もう一つの真田丸の舞台、沼田城へ
さて、真田丸ブームに沸く信州・東信地方ですが、
夏休みに入り、人出が一段と増えているようで、
先日ちょろっと通った上田城周辺など、すごい人出。
いよいよこれからドラマも佳境に入るので、
ますます盛り上がるのでしょうね。
そんな真田丸にあやかろうとしているのは、ここ信州だけではありません。
何度かこのブログでも、ご紹介していますが、
昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」のあやかり商法が不発に終わった
お隣上州群馬県も、大変な鼻息で、真田丸ブームに乗っかってきています。
池波正太郎の「真田太平記」では、岩櫃城を始め、
北条氏との沼田城・名胡桃城を巡る攻防などがかなり丁寧に描かれますが、
割とざっくりと話が整理されている真田丸では、
今まで群馬はあまり登場していません。
ただ、先週でいよいよ秀吉もなくなり、
これから関ヶ原の戦いに向けて、いよいよ犬伏の別れなどが描かれるものと思われます。
となると、沼田城で、孫に会いに来たという真田昌幸を、
小松姫が追い返したという故事も紹介されるはず。
ということで、その沼田城を、見に行ってきました。
軽井沢からは、国道146号を北上し、長野原へ。
そこから国道145号を中之条、高山村経由で沼田へ向かいます。
もちろん、上信越道経由の方が時間的には早いかも知れませんが、
混雑なしで行かれるのは大きい。
混むところは全くなく、信号も少ないので、ちょうど良いドライブコースです。
さて、先日のブラタモリでも取り上げられていた沼田ですが、
その最大の特徴は、利根川と片品川が作り出す河岸段丘。
日本最大規模と言われていますが、
その河岸段丘のまさに突端に、沼田城跡はあります。
今は、緑豊かな公園に。
しかし、かつてはこのような五層の天守がそびえる、
関東でも有数の城だったようです。
実際、城跡から見下ろす沼田駅はこんな感じ。
上田も千曲川の河岸段丘上にありますが、
規模が違う感じ。
城のある段丘上のまわりは南も北も断崖絶壁、
そして、唯一断崖になっていない東側は、
日光白根山に続く険しい山が控えているので、
これは確かに、上田城をもしのぐ、
難攻不落の城だったに違いありません。
とにかく高台にあるので、見晴らしは抜群。
上の写真ではよくわかりませんが、うっすらと谷川岳の姿も。
雲がかかっているのが谷川岳(のはず)です。
そして、名胡桃城跡はこの方向。
真ん中を流れるのは利根川ですが、
その両岸の高台で、真田と北条が覇を競ったのでしょう。
公園内に、かつて城だったことをあらわすものはあまり残っていませんが、
少しだけ、石垣や堀の跡が残っていました。
このあたりは、櫓などが復原されている上田城とは
ちょっと違った感じです。
駐車場にいた、公園の管理の方かな?が、
うちの車のナンバーを見て、なんだわざわざ本場から見に来たの?
こっちは何もないのに・・・などと言っていましたが、
それはそれで、なかなか面白い城跡でした。
まだ軽井沢で夏休みを過ごされている方は、
ちょっと足を伸ばしてぜひ行ってみてください。
沼田情報、もう少し続きます。
次の目標、250万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッと、よろしくお願いいたします!
夏休みに入り、人出が一段と増えているようで、
先日ちょろっと通った上田城周辺など、すごい人出。
いよいよこれからドラマも佳境に入るので、
ますます盛り上がるのでしょうね。
そんな真田丸にあやかろうとしているのは、ここ信州だけではありません。
何度かこのブログでも、ご紹介していますが、
昨年の大河ドラマ「花燃ゆ」のあやかり商法が不発に終わった
お隣上州群馬県も、大変な鼻息で、真田丸ブームに乗っかってきています。
池波正太郎の「真田太平記」では、岩櫃城を始め、
北条氏との沼田城・名胡桃城を巡る攻防などがかなり丁寧に描かれますが、
割とざっくりと話が整理されている真田丸では、
今まで群馬はあまり登場していません。
ただ、先週でいよいよ秀吉もなくなり、
これから関ヶ原の戦いに向けて、いよいよ犬伏の別れなどが描かれるものと思われます。
となると、沼田城で、孫に会いに来たという真田昌幸を、
小松姫が追い返したという故事も紹介されるはず。
ということで、その沼田城を、見に行ってきました。
軽井沢からは、国道146号を北上し、長野原へ。
そこから国道145号を中之条、高山村経由で沼田へ向かいます。
もちろん、上信越道経由の方が時間的には早いかも知れませんが、
混雑なしで行かれるのは大きい。
混むところは全くなく、信号も少ないので、ちょうど良いドライブコースです。
さて、先日のブラタモリでも取り上げられていた沼田ですが、
その最大の特徴は、利根川と片品川が作り出す河岸段丘。
日本最大規模と言われていますが、
その河岸段丘のまさに突端に、沼田城跡はあります。
今は、緑豊かな公園に。
しかし、かつてはこのような五層の天守がそびえる、
関東でも有数の城だったようです。
実際、城跡から見下ろす沼田駅はこんな感じ。
上田も千曲川の河岸段丘上にありますが、
規模が違う感じ。
城のある段丘上のまわりは南も北も断崖絶壁、
そして、唯一断崖になっていない東側は、
日光白根山に続く険しい山が控えているので、
これは確かに、上田城をもしのぐ、
難攻不落の城だったに違いありません。
とにかく高台にあるので、見晴らしは抜群。
上の写真ではよくわかりませんが、うっすらと谷川岳の姿も。
雲がかかっているのが谷川岳(のはず)です。
そして、名胡桃城跡はこの方向。
真ん中を流れるのは利根川ですが、
その両岸の高台で、真田と北条が覇を競ったのでしょう。
公園内に、かつて城だったことをあらわすものはあまり残っていませんが、
少しだけ、石垣や堀の跡が残っていました。
このあたりは、櫓などが復原されている上田城とは
ちょっと違った感じです。
駐車場にいた、公園の管理の方かな?が、
うちの車のナンバーを見て、なんだわざわざ本場から見に来たの?
こっちは何もないのに・・・などと言っていましたが、
それはそれで、なかなか面白い城跡でした。
まだ軽井沢で夏休みを過ごされている方は、
ちょっと足を伸ばしてぜひ行ってみてください。
沼田情報、もう少し続きます。
次の目標、250万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッと、よろしくお願いいたします!
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