無言になるうどん屋
先日御開帳の帰り、以前から気になっていたうどん屋に
行ってみました。
けろけろキッチンの店主、ぽんきちさんに教えていただいた
「うどん処 とく助」です。
今年の正月、善光寺に行った際にも行ってみようと思っていたのですが、
残念ながら営業時間が終了。善光寺近くで見つけた
讃岐うどん屋に行ってしまったのでした。
今回は時間もちょうど正午を少し回ったぐらい。
県庁の近くなので、県庁の方が昼ご飯に来て混んでいるかと
少し心配にはなりましたが、
思いきっていってみました。
・・・・しまった、店の写真を取り忘れた(涙)
店は県庁すぐ脇の道を入ったところにあります。
中に入ると、はたして県庁の方とおぼしきお客さんで一杯。
しかしちょうど一卓空いていて、
無事はいることが出来ました。
メニューはこんな感じ。
この裏に温かいうどんも各種あります。
基本的には初めての店では麺の味がよくわかる
冷たいうどんをいただくことにしているので、
「本当に噛み応えがあるよ」というぽんきちさんのご忠告にも耳を貸さず
私は果敢にざるうどんにチャレンジしました。
うどんは基本的には打ってからゆでるらしいので、
出てくるのには結構時間がかかります。
その間、食べ放題の野菜サラダをどうぞということなので、
早速いただいてみました。
水菜、キャベツの千切り、にんじん、もやしなど、
シャキシャキと歯ごたえのある野菜が中心です。
歯ごたえがないのはわかめぐらいでしょうか。
ぽんきちさんが「この店は歯ごたえが信条と見た」とおっしゃっていましたが、
確かにねぇ。
そしてこのサラダを食べ終わる頃に、あることに気づきました。
満席で、あれやこれやと賑やかに皆さんはなしをされていたのですが、
うどんが出始めると、いつの間にやら店の中はシーン。
和風の麺類を出す店独特の「ズズッ」という麺をすすり上げる音が
一切しないのです。逆に聞こえるのは、「シャク、シャク」という、
何かをよく噛む咀嚼の音。
・・・・・・・・・・・・・・・・
みんな無言で黙々とうどんを食べています。
ぽんきちさんの仰るとおり、本当に噛み応えがあるうどんのようです。
そして待つこと10分あまり、ようやく我が家のうどんが出てきました。
ジャジャーン。
な、なんだ、このざるの上で暴れ回る小麦粉の固まりは!!
これは想像以上です。
アップにすると、凄さがおわかり頂けますよね。
こんなに重力に逆らった向きにうどんが立っているの、
始めてみました。どこか黒っぽい色のうどんは、
強烈なコシが信条の関東系のうどんに他なりません。
早速頂いてみました。
・・・がちっ!
もう、うどんの概念を超越した歯ごたえです。
これに匹敵できるのは、以前ご紹介した吉田うどんの
麺ロールぐらいでしょうか。
とてもツルツルとのどごしを楽しむようなうどんではありませんので、
とにかくしっかり咀嚼します。
すると、小麦粉の甘みと香りが口いっぱいに広がります。
これはうまい!
通常のうどんの3倍ぐらいの時間をかけて
しっかり噛んでいただきました。
もちろん無言で。
ちなみにうちの奥さんが頼んだのは
温かい胆胆風うどん。
結構大きな鉄鍋に入って供されます。
こちらも少し奪って食べてみましたが、
しっかり煮込んであるためか、冷たいうどんよりは
柔らかく、食べやすくなっていました。
じわ~っと出汁がしみていて、こちらもとても美味しかったですよ。
これをいただいて思ったのですが、ジャンルとしては
やはりほうとうとか、すいとんとかに近いものなんでしょうね。
のどごしを楽しむ讃岐うどんなどとは、やはり根本的に違う
ものであるような気がします。
讃岐うどんももちろん好きなんですが、こんな荒々しいうどんは
もっと大好きです。すっかりこの店の虜になってしまいました。
唯一いただけなかったのがこちらの天ぷら。
どうやら名物らしいヒレカツと同じ油で揚げたようで、
少しラードっぽい香りがしました。
こちらはやはり植物性の油でいただきたい感じです。
揚げ物は次回はパスかな。
それをのぞけば、本当に大満足でした。
次回は是非煮込み系のうどんも
いただいてみたいと思います。
なかなか歯ごたえがありそうなうどんですね、行ってみたいと思った方は
こちらをポチッとお願いします↓
行ってみました。
けろけろキッチンの店主、ぽんきちさんに教えていただいた
「うどん処 とく助」です。
今年の正月、善光寺に行った際にも行ってみようと思っていたのですが、
残念ながら営業時間が終了。善光寺近くで見つけた
讃岐うどん屋に行ってしまったのでした。
今回は時間もちょうど正午を少し回ったぐらい。
県庁の近くなので、県庁の方が昼ご飯に来て混んでいるかと
少し心配にはなりましたが、
思いきっていってみました。
・・・・しまった、店の写真を取り忘れた(涙)
店は県庁すぐ脇の道を入ったところにあります。
中に入ると、はたして県庁の方とおぼしきお客さんで一杯。
しかしちょうど一卓空いていて、
無事はいることが出来ました。
メニューはこんな感じ。
この裏に温かいうどんも各種あります。
基本的には初めての店では麺の味がよくわかる
冷たいうどんをいただくことにしているので、
「本当に噛み応えがあるよ」というぽんきちさんのご忠告にも耳を貸さず
私は果敢にざるうどんにチャレンジしました。
うどんは基本的には打ってからゆでるらしいので、
出てくるのには結構時間がかかります。
その間、食べ放題の野菜サラダをどうぞということなので、
早速いただいてみました。
水菜、キャベツの千切り、にんじん、もやしなど、
シャキシャキと歯ごたえのある野菜が中心です。
歯ごたえがないのはわかめぐらいでしょうか。
ぽんきちさんが「この店は歯ごたえが信条と見た」とおっしゃっていましたが、
確かにねぇ。
そしてこのサラダを食べ終わる頃に、あることに気づきました。
満席で、あれやこれやと賑やかに皆さんはなしをされていたのですが、
うどんが出始めると、いつの間にやら店の中はシーン。
和風の麺類を出す店独特の「ズズッ」という麺をすすり上げる音が
一切しないのです。逆に聞こえるのは、「シャク、シャク」という、
何かをよく噛む咀嚼の音。
・・・・・・・・・・・・・・・・
みんな無言で黙々とうどんを食べています。
ぽんきちさんの仰るとおり、本当に噛み応えがあるうどんのようです。
そして待つこと10分あまり、ようやく我が家のうどんが出てきました。
ジャジャーン。
な、なんだ、このざるの上で暴れ回る小麦粉の固まりは!!
これは想像以上です。
アップにすると、凄さがおわかり頂けますよね。
こんなに重力に逆らった向きにうどんが立っているの、
始めてみました。どこか黒っぽい色のうどんは、
強烈なコシが信条の関東系のうどんに他なりません。
早速頂いてみました。
・・・がちっ!
もう、うどんの概念を超越した歯ごたえです。
これに匹敵できるのは、以前ご紹介した吉田うどんの
麺ロールぐらいでしょうか。
とてもツルツルとのどごしを楽しむようなうどんではありませんので、
とにかくしっかり咀嚼します。
すると、小麦粉の甘みと香りが口いっぱいに広がります。
これはうまい!
通常のうどんの3倍ぐらいの時間をかけて
しっかり噛んでいただきました。
もちろん無言で。
ちなみにうちの奥さんが頼んだのは
温かい胆胆風うどん。
結構大きな鉄鍋に入って供されます。
こちらも少し奪って食べてみましたが、
しっかり煮込んであるためか、冷たいうどんよりは
柔らかく、食べやすくなっていました。
じわ~っと出汁がしみていて、こちらもとても美味しかったですよ。
これをいただいて思ったのですが、ジャンルとしては
やはりほうとうとか、すいとんとかに近いものなんでしょうね。
のどごしを楽しむ讃岐うどんなどとは、やはり根本的に違う
ものであるような気がします。
讃岐うどんももちろん好きなんですが、こんな荒々しいうどんは
もっと大好きです。すっかりこの店の虜になってしまいました。
唯一いただけなかったのがこちらの天ぷら。
どうやら名物らしいヒレカツと同じ油で揚げたようで、
少しラードっぽい香りがしました。
こちらはやはり植物性の油でいただきたい感じです。
揚げ物は次回はパスかな。
それをのぞけば、本当に大満足でした。
次回は是非煮込み系のうどんも
いただいてみたいと思います。
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