこと。
ちょっと調べたら、高崎市の年間予算が7億円の時代に、市民から1億円の募金を募り、
残り2億は市の予算で支出して建設したとのこと。
だんべえ大県の群馬県というと、
公営ギャンブル勢揃いで、ちょっとがさつなイメージですが、
一方でこういう文化的な蓄積も、ほかの県に比べるとかなり先進的。
だいたい政令指定都市以外の都市にプロオーケストラがあるのは
金沢、山形、そして高崎の群馬交響楽団ぐらい。
しかも、群馬交響楽団は昭和20年創立と、3つの中では最古参で、
地方都市の取り組みとしては、如何に先進的なことかが分かります。

さて前振りが長くなりましたが、音楽ホールがあるだけでも凄いのに、
その設計者が戦後日本を代表する建築家のアントニン・レーモンド。
軽井沢でも、旧軽の聖パウロ教会や、今はタリアセンに移築されている夏の家などは
レーモンドの設計によるものですが、
その代表作の一つが、群馬音楽センターだと言われています。

館内に展示室があって、そこに模型が展示されていたのですが、
正面も独創的ながら、上から見るとさらに独創的。

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屋根の部分と壁面は紙を蛇腹状に、
三角に折ったような構造物が組み合わされています。
おそらくは内部にある大ホールを支えるためだと思うのですが、
横から見ても、建物が蛇腹状の壁で作られているのが分かります。

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背後にある高層ビルは高崎市役所ですが、
ここの展望室から見ると、建物の形状がよくわかるそうですよ。
今度行ってみよう。

背後の楕円形の高崎市役所の建物とは対照的な形状ですが、
こうして並べてみてみると、全く古さを感じない形状ですね。

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早速中に入ります。
大勢の方が居るので、なかなか写真を撮る雰囲気ではなく、
また、ホール内は撮影禁止なので、写真はないのですが、
外の形状同様、内部も非常に斬新。

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階段の手すりの部分は、丸と三角で造形されています。
そして、この階段を2階に上ると、特徴的な屋根の内部がよくわかります。

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ホール入り口には、斬新な建物に合う壁画。

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いろいろなホールに入りましたが、ここ、文化財級だと思いますよ。

さて、ホールの中は緩やかな傾斜の客席の正面に、
音楽ホールとしてはかなり横長の舞台。
外部の直線的な構造とは異なり、緩やかなカーブを描く
反響板が備え付けられており、音楽ホールとして設計されているのが
よくわかります。
こんな施設が、高崎に半世紀以上前に出来ていたことは、本当に驚き。

ただ、今の音楽ホールでは一般的なホワイエの喫茶スペースなどはなく、
自動販売機が置かれているだけ。
また、舞台袖には巨大な空調のダクトが顔をのぞかせており、
今のホールに求められる設備としては、古さは否めない感じです。

そんなこともあってか、高崎駅東口に、現在もう一つの文化ホールを建設中とか。
すごいな、高崎市。
出来上がってからは、この群馬音楽センターとの
機能の棲み分けはどうなるのか分かりませんが、
建物の基本的な部分を代えずに、是非後世に残してほしいと思います。

さて、肝心の演奏会ですが、1,932人入ると言う巨大なホールが
何とほぼ満席!
こんなことを言っては何ですが、かなりマニアックなプログラムですよ。
私はどちらも好きな曲で、我が家にもそれぞれ数枚のCDがあったり、
シンフォニックダンスは、吹奏楽に編曲されたものをかつて演奏したこともあります。
でも、どちらも頻繁に演奏される、メジャーな曲ではありません。
バーンスタインの交響曲第2番は、
今年がバーンスタインの生誕100年だと言うこともあって、
今年は結構あちこちで演奏されているそうですが、
これまではあまり演奏会で取り上げられているのを
見たことがありません。
にもかかわらず、ほぼ満席というのに驚きました。

その大観客を、ノリノリに乗せたのが指揮者の井上さん。
数年前に大病し、しばらく休養されていたのでちょっと心配でしたが、
まるで踊るかのようなエレガントで、ダイナミックな指揮は健在でした。
いずれの曲も変拍子や、不協和音、さらにはちょっとジャズっぽい、
即興演奏的なところもあり、
さらには、普段クラッシックの演奏会にはあまり登場しない
珍しい楽器、具体的にはソプラノサックスやチェレスタ、ハーモニウム、
テナーチューバなども登場することから、
もたつくところや縦の線が合わないところ、音程が怪しいところなど
プロ演奏家でも手こずったところがありありでしたが、
あるときはまるで指揮台の上でワルツを踊るかのようにリズムを刻み、
あるときは曲に合わせておしりふりふり、という
指揮者の井上道義さんの魔術にかかったのか、
なかなかダイナミックな演奏で、とても良かったです。
ちなみに、井上道義さんの公式ホームページでは、
いろいろ大変だった様子が綴られていました・・・
ルームサービスがあるホテルが、高崎にはない!とか。
確かに、シティホテルはほとんどないですからね。
メトロポリタンもルームサービスはやっていないでしょうし。
どうせならホテルは、軽井沢にお泊まりいただければ良かったのに・・・
新幹線で、高崎から15分ですよ。
でも、シンフォニックダンスの際には衣装を着替え、
白のタキシードで登場する井上さんはさすが。
2,000人近いグンマーをノリノリに乗せて、大盛り上がりのうちに終演となりました。
本当に滅多に生演奏では聴けない曲を聴くことが出来て
本当によい一日でした。

群馬交響楽団、正直そんなに上手なオーケストラではないけれど、
いろいろチャレンジされている感じが素晴らしい。
今年も、9月の定期演奏会ではエルガーのオラトリオ「神の国」や、
11月の定期演奏会では千住明のオペラ「滝の白糸」など、
珍しいプログラムが目白押し。
最近大賀ホールは、本当につまらない演奏会が多いので、
群響の積極的なプログラムはそそられます。
定期公演の会員になっちゃおうかな?

しかし、いろいろ書いたら、長いな、今日・・・
最後までお読みいただいて、ありがとうございました。


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京都に来たら、やっぱり湯豆腐

さて、午前中たっぷりと京都の寺参りをして、
腹が減ったところでMKの観光タクシーさんに案内いただいたのは、こちら。

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哲学の道から少し入ったところにある、湯豆腐の「㐂さ起」さんです。
お昼もご案内しますよ、とMKの運転手さんに言われて、
「軽めに」とお願いしたところ、そばの本場信州から来て、
そばはないだろうと、ご案内いただいたようです。
さすがは天下のMKタクシーさん。さすがです。

しかし、こんな所、連れてきてもらわないと絶対知らない。
しかも、車が入ってよいか迷うくらいの細い道で行くので、
自分の運転だったら絶対にたどり着けなかったと思います。
入り口の看板こそ、今時の外国人対応でいろんなPOPが掲示されていますが、
みどり豊かな鹿ヶ谷の麓にあり、しっとりとした日本家屋は
これぞ京都の料理屋さんといった感じです。
なかなか良いところにご案内いただきました。

しかし、京都の老舗然としたこのたたずまいで、
きっとお高いのでは、と思ったのですが、
一番お手軽な湯豆腐コースは2100円と京都にしては手頃。
湯豆腐のほか、ごま豆腐、ゆばと野菜の天ぷらなどが付くそうです。

まずは、お通し代わりに運ばれたごま豆腐で
冷たいビールを一杯。自分で運転しないと、こんな楽しみもあります。

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そして、大きな土鍋で湯豆腐が運ばれてきました。

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普段我が家で食べるのは豆の風味が強い木綿豆腐が多いのですが、
京都はきめが細やかながら、決して煮崩れない絹ごし豆腐。
水っぽく、箸で食べるには一苦労するスーパーの絹ごし豆腐とは
全く異なる、豆の風味がしっかり残る旨い豆腐です。
この後、ゆばと野菜の精進揚げ。

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あとは、ご飯と赤だしが出ます。

正直、京都のそばはつゆの味が全く好みと合わず、嫌いなので、
湯豆腐屋さんにご案内いただいてありがたかったです。
しかし、四人前でかなりの豆腐の量。
これだけでしっかり腹一杯になりました。

さあ、腹一杯になったところで、日蓮宗の本山めぐり再開。
お次は残る七大本山の一つ、本圀寺に向かいます。


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茶道の町と相国寺

さて話は戻って、連休中の旅行の話。
初回のタイトルに「高野山に行って来た」としたのですが、
まだまだなかなか高野山にはたどり着きません。
初日に寄った、京都が盛りだくさんなのです。

京都について、まずは二条城に行き、
そのあと日蓮宗の本山めぐりに出かけたところまでご紹介したのですが、
2ヵ寺目の本法寺と妙顕寺は歩いてもすぐなので、
京都の路地を、歩いて向かいました。
その、本法寺の山門を出ると、
向かい側にお寺さんより立派な門が。

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大きな日の丸が掲揚されているのは、この日が憲法記念日だったからだと思いますが、
それにしても見事な門です。
実はこちら、茶道の三千家の一つ、表千家の不審菴でした。
うっかり写真は撮らなかったのですが、
隣には裏千家の今日庵。
なるほど、隣り合っていて場所が「表」と「裏」なのですね。
念のため、あとから調べたら、やはりそうらしいです。

しかし、この表裏両千家が面する通りが素晴らしい。

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細い道ながら、小川通りと名前が付いているそうですが、
元はといえば、豊臣秀吉の街割により出来た通りとか。
さすがは京都。歴史の重みが違います。
しかし、歴史もさることながら、何と雰囲気がよい。
しかも、観光地ではないためゴールデンウィーク中だというのにとても静か。
歩く人もごくわずかです。

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さすがは両千家がある茶道の町らしく、所々に茶道具を扱う店や
和菓子屋さんなどがあります。

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お寺も観光寺院ではないので、ゆっくり静かに参拝できたのですが、
わーわーきゃーきゃーと観光客が練り歩く、ネズミーランド(大嫌い)並の
清水寺付近などと異なり、つかの間の静かな古都散策が出来てよかったです。

このあと既にご紹介した妙顕寺に参拝し、
そこからは車で、それほど遠くない場所にあるこちらの寺へ。

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京都五山の筆頭、臨済宗の相国寺です。
普段は非公開なのですが、この時期は公開中の法堂を拝観したくて
参拝してみました。

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この相国寺の法堂で有名なのが、天井の狩野光信筆の蟠龍図。
鳴竜としても知られています。
この時期は、参拝後実際に手をたたかせていただくのですが
巨大な法堂が振動するような響きを感じることが出来ます。
高岡にある瑞龍寺の法堂と同様、
フラットな堂内にそびえ立つように仏様を祀る須弥壇があります。
簡素なのですが、咳払いをするのもはばかられるような静謐さは
禅宗寺院ならではです。

最初にご紹介した神殿風の建物は、方丈でこちらも通常は非公開。
こちらの建物裏側には、見事な裏方丈庭園があります。

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江戸時代後期に作庭されたものだそうですが、
基本的には枯山水の庭園なものながら、
実際に川が流れているかのように深い谷が刻まれており、
京都市内のフラットな地形なのに、まるで傾斜地の庭園かのように
錯覚するダイナミックな作りになっています。
春と秋の特別公開時に見られるそうで、秋の紅葉が見事だそうなのですが
春も若葉が美しく、非常に綺麗でした。

この後は、これも行きたかった境内にある承天閣美術館へ。

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この相国寺は多くの塔頭寺院があり、金閣、銀閣もいずれも相国寺の塔頭寺院。
これらの寺院に伝わる名画、名宝の数々がこの美術館で展示されています。
この日も伊藤若冲の鹿苑寺大書院障壁画などをゆっくり鑑賞してきました。

最後に、方丈で相国寺の御朱印を。

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御朱印も、達筆ながら禅宗寺院らしいシンプルな御朱印です。

ここまで二条城と日蓮宗本山3ヵ寺、そして相国寺と承天閣美術館を拝観。
そろそろ腹が減ってきた時間です。
さて何を食べるか・・・
正直、京都名物のこってりラーメンでもよいか、と思っていたのですが、
さすがはMK観光タクシー。ぬかりなくよさげな場所にご案内いただきました。
続きはまた明日。


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軽井沢に、本屋さんが帰ってくる

待ちに待った、本屋さんが軽井沢に戻ってきます。

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惜しまれつつ閉店した、旧平安堂の跡地に、
明日5/18、その名も「軽井沢書店」がオープンします。
今朝、軽井沢駅にも上のような電飾看板が取り付けられていました。
国道沿いなので、車を駐めて写真を撮ったりは出来なかったのですが、
今日はプレオープンの内見会が開かれていたそうです。
店内には書籍はもちろん、カフェスペースもあるそうで、
ゆっくりくつろぎながら本を選べそうですよ。

平安堂が閉店したのは確か2015年。
私が最後に買ったのは、池波正太郎の真田太平記の文庫本全冊でした。
それ以来、読みたい本がある度に佐久の平安堂に入ったり、
会社の帰りに東京駅前の丸善に寄ったり。
でも、時間ぎりぎりで買いに行くため、
本屋さんの醍醐味、店内をぶらぶら歩いて、
思わぬ本を手にとってちょろっと読んだら面白そうなので買ってくる・・・
そんな「セレンディピティ」な本との出会いは、
ちょっとご無沙汰になっていました。

待ちに待った本屋さん、この週末は早速のぞいてみたいと思います。
相変わらず駐車場が狭いので、デリシアの駐車場を使ってよいのかな?

ゴールデンウィーク中の京都・高野山旅行紀の続きは、またあした。


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京都の日蓮宗本山めぐり

昨日の続きです。
二条城の次は、いよいよ京都の日蓮宗本山めぐりへ。
日蓮宗の寺院は、日蓮聖人が生まれた千葉県や
総本山を開き、墓所がある山梨県、
度重なる法難で流された伊豆や佐渡、
そして、もちろん東京にも多いのですが、
西日本ではダントツに多いのが京都。

総本山身延山久遠寺の次に七大本山というのがあり、
千葉の小湊・誕生寺、清澄寺、市川・中山の法華経寺、東京・池上の本門寺、
静岡・富士の北山本門寺の5ヵ寺が関東・静岡にあるのですが、
そして残り二つの本圀寺、妙顕寺はいずれも京都にあります。
なので、大本山としては、千葉に次ぐ大勢力。

既に関東・静岡にある5ヵ寺はすべて参拝済みなので、
残る2ヵ寺をせっかく関西に出かけたこの機会に参拝しようという魂胆です。
さらに、大本山の二ヵ寺だけではなく、京都八本山というのがあり、
本圀寺、妙顕寺のほかに、妙覚寺、本法寺、頂妙寺、妙傳寺、立本寺、本満寺があります。
あわよくば、これをすべて回ってみようと野心的な企画を立てました。

千年の古都は、今や海外からもインバウンドが大勢訪れる、世界の古都。
しかし、その最大の弱点は、あまたある名所旧跡を巡る市内の交通機関が
ほぼバスしかないこと。
碁盤の目の京都ですが、その碁盤の目を縦横に走るバスは
バス停の位置や乗り換えなどが事前に調べてもなかなか難しく、
老親と一緒に移動するには少しハードルが高い。
ということで、少しでも多くの寺を廻ろうと、MKの観光タクシーをチャーターしたのですが、
こうした観光寺院ではない鄙びた寺院を廻るのにはうってつけ。
京都の狭い路地も、迷わず抜けて、二条城から程なく
最初の目的地である妙覚寺に到着しました。

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この妙覚寺、戦国時代にはかの織田信長の定宿だったといわれる寺院。
今でこそ、京都のほかの大寺院から比べるとこぢんまりとした(でも大きい)寺域ですが、
かつては今とは別の場所に、広大な寺域を持っていたそうです。
普段は妙覚寺に泊まるのに、たまたま本能寺に泊まった際に
かの有名な本能寺の変が起きたそうです。
もしこの妙覚寺に織田信長が宿泊していたら、日本の歴史が変わっていたかも知れませんね。

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この妙覚寺がある堀川寺ノ内エリアには、日蓮宗の大寺院が集結。
そこからほどない位置に、次の目的地、本法寺があります。

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こちらは立派な山門が。

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その山門をくぐると、立派な多宝塔。

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本堂前には、江戸時代のマルチ芸術家、本阿弥光悦の像が建っています。

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先の妙覚寺が織田信長の宿所ならば、こちらは本阿弥家の菩提寺。
なので、境内には本阿弥光悦作の「巴の庭」という味わい深い庭が残されています。

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よく手入れされていて、古さを感じさせません。

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そして、苔庭の中心には蓮池が。

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注目はその左に置かれた丸い敷石。
実はこの丸い石は真ん中で一直線に切れ目が入っています。
何かお気づきですか?
そう、丸の真ん中に一本線が入り、「日」と読めますね。
で、「蓮」の池ということは・・・そうなんです「日蓮」と読めますね。
なかなかやるなぁ、本阿弥光悦。

さらにこの本法寺には長谷川等伯も一時身を寄せていたことがあり、
そのときに書いた巨大な涅槃図が残されています。
レプリカが展示されていたので、拝観できたのですが、
それはそれは見事。毎年春先に公開しているそうなので、是非ホンモノを見てみたい
素晴らしい涅槃図でした。

本法寺をあとに、歩いてこれまたすぐ近くにある大本山妙顕寺に。

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こちらは先ほどご紹介した、日蓮宗七大本山の一つ。
今までの二ヵ寺も立派でしたが、こちらはさらに後醍醐天皇の勅願寺ということで
山門に菊のご紋が付いた看板が掲げられています。
そして、ここは聚楽第が完成するまでかの関白秀吉の宿所だったそうです。
場所は今のところではなかったようですが。
そしてその秀吉の命により、現在地に移転したそうです。

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この妙顕寺は、鎌倉時代後期に京都で初めての日蓮宗寺院として
日蓮聖人の孫弟子に当たる日像上人により開かれた寺。
京都でも迫害に遭いつつ世の中(四海)に布教(唱導)したと言うことで
四海唱導の寺とも言われています。

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3ヵ寺とも、京都の中心部にありながら観光客の姿は少なく
落ち着いて参拝できます。
そして、それぞれ庫裡でお願いして御首題をいただきました。

上から参拝順に、妙覚寺。

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こちらは、若いお上人様に書いていただいたものです。
今回京都の日蓮宗寺院を廻るつもりと申し上げたら、
とても褒めていただきました。
お次は本法寺。

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この本法寺、書院の改装中で、本来は拝観できなかったそうなのですが、
我が家は日蓮宗で、長野から参拝に来たことをお伝えすると、
ありがたいことに拝観させていただきました。
御首題に「なべかむり日親」とありますが、
迫害に遭い、熱い鉄鍋をかぶらされても布教を止めなかった開祖日親上人のことだそうです。

そして最後は、ずっと頂きたかった妙顕寺の御首題。

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独特の、揺れるような書体のお題目は、
「波ゆり題目」と呼ばれ、開祖日像上人が京都に不況に来る前に、
鎌倉の由比ヶ浜で布教が上手くいくように百か日に渡り海中で祈願したところ、
その最終日に海に描いたお題目が、波に揺れるように金色に輝いて見えたといういわれから、
今のような独創的な御首題になったそうです。

ここまでわずか1時間あまり。これならあちこち予定通り参拝できそうです。
お次も日蓮宗、ではなくて、日蓮宗寺院は少しお休みして、
京都で最大級の非公開寺院が公開中なので、
そこに行ってみることにしました。
続きはまた明日。


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高野山に行って来た-1 まずは京都へ

早いもので、5月も半分が終わってしまいました。
ぼやぼやしていると、すぐに6月になってしまうので、
先日の連休旅行を少しまとめたいと思います。

どこに行ったかというと、最終目的地は高野山。
実は昨年の11月末に行く予定にしていたのですが、
10月末の台風で高野山への足、南海高野線が不通に。
すぐに回復するのかと思っていたら、地滑りがあったと言うことで
11月予定していた時期には復旧せず、あきらめていたのです。
いろいろ調べると、軽井沢からだとやはり2泊ではきつい。
とはいえ、仕事があるので、なかなか長期の休みは取れません。
今回のゴールデンウィークを置いてほかにはないと、
ダメ元で宿の予約だけは入れていたのです。
幸い、南海高野線は4月末に運転を再開。
無事予定通り行くことが出来たというわけです。

今回、私のゴールデンウィークの予定は暦通り。
なので、5月2日は軽井沢に帰らず、東京の実家に行き、
そこから両親ともども早朝の新幹線で出かけることにしました。

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東海道新幹線に乗るのは、品川駅から。
実はうちの実家から東京駅は、何度も乗り換えが必要で、
とても不便なのです。
品川までは1本で行かれるので、とても便利。

しかし、さすがはゴールデンウィーク後半の初日、
早朝だというのに、品川駅はもの凄い混雑です。

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お気づきでした、朝6時台ですよ、まだ!
それでも自由席は既に東京駅で満員で、品川駅から乗車の方は
デッキや通路をご利用くださいと案内されていました。
北陸新幹線よりも長い16両編成で、しかも5分おきに来ると言うのに、
やはり東海道新幹線の輸送量は半端ではありません。
早くリニアが出来るとよいですね。

さて、新幹線に揺られること約2時間、
到着したのはこちらです。

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あれ、高野山じゃない。

そうなんです、せっかく関西くんだりまで来たからには、
京都も行ってみたい、というわけで、
京都駅からMKタクシーをチャーターし、
母が行ったことがないという世界遺産二条城に行ってみました。

開館直後なので、まだ空いています。
豪壮な二の丸御殿の入り口、唐門もゆっくり観察できます。

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今回、MKタクシーの運転手の方が、観光ガイドをしていただけたので、
二の丸御殿内も、普段は気づかないところまでいろいろ説明していただき、
効率よく内部を廻ることが出来ました。

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しかし、さすがは京都。インバウンドだらけです。

この日、東京を出かけるときは大雨だったのですが、
西に行くほど雨は小降りとなり、
京都に着いたときは時折晴れ間も覗く天気。
日頃の行いがよいと、こうなります。なんちゃって。

二条城の見所は、広壮な御殿だけではなくて庭園も。

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広々とした二条城にふさわしい、スケールの大きな庭です。
そして、若葉が何と瑞々しい。

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これで雨が残っていたら、こうはいかなかったと思います。
京都も、この後になると盆地なので暑い。
夏など、外は歩けません。
ちょうどよい時期に行くことが出来ました。

さて、二条城のあとはどちらへ?
なのですが、天の邪鬼な我が家、決して金閣や銀閣に行ったりしません。
この後は、MKタクシーに案内していただき、
日蓮宗京都本山めぐりに行きました。
長くなるので、続きはまた明日。


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ヤマツツジが咲き始めました

先日もご紹介しましたが、今年はツツジ系が当たり年かな?
見ごろをすぎたミツバツツジ、白ミツバツツジに続いて、
ヤマツツジが咲き始めました。
こちらは3本あり、毎年どれか一本咲かないのですが、
今年は見事に3本とも沢山の花芽が。

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この写真は土曜日に撮ったのですが、
開花が遅れていた右の方も、今日の暖かさで花開いたようです。
今週いっぱいぐらいはファイアオレンジの花を楽しめそうですよ。

そして、我が家の玄関に通ずる小道もずいぶんいろいろ茂ってきました。

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ムラサキシキブの足元には、今年も一段とひろがったツルハナシノブ
ただいま開花準備中。

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今週末には淡い紫色の花がたくさん咲くと思います。
その合間にはすでにティアレラが開花中。

また、これも買って来てから虫に食われてなかなか花芽が付かなかった
オオデマリも今年は沢山花芽が付きました。

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ギボウシもだいぶ大きくなり、だいぶ元の庭が戻ってきました。
あとは芝生の手入れだな・・・
梅雨入り前には、頑張ってやりたいと思います。


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あのプリン屋さんはどこ行った?

昨日は良い天気だったのですが、今日は朝からどんより曇り空。
そして、昼前ぐらいからぽつぽつ雨が降り始め、
午後には結構強い雨になりました。
昨日も書きましたが、なんだかつゆが前倒しできてしまったようで、嫌な感じ。
でも、本当に久し振りに、ツルヤにも行かず、家から一歩も出ない一日となりました。
おかげで、家の掃除や衣替えがはかどりました。
家から一歩も出なかったの、いつ以来だろう?

さて、天気が良かった昨日はちょっと出かけて気づいたのですが、
軽井沢駅前に昨年出来た、プリン屋さんのスイーツランベルセさん。
元々女街道沿いの、72ゴルフ北コース近くにあったのですが、
いつの間にか本店は北軽井沢に移転し、
しばらくは千ヶ滝温泉の入り口で小さなショップを営業していました。
トンボの湯まではよく行くのですが、
そこから少し入るのがおっくうで、だいぶご無沙汰していたのが、
軽井沢の駅前に出来て、これは便利だと、
何度か利用していたのですが、スキーシーズンの始まりとともに、
少し足が遠のいていました。

久し振りに、プリンを買おうかと行ったら、ない!

20180512-2.jpg

毎日その前は通っていたはずなのですが、
朝は早いし、夜はもう閉まっている時間だし。
ちょうど駅に向かうときは交番の前の横断歩道があり、
結構注意する場所なので、
閉まっていたの、全然気づきませんでした。
一体どうしたのか、と思ってホームページを検索したら、
人手不足で、4/1に閉店したそうです。
残念!

サービス業の町、軽井沢は深刻な労務難だと聞いたことがあるのですが、
本当なんですね。
確かに、チラシで入ってくるパートやアルバイト募集の時給単価も、
結構高くてびっくりしたことがあります。

幸い、北軽井沢の本店は通常通り営業されているそうなので、
時間があったら買いに行きたいと思います・・・が、
ちょっと遠いのですよね。
なんとかいろいろ改善して、また軽井沢にお店を出していただけると良いのですが。


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長野県北部で震度5弱でしたが、軽井沢はそれほどでも

今朝はびっくりしましたね。
今週は大旅行に行ったあとそのまま月初の一週間が始まり、
連日帰りが遅くて飲み会も続いたので、今朝は本当に久し振りにゆっくり寝て、
ゆっくり朝食を食べて、部屋の片付けをしはじめたところでした。
突然の、緊急地震速報。

20180512-1.jpg

テレビとスマホ3台がワンワンと警報が鳴り始めると同時に
ドシッと言う振動とともに、少しゆさゆさと揺れました。
軽井沢は震度2だったそうですが、
震源地に近い長野市の信州新町や小川村、大町市などは
震度5弱。
4年前の、白馬神城断層地震とほぼ同じ震源だったそうですが、
普段、地震があってもあまり揺れない軽井沢なので、
ちょっとびっくりしました。

もちろん軽井沢には被害はなく、
震源地付近でも一部道路で土砂崩れがあったぐらいの被害で、
家屋や人的被害などはなかったようで、本当によかったです。

このところ、日本全国で細かな地震が発生し、
九州では霧島連山が相次いで噴火。
海外に目をやれば、ハワイのキラウェア火山や
インドネシアの火山などの活動が活発になっているようです。
ここ数日は、長野県中部で微少な地震が続いていたので
気にはなっていたのですが、まさか今日こんなに大きな地震が起きるとは。
やはり、日頃から用心と備えはしておかないとまずいですね。
今日は、カップラーメンなどの在庫が少なくなっていたので、
少し買い足しておきました。
しばらく、常用する薬などはある程度予備を持って会社に行きたいと思います。


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佐久・みはらしの湯の人工炭酸泉

1週間が終わりました。
この1週間、何がつらかったって、温泉に行かれなかったこと。
旅行に行きましたが、今回は温泉地ではなかったので、
普通の沸かした風呂だけ。
やはり、温泉に入りつけていると、何かが物足りない。
この週末は、しっかり温泉で身体を緩めたいと思います。

とはいえ、普通の沸かした風呂も、侮れないところもあります。
それがこちら。

20180501-5.jpg

佐久平の、みはらしの湯です。

このゴールデンウィークも、多くの人で賑わっていたみはらしの湯
開業1周年をすぎでも相変わらず大人気ですが、
え、普通の沸かした風呂って、温泉じゃないの?
と思った方もおられるかも知れませんね。

はい、ここはほとんどの湯が温泉ではありません。
温泉なのは、露天風呂の屋根をかけた浴槽だけだそうです。
で、内湯はすべて沸かし湯。
なのですが、ここの素晴らしいのは人工炭酸泉。
入浴すると、肌に炭酸の気泡がたくさん付くこの人工炭酸泉、
ホンモノの炭酸泉である二本木の湯や、山梨の旭温泉に比べても
遜色がない、本当によい湯です。
少しぬるめではあるのですが、ゆっくり浸かっていると
肩や足のコリがほぐれてきて、身体の芯からじんわりと温まってくるのが分かります。

私はこの人工炭酸泉と、外の天然温泉の露天風呂をかわりばんこに入るのですが、
代謝が上がった感じがして、風呂上がりは滝汗に。
また、露天風呂は少し熱めなのも良い感じ。
いまやこの界隈では一番よく行くところになってしまいました。

ここは高台にあるのでその名の通り見晴らしもよく、
今の時期は佐久平の新緑を眺めてもよし、
夕方ならダイナミックな北アルプスに沈む夕日を眺めるもよしです。

20180501-6.jpg

さらに、レストランもなかなか旨いらしい。
ここはまだ試したことがないので、
機会があったら試してみたいと思います。


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プロフィール

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Author:svetla
出身:東京都
現住所:長野県北佐久郡軽井沢町
将来家を建てるならばログハウスと、以前から夢見ていましたが、2007年2月に念願かない、軽井沢のとある森の中にログハウスを建て東京から移住しました。夢を実現した文字通りの「ドリームハウス」から、東京まで新幹線通勤中。自然に囲まれた森の中で、楽しい軽井沢生活実践中です。

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