さて、先週1週間はあんなにクリスマスと騒いでいたのに
世間はすっかり正月モード。
クリスマスツリーもすっかり松飾りに取って代わりましたね。

ということで、これ以上書き込みが遅れると
ますます間が悪くなりますので、
先週行ったクリスマスランチのことをご紹介します。
せっかく軽井沢で過ごすのだから、美味しいものを食べようと
言うことになったのですが、夜ですと日帰りでは
ちょっときつくなります。
ということで、今回はクリスマスランチにしました。

どこに行くかさんざん迷ったのですが、
今回選んだのは塩沢通りの「無彩庵」。軽井沢のフレンチ「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」の
カジュアル版の店です。

塩沢通りに面した店舗はアルミの壁材で
上部が全面ガラス張りという
シンプルモダンな作り。

しかしその部分に通りの木々がうつって、
何ともいい雰囲気の店です。

今回はクリスマスと言うことで、昼は5250円の
クリスマスコースのみ。

元々あまり酒は飲めないのですが、
今回は車で行ったこともあり、普通はジンジャエールなど
を頼むところですが、今回見つけたのは
ノンアルコールワイン。
ちゃんと立派なワイングラスで出てきました。
味は、昔あった「勝沼ブドウ液」ですかね。

さて、今回は前菜、魚、肉、デザートのコース。
まず前菜ですが人参のテリーヌとオマールのコンソメジュレ。

4種の人参とのことですが、人参のほのかな甘みが生かされた
とても美味しいテリーヌでした。周りがキャベツで巻いてあったのですが、
これも甘みを引き立てる感じです。
次のホウボウの白ワイン蒸しは、たっぷりの白菜が入った
スープ仕立て。しゃきしゃきの水菜が添えられています。
これも、白菜の甘みと白ワインの香りが
淡泊な魚ととても良く合い、
あまり魚が好きではない私もとても美味しくいただきました。

しかし、前回行ったプランデルプといい、
今回の無彩庵といい、軽井沢のフレンチは
ゴボウや白菜など和素材のイメージが強い野菜を
積極的に取り入れるという印象があります。
やはり、新鮮な野菜の宝庫だからですかね。
ゴボウも白菜も、フレンチとは意外な組み合わせでしたが
本当に美味しかったです。

さて、メインはエゾ鹿肉とフォアグラとリンゴの
パイ包み焼き。

鹿や羊など、癖のある肉は大好きなのですが、
今回は絶品。
とにかくこの美味そうな肉汁を
ご覧下さい。

最後のデザートは、ちょっとおなか一杯で
残しそうでしたが、何とか別腹に納めました。

残念だったのは、紅茶がまずかったところ。
これが美味しければ、120点満点でした。
しかし、さすがに軽井沢の名店と呼ばれる
エルミタージュ・ドゥ・タムラの姉妹店だけあります。
これまで行ったフレンチの中でも3本の指に入る
おいしさでした。
このような機会でもないと、気軽にランチにはいるというタイプの店
ではありませんが、これだけのレベルの店が
さりげなくあるというのがさすがに軽井沢です。
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