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セイジ・オザワ松本フェスティバルのオーケストラコンサートAプログラム

8月もいよいよ明日でおしまいとなりますが、
猛暑はおしまいとはならないようですね。
ただ、夏休みは明日でおしまいになるせいか、
日に日に新幹線や東京駅の混雑は緩和されてきたように感じます。
しかし、それより何より、そろそろ猛暑もおしまいにしていただけないかと
切に思いながら、どうやら9月を迎えることになりそうですね。
やれやれ・・・

それはさておき、昨日に引き続き先週末の話題ですが、
高崎の花火大会の翌日は、すでにご紹介したとおり朝から
善光寺大勧進に新車の安全祈願に行って、
そのまま松本へ。
目指すはキッセイ文化ホール。
すでにご紹介したとおり、今年は久しぶりにセイジ・オザワ松本フェスティバル
オーケストラコンサートの切符をゲットできていたのです。

時間があったので、19号をたどって行くことも考えたのですが、
万が一のことがあって、間に合わないと困ってしまうので、
長野道で松本に向かいます。
会場のキッセイ文化ホールは松本市内の北側に位置するので、
安曇野インターで下りて、会場に向かいました。

セイジ・オザワ松本フェスティバルの素晴らしいのは、
特徴的なブルーのフラッグが町中にあふれるなど、
町を挙げての音楽祭になっていること。あの雰囲気がたまりません。
キッセイ文化ホールの周辺ともなると、そこかしこにフラッグが。

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ホール正面も、綺麗に飾り付けられています。

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この祝祭的な雰囲気は、普通の演奏会ではなかなか味わえません。

さて、肝心なプログラムですが、私が聴きに行ったAプログラムは
ステファン・ドゥネーブ指揮で、
前半がバーンスタインの「ウエスト・サイド・ストーリー」から「シンフォニックダンス」、
それと、Bプログラムを指揮する映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムズ
チューバ協奏曲という、非常に珍しい作品。
後半は、フランス出身の指揮者ドゥネーブのお国もので、
プーランクのスターバド・マーテルとラヴェルの舞踊音楽「ダフニスとクロエ」第2組曲という
合唱付きの作品が2曲。
前半がアメリカ現代の作品で、後半がフランス近現代の合唱付き作品、
という構成です。
私はダフニスとクロエが大好きな曲なので、これを聴きたくて
今回チケットを確保することにしました。

何しろ、どの曲ともにサイトウ・キネン・オーケストラという
世界有数のヴィルトーゾオケの演奏なので、
文句のつけようがない演奏なのですが、
中でも個人的に素晴らしかったのが後半2曲。
プーランクのスターバド・マーテルは、CDも持っているのですが、
改めて生で聴くと、非常にダイナミックな聴き応えのある作品。
特に合唱が本当に素晴らしかったです。
帰ってきてから、CDをもう一回聞き直してしまいました。

そして、なんと言ってもダフクロ。
この曲は、オーケストラの魔術師とよばれたラヴェルの作品の中でも、
トップクラスの緻密な作品。
管楽器経験者としては、細かい音を繊細にならさなければいけない、
素人にはとても手が出ないと思う、難曲中の難曲なのですが、
中間部の木管の演奏が本当に素晴らしかった。
もちろん、終曲の「全員の踊り」は、超絶技巧のオンパレードと
フィナーレの盛り上がりに、身体がしびれました。
本当に素晴らしい演奏でした。

そして、なんと驚いたことに、
Bプログラムのスクリーンコンサートのチケットが当たってしまいました!
なので、日曜日にまた松本に行ってきます。
ジョン・ウィリアムズ自ら指揮するスターウォーズ、まさか聴けるとは
思っていませんでした!


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2023セイジ・オザワ松本フェスティバル

さて、6月上旬と言えば松本で開かれる
セイジ・オザワ松本フェスティバルのチケットが発売になるシーズン。
今年も先週末に発売となりました。
今年のオーケストラコンサートのBプログラムは
映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズ指揮のコンサートという、
なかなか変わったプログラムで、こちらはすでに抽選販売済み。
もう一つのAプログラムもバーンスタインのシンフォニックダンスや
ジョン・ウィリアムズのチューバ協奏曲、
さらにプーランクのスターバト・マーテル、
そしてメインがラヴェルのダフニスとクロエ第2組曲という
これまたかつてない選曲。

ジョン・ウィリアムズのコンサートは、ハナからあきらめていたのですが、
Aプログラムのダフニスとクロエは大好きな曲なので、
是非行ってみたい、というわけで、
チケットが発売になった先週土曜日に、チケット確保に勤しんでいたのですが、
おかげさまで8/27の日曜日のチケットを無事確保できました。

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セイジ・オザワ松本フェスティバルに行くのは、
2016年以来。
最後に行ったのは、小澤さんご本人が
ベートーヴェンの7番を振ったときになります。
高齢でご体調の問題もあり、
小澤さんが指揮するのはなかなか難しくなりましたが、
依然として、世界最高レベルの奏者が松本に集い、
意欲的なプログラムを組んでいるこのフェスティバルの魅力は
衰えていません。
今年も楽しみに、松本に向かいたいと思います。

そうそう、Aプログラムはまだ若干チケットが残っているようですよ。
予約後引き取りがなかったキャンセルチケットも明日から再発売されるようです。

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ご興味のある方は、お早めに!


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滑ったあとに、吉松隆を聴きに東京へ

さて、公私共々忙しかった3月ですが、
忙しかった理由の1つとして、こんなこともありました。

3月に入っても、まだまだ滑りたりなかったわけですが、
3月11日に、どうしても聴きたかった演奏会が、東京であったのです。
それがこちら。

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私の大好きな作曲家、吉松隆さんの演奏会が
池袋の芸劇で開催されたのです。
注目はプログラムの下から2番目のタルカス
数年前の大河ドラマ、平清盛にも取り上げられた曲で、
元々は、マーソン・レイク&パーマーの作品。
それを、吉松さんが管弦楽版に編曲されたのでした。
一度実演を聴いてみたいと思っていたので、
こんなチャンスはまたとはありません。
発売直後に、後先の予定を考えずにチケットを購入していたのでした。

開演は14時。
車で行くとなると、10時前にはでないと、高速の混雑が心配です。
で、時刻表とにらめっこをして、11時59分の新幹線に乗れば、
開演前に会場に着きそうだと分かりました。
ちなみに、大宮乗り換えで、湘南新宿ラインの利用です。
東京の西側に行くときは、大宮で下りて湘南新宿ラインで行った方が
遙かに早いですよ。

ということで、朝一番はまずはこちらへ。

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え~、滑るんかい、といわれそうですが、
8時から10時まで2時間みっちり滑り、
一旦家に帰って着替えて身支度を調えてから再び軽井沢駅へ。
昼ご飯を食べている時間がなかったので、
駅で釜飯を購入して、楽勝で11時59分の新幹線に間に合いました。

で、予定通り開演15分前に東京藝術劇場に到着。

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ここは、立体的な作りで、ホールが結構上の方のフロアにあるのですが、
長いエスカレーターを乗り継いで、
無事開演に間に合いました。

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演奏は、もう申し分なし。
CDで聴いていて、そうだろうなとは思っていたのですが、
打楽器セクションが大活躍。
特に、マリンバ、シロフォン、グロッケンなどの鍵盤系は
見るからに超絶技巧。
直前まで舞台で動きをさらっていたので、
きっとプロでも難しいんだろうな、と思っていたのですが、
本番では見事なパフォーマンスでした。
久しぶりに東京交響楽団の演奏を聴きましたが、
とても素晴らしかったです。

今年は、このほかにも東京で面白そうな演奏会が多数開催。
出来れば週末は信州で過ごしたいのですが、
聴きに行くべきかどうか、ちょっと迷うところです。


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佐渡裕・新日本フィルの第九

ここ数年、年末恒例の演奏会と言えば大賀ホールのメサイアだったのですが、
今年は聴きたい演奏が他にも目白押し。
先日、りんごの買い出しからの渋谷のNHKホールで
井上道義さん指揮N響の伊福部昭とショスタコーヴィチの演奏会を
聴きに行き、そのあとこれまたすでにご紹介のメサイア、
そして先週は錦糸町のトリフォニーホール
佐渡裕指揮、新日本フィル第九を聴きに行きました。

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生の第九、聴きに行くの何年ぶりだろう?
でも、今回わざわざ聴きに行きたかったのは、
指揮者が佐渡裕さんだから。

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国際的にも活躍されている佐渡さんですが、
これまで、どちらかというと国内では兵庫芸文センターの芸術監督を
されていたこともあって、関西での活躍が多かったように思いますが、
来年春から、錦糸町のトリフォニーホールを中心に演奏活動を行う
新日本フィルの音楽監督に就任されるのです。
そんなこともあってか、ホールのあちこちに置かれた佐渡さんの等身大パネルに
「すみだ音楽大使」のたすきが掛けられており、
ちょっとした映えスポットになっていました。

すみだトリフォニーホールは、シューボックス型と呼ばれる
直方体の形状が特徴で、非常に音が響くホールなので
合唱付きで、編成が大きなオーケストラの音楽を聴くにはぴったり。
しかも、ダイナミックな熱い演奏を旨とする佐渡さんの演奏です。
これは聴くしかないと、あわてて切符を購入したのでした。

果たして、予想通りの骨太な、熱い第九
大柄な佐渡さんは、背中の面積が大きく、腕もとても長い。
それを大きく拡げて力強く指揮をすると、
とても分厚く、ダイナミックなオーケストラの音が返ってきます。
もちろん、合唱も。
熱気がほとばしる、感動的な第九を堪能させていただきました。

先日のN響同様、新日本フィルもカーテンコールの際は舞台の撮影可。

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SNSでもどんどん紹介してね、とのことですので、
早速遠慮なく紹介させていただきました。

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今年は、ここ数年通っていた高崎の群馬交響楽団の演奏会は
あまり聞きたいプログラムがなくて行かなかったのですが、
春先の神奈川フィル、軽井沢の春の音楽祭に
先日のN響、そしてメサイア、今回の第九
結構たくさんの演奏会に行くことが出来ました。
来年も、すでにいろいろ行きたい演奏会情報が入っているので、
頑張って出かけたいと思います。
東京だと、遠いんですけどね・・・


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大賀ホール初登場の鈴木優人さん指揮のメサイアが素晴らしかった

昨日は、毎年大賀ホール恒例のバッハ・コレギウム・ジャパンメサイアでした。
今年はちょっと早めの開催ですね。
朝のうちは軽井沢プリンスホテルスキー場に滑りに行っていたのですが、
家に帰って昼ご飯食べて、着替えて14:30開場の大賀ホールへ。

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毎年恒例、と書きましたが、今年は例年と大きく違うことがあります。
それは、指揮者がBCJ創設者の鈴木雅明さんではなくて、
ご子息の鈴木優人さんだと言うこと。

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しかも、ソリストは全員日本人。

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このところ、あちこちで古楽に限らず指揮者としても多方面で活躍されている
鈴木優人さん。
演奏家としては大賀ホールメサイアスタート当初に
チェンバロ奏者として参加されていましたが、
私も指揮された演奏を聴くのは初めてなので、期待満点です。

結論ですが、素晴らしい演奏でした!
縦の線がびしっとそろった、筋肉質な演奏はお父様の鈴木雅明さんと変わらないのですが、
まるで求道者のように、体脂肪率が低い引き締まった演奏のお父様の演奏より、
曲によって少しふくよかさがある感じ。
メサイアの中で、私が最も好きな終曲の第53曲
「屠られし羊こそ」のように、ドラマティックな曲調の演奏は、
非常にダイナミックで、感動的でした。
あとは、少し奏者の方のアドリブもあったのかな?
時折見せる、決まったぜ!みたいな奏者の方々の笑顔が印象的でした。
最後は、奏者の方でこっそりガッツポーズをしている方もいたので、
奏者の方にとっても、きっと会心の演奏だったのでしょう。
客席からも、スタンディングオベーションがでていました。

一つ残念だったのが、ホールの響きが鳴り終わる前に拍手をした方がいること。
残響が素晴らしい大賀ホール、もう少し最終音の余韻を楽しみたかったのですが、
ちょっと興ざめになりました。

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これからクリスマスにかけて、各地で開かれるBCJのメサイア
お父様の鈴木雅明さんが指揮されるようですね。
県内でも、松本で演奏会が開かれるようです。
チケットあったら、行ってみようかなぁ・・・
ちょっと聞き比べてみたかったです。
あ、23日は平日でした。残念。


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プロフィール

svetla

Author:svetla
出身:東京都
現住所:長野県北佐久郡軽井沢町
将来家を建てるならばログハウスと、以前から夢見ていましたが、2007年2月に念願かない、軽井沢のとある森の中にログハウスを建て東京から移住しました。夢を実現した文字通りの「ドリームハウス」から、東京まで新幹線通勤中。自然に囲まれた森の中で、楽しい軽井沢生活実践中です。

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