軽井沢春の音楽祭、今年もバッティストーニは凄かった

いよいよ連休も後半戦がスタート。
前半戦は比較的空いていた感がある軽井沢ですが、
やはり後半戦はどどっと人がやってきました。
町内の道路は、どこももの凄い混雑でした。

そんな混雑する道路を裏道を駆使して抜けて、
こちらに向かいました。

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目指すは矢ヶ崎公園の軽井沢大賀ホール

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今日は毎年恒例の軽井沢春の音楽祭
お待ちかねのバッティストーニ、東京フィルが登場するのです。

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昨年の春の音楽祭で初めて実演を聞いたバッティストーニ
とにかく壮絶な演奏で、大賀ホールを熱狂の渦に巻き込みました。
昨年のメインはチャイコフスキーの交響曲第5番でしたが、
今年はさらに濃厚なチャイコフスキーの交響曲第4番。
しかも、前プロにヴェルディの運命の力序曲、中プロは小山実稚恵さんのピアノで、
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
そして、メインチャイコフスキーの交響曲第4番という
超ハイカロリーなプログラムです。

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パワーあふれる指揮者のバッティストーニはともかく、
オーケストラの体力が持つのか、そちらが心配なほどです。

しかし、事前のそんな危惧は不要でした。
昨年見たときより、さらに体格もパワーアップしたような
バッティストーニは、挨拶もそこそこに前プロの運命の力からスタート。
冒頭のトランペットのユニゾンから、リミッターなしのパワー全開で、
ぐいぐいと加速していきます。
規模が小さな大賀ホールでは、何となく控えめに演奏する人が多い中で、
そんなことはお構いなしに相変わらずデュナーミクの大きな
ダイナミックな演奏を繰り広げます。
早くも一曲目からブラヴォーの嵐です。

そして、曲目のチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番に使われる
スタインウェイのグランドピアノは、大賀典雄、緑夫妻愛用のものだそうで、
一昨年、未亡人の緑夫人から大賀ホールに寄贈されたものだそうです。
この日は、大賀緑氏のお姿も、ホールでお見かけしました。

私のチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の愛聴盤は、
エミール・ギレリスのピアノ、ムラヴィンスキー、レニングラードフィルのものか、
中村紘子のピアノ、スヴェトラーノフ、ソビエト国立響のもので、
いずれもピアニストの指先から血潮が飛び散るのではないかという
壮絶な演奏なのですが、
それに比べると、第1楽章は意外に控えめな演奏。
もちろん、冒頭のホルンの強奏は予想通りで、
超絶技巧を駆使した、豪華絢爛な曲ならではの華麗な演奏ではありますが、
予想よりは、抑えめかなという感じでした。

ところが、2楽章は一変、ロシア民謡風の主題をたっぷりと歌わせる
実に濃厚な演奏。これはロシア勢の演奏も、ドルチェたっぷりな演奏なのですが、
それにも負けず劣らずの、甘さたっぷりな情感あふれる演奏でした。

そして第3楽章。これは、恐らく、バッティストーニ流を突き通した感じで、
疾風怒濤の、音の乱舞。2曲目でおなかいっぱいになりそうな、
すさまじい演奏でした。

休憩を挟んで、いよいよチャイコフスキーの交響曲第4番。
もうこれはバッティストーニ流全開。
緩急自在、強弱自在の実にスケールが大きな演奏で、
第1楽章はまさしく音響の洪水。
四方八方から、巨大な音の塊が迫ってくる演奏は、
大賀ホールでは未体験の、実にスリリングな演奏でした。

2楽章はしっとりと仕上げたあと、ピチカートで奏される3楽章は、
ロシア勢の演奏のように、目にもとまらぬ早さでやるかと思いきや、
意外やゆったり目のテンポで。
しかし、途中からぐいぐいとテンポを上げ、クライマックスでは再び疾風怒濤の演奏に。
そのまま突っ切るかと思いきや、今度はまたテンポを緩め、
軽やかに次の4楽章に続きます。

そして、4楽章は、想像通り、バッティストーニの独壇場。
めくるめくテンポと、音量の振幅の大きな演奏で、
強奏部では金管楽器はフルスロットル。
最後はあおりまくって、ティンパニの強打一発で幕を下ろしました。

東フィルホルン奏者の方々が、42.195㎞を走り終えた選手か、
御柱の木落しをやり終えた氏子の方かという、
笑顔のガッツポーズをしていたのが、実に印象的でした。
オケの方も、かなりやり終えた充実感があったのでしょうね。
いやいや、今年も本当に凄い演奏でした。

こうなったら、バッティストーニさん、来春も是非軽井沢へ。
次は、三大交響曲の締めで、チャイコフスキーの悲愴かな。
レスピーギも凄そうなので、シバの女王ベルキスでも良いですが。
いずれにしても、お待ちしています。
大賀ホールの方がこのブログを見ていたら、
是非招聘よろしくお願いします。


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No title

バティストーニに、大人気ですね。私は東フィル サントリーホールの定期会員になっているので、何度か聴きましたが、素晴らしいと思います。

Re: No title

私もすっかりはまってしまいました。東京の公演も行ってみたいのですが、帰りのことを考えると、なかなか難しく。来年も軽井沢に来てくれることを祈っています。
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svetla

Author:svetla
出身:東京都
現住所:長野県北佐久郡軽井沢町
将来家を建てるならばログハウスと、以前から夢見ていましたが、2007年2月に念願かない、軽井沢のとある森の中に、ログハウスが完成。夢を実現した文 字通りの「ドリームハウス」で、楽しい軽井沢生活実践中です。

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