大賀ホール、尾高忠明・東フィルのオールシベリウスプロは凄かった!
ゴールデンウィークの軽井沢の恒例行事の一つが、
軽井沢大賀ホールで開かれる、春の音楽祭。
今年も、先週の土曜日から始まっています。
軽井沢に引っ越してきてから、毎年行っていますが、
今年は本日開催された、尾高忠明指揮、東京フィルハーモニー交響楽団の
オールシベリウスプログラムに行ってきました。
そもそも思い起こせば、このチケットの発売になったのは
2月のはじめ。ちょうど1回目の大雪が、軽井沢を襲った当日でした。
我が家の除雪が終わったあと、まだ雪が降りしきる中、
車で人気がない通りを大賀ホールまで買いに行ったのでした。
そんな大賀ホールも、今は春まっただ中。
矢ヶ崎公園の桜も、まだまだ見ごろで、
今日は暖かだったので、幕間に外で冷たい飲み物を飲みながらの人も
多かったようですよ。
さて、最初にも書きましたが、
本日のプログラムは、オールシベリウスプログラム。
アンダンテ・フェスティーヴォ、
悲しきワルツ、
カレリア組曲、
そしてメインが交響曲第2番というプログラムです。
シベリウスは、大好きな作曲家で、
是非大賀ホールの澄んだ響きで聴いてみたいと思っており、
更に北欧作品には定評がある尾高さんの指揮となれば、
期待が高まります。
ちなみに、悲しきワルツと、カレリア組曲は、
昨年の春の音楽祭で、広上淳一指揮、NHK交響楽団で聴きました。
こちらは正直、ちょっと期待はずれだったのですが、
今日の演奏は秀逸。
尾高さんの北欧作品を生で聴くのは初めてだったのですが、
夾雑物のない弦の音、そして力強い金管、
それをまとめる、尾高さんのメリハリがある、手堅い演奏で、
非常に感動しました。
特に素晴らしかったのが、交響曲第2番。
この曲は、とにかくシンコペーションが多く、
うねるような響きが印象的なのですが、
大賀ホールの澄んだ響きのおかげもあってか、
混濁することなく、非常にクリアで、
さらに終楽章など非常に雄渾な音楽となっていました。
テンポも私好みのテンポで、言うことなしです。
今回は、カレリア組曲の2楽章あとに拍手が入ってしまったのと、
交響曲第2番の終楽章で、少しチェロのアンサンブルに乱れがあったのが
少し残念でしたが、そんなことは帳消しにするくらい、
感動的な演奏でした。
東フィル、こんな良いオケでしたっけ?
それとも、長年指揮する、尾高さんとの相性が良いのでしょうか。
今日の演奏を聴かなかったは、本当にそんだと思います。
更に、アンコールが、フィンランディアと言う豪華版でした。
こんな良い演奏が、軽井沢で聴けるなんて、ありがたいことです。
来年は、是非尾高さん東フィルの組み合わせで、
オールイギリスものプロをやってほしい。
エルガ-とか、ディーリアスとか、
大賀ホールの響きにも、軽井沢という雰囲気にも
ぴったりだと思います。
大賀ホールの関係者の方がこのブログを見ていたら、
是非ご検討くださいね!
必ずまた行きますから。
いよいよ次は150万アクセスをめざし、
今日も一つ、ポチッとお願いします。
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軽井沢大賀ホールで開かれる、春の音楽祭。
今年も、先週の土曜日から始まっています。
軽井沢に引っ越してきてから、毎年行っていますが、
今年は本日開催された、尾高忠明指揮、東京フィルハーモニー交響楽団の
オールシベリウスプログラムに行ってきました。
そもそも思い起こせば、このチケットの発売になったのは
2月のはじめ。ちょうど1回目の大雪が、軽井沢を襲った当日でした。
我が家の除雪が終わったあと、まだ雪が降りしきる中、
車で人気がない通りを大賀ホールまで買いに行ったのでした。
そんな大賀ホールも、今は春まっただ中。
矢ヶ崎公園の桜も、まだまだ見ごろで、
今日は暖かだったので、幕間に外で冷たい飲み物を飲みながらの人も
多かったようですよ。
さて、最初にも書きましたが、
本日のプログラムは、オールシベリウスプログラム。
アンダンテ・フェスティーヴォ、
悲しきワルツ、
カレリア組曲、
そしてメインが交響曲第2番というプログラムです。
シベリウスは、大好きな作曲家で、
是非大賀ホールの澄んだ響きで聴いてみたいと思っており、
更に北欧作品には定評がある尾高さんの指揮となれば、
期待が高まります。
ちなみに、悲しきワルツと、カレリア組曲は、
昨年の春の音楽祭で、広上淳一指揮、NHK交響楽団で聴きました。
こちらは正直、ちょっと期待はずれだったのですが、
今日の演奏は秀逸。
尾高さんの北欧作品を生で聴くのは初めてだったのですが、
夾雑物のない弦の音、そして力強い金管、
それをまとめる、尾高さんのメリハリがある、手堅い演奏で、
非常に感動しました。
特に素晴らしかったのが、交響曲第2番。
この曲は、とにかくシンコペーションが多く、
うねるような響きが印象的なのですが、
大賀ホールの澄んだ響きのおかげもあってか、
混濁することなく、非常にクリアで、
さらに終楽章など非常に雄渾な音楽となっていました。
テンポも私好みのテンポで、言うことなしです。
今回は、カレリア組曲の2楽章あとに拍手が入ってしまったのと、
交響曲第2番の終楽章で、少しチェロのアンサンブルに乱れがあったのが
少し残念でしたが、そんなことは帳消しにするくらい、
感動的な演奏でした。
東フィル、こんな良いオケでしたっけ?
それとも、長年指揮する、尾高さんとの相性が良いのでしょうか。
今日の演奏を聴かなかったは、本当にそんだと思います。
更に、アンコールが、フィンランディアと言う豪華版でした。
こんな良い演奏が、軽井沢で聴けるなんて、ありがたいことです。
来年は、是非尾高さん東フィルの組み合わせで、
オールイギリスものプロをやってほしい。
エルガ-とか、ディーリアスとか、
大賀ホールの響きにも、軽井沢という雰囲気にも
ぴったりだと思います。
大賀ホールの関係者の方がこのブログを見ていたら、
是非ご検討くださいね!
必ずまた行きますから。
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