諏訪大社上社御柱祭の本宮一の建御柱を見たのですが・・・
既に全国ニュースでもご紹介されていますが、
昨日我が家が見に行った諏訪大社上社御柱祭の建御柱で、
痛ましい事故が起きて、一名の方が亡くなりました。
実は、我が家が見ていたのは、事故が起きた本宮一の御柱の建御柱。
続きをご紹介するかどうか迷ったのですが、
我が家のカメラに納められているのは、
氏子の方々も、我々観光客も、
奥山の大木が立ち上がり、今まさに神様になろうとする瞬間を
固唾をのんで、興奮して見守っていた記録なので、
一応、ご紹介させていただきます。
下社から途中食事を済ませて上社に向かいました。
もっと渋滞しているのかと思ったら、いつもの諏訪市内とほぼ同じような交通量。
それほど時間がかからず、上社周辺に到着しました。
さすがに本宮周辺は交通規制で車では近づけないので、
以前から目を付けていた場所に車を首尾良く駐められて、
そこからは歩いて本宮に向かいます。
建て御柱の最中は、氏子以外境内に立ち入り禁止とのことだったので、
諏訪市博物館の前に置かれた大型モニターで、祭りの模様を見るつもりでいました。
会場は、こんな感じ。
そこに、トラックの荷台に大型ビジョンを積んだ物が
LCVの御柱中継を放映していました。
しかし、臨場感がもう一つ。
どこか境内の外から見えるところがないかと、本宮の方に近づいて見たのですが、
まずは、本宮二が見えるのではないかと、いつも諏訪大社に行くときに入る
東側の入り口に行ってみると、余りよく見えず。
ちなみにこれ以上近くには近づくことが出来ませんでした。
反対側を振り向くと、昨日御柱の里曳きが行われた道。
両側に、仮設の観覧席がもうけられていました。
さらに境内の周囲を回ってみると、
もちろん正面は厳重な警備で、立ち止まることすら出来ず。
仕方なく、表参道を戻り始めて、振り向くと、
何のことはない、表参道からよく見えるじゃないですか。
よく見えないかも知れませんが、望遠にすると、御柱の先端が
はっきりと見えます。
しかも、本宮で最も太い、本宮一の御柱です。
人は多いですが、何とか見えそうなので、ここで陣取って建御柱を見ることにしました。
既に、準備が終わったと見えて、白旗が揚がっています。
御柱の先端も、少し上がり始めました。
上の写真では、御幣が右の方に見えますが、
程なく先端がもう少し上がり、氏子の方々が御柱に上り始めました。
一人一人、番号と名前を呼ばれながら御柱に登っていくのですが、
なんと40人以上登ったようです。
太い御柱の上は、氏子の皆さんがずらりと並んでいます。
いよいよ、遠くに木遣りの声が聞こえると、
ラッパの音とともに徐々に御柱が上がり始めます。
程なく、御幣が鳥居に隠れたと思ったら、
すぐにその上に御幣が再び姿を現しました。
ここまで来ると、かなり立ち上がったように見えます。
その後も木遣りとラッパが鳴り響く度に先端が上がり続け、
やがて氏子の方々も、木にしがみつくような感じになりました。
ここまで、ほぼ1時間ほど。
昨日は結構日差しが強く、見ている我々もちょっとくたびれてきたので、
ここで帰途につくことにしました。
そして、諏訪市内に戻り、買い物などをしていたら、
車のニュースで、本宮一から氏子の方が落下して、病院に運ばれたという
ニュースを聞きました。
その後、夜になって、亡くなられたとのことです。
あともう少しで、成功裏に終わるところだったのに、
亡くなられたご本人も、まわりの氏子の方々も、さぞ無念だったことでしょう。
謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
昨日我が家が見に行った諏訪大社上社御柱祭の建御柱で、
痛ましい事故が起きて、一名の方が亡くなりました。
実は、我が家が見ていたのは、事故が起きた本宮一の御柱の建御柱。
続きをご紹介するかどうか迷ったのですが、
我が家のカメラに納められているのは、
氏子の方々も、我々観光客も、
奥山の大木が立ち上がり、今まさに神様になろうとする瞬間を
固唾をのんで、興奮して見守っていた記録なので、
一応、ご紹介させていただきます。
下社から途中食事を済ませて上社に向かいました。
もっと渋滞しているのかと思ったら、いつもの諏訪市内とほぼ同じような交通量。
それほど時間がかからず、上社周辺に到着しました。
さすがに本宮周辺は交通規制で車では近づけないので、
以前から目を付けていた場所に車を首尾良く駐められて、
そこからは歩いて本宮に向かいます。
建て御柱の最中は、氏子以外境内に立ち入り禁止とのことだったので、
諏訪市博物館の前に置かれた大型モニターで、祭りの模様を見るつもりでいました。
会場は、こんな感じ。
そこに、トラックの荷台に大型ビジョンを積んだ物が
LCVの御柱中継を放映していました。
しかし、臨場感がもう一つ。
どこか境内の外から見えるところがないかと、本宮の方に近づいて見たのですが、
まずは、本宮二が見えるのではないかと、いつも諏訪大社に行くときに入る
東側の入り口に行ってみると、余りよく見えず。
ちなみにこれ以上近くには近づくことが出来ませんでした。
反対側を振り向くと、昨日御柱の里曳きが行われた道。
両側に、仮設の観覧席がもうけられていました。
さらに境内の周囲を回ってみると、
もちろん正面は厳重な警備で、立ち止まることすら出来ず。
仕方なく、表参道を戻り始めて、振り向くと、
何のことはない、表参道からよく見えるじゃないですか。
よく見えないかも知れませんが、望遠にすると、御柱の先端が
はっきりと見えます。
しかも、本宮で最も太い、本宮一の御柱です。
人は多いですが、何とか見えそうなので、ここで陣取って建御柱を見ることにしました。
既に、準備が終わったと見えて、白旗が揚がっています。
御柱の先端も、少し上がり始めました。
上の写真では、御幣が右の方に見えますが、
程なく先端がもう少し上がり、氏子の方々が御柱に上り始めました。
一人一人、番号と名前を呼ばれながら御柱に登っていくのですが、
なんと40人以上登ったようです。
太い御柱の上は、氏子の皆さんがずらりと並んでいます。
いよいよ、遠くに木遣りの声が聞こえると、
ラッパの音とともに徐々に御柱が上がり始めます。
程なく、御幣が鳥居に隠れたと思ったら、
すぐにその上に御幣が再び姿を現しました。
ここまで来ると、かなり立ち上がったように見えます。
その後も木遣りとラッパが鳴り響く度に先端が上がり続け、
やがて氏子の方々も、木にしがみつくような感じになりました。
ここまで、ほぼ1時間ほど。
昨日は結構日差しが強く、見ている我々もちょっとくたびれてきたので、
ここで帰途につくことにしました。
そして、諏訪市内に戻り、買い物などをしていたら、
車のニュースで、本宮一から氏子の方が落下して、病院に運ばれたという
ニュースを聞きました。
その後、夜になって、亡くなられたとのことです。
あともう少しで、成功裏に終わるところだったのに、
亡くなられたご本人も、まわりの氏子の方々も、さぞ無念だったことでしょう。
謹んで、ご冥福をお祈りいたします。