武州血洗島の「中の家」へ
さて、昨日も書いたとおり、先々週末と先週末は
我が家の2台の車の連続点検シーズン。
先週末は、私の車を群馬のディーラーさんまで持って行きました。
かなり早く点検が終わったうちの奥さんの車と異なり、
私の車はちょうどリコールも当たってしまい、
点検とリコール対応で、半日ほどかかるとのこと。
そこで、代車を出してもらい、こんなところに行ってきました。

え、セブンかい、とお思いかもしれませんが、
そうではなくて、その隣の信号に書かれている場所です。

深谷市血洗島、となればもうお分かりですね。
GWに上州血洗島=大河ドラマ「青天を衝け」のロケ地、
安中に行ったのはご紹介しましたが、
今回行ったのは、正真正銘の血洗島、つまり大河ドラマの主人公
渋沢栄一の出身地です。
その生家「中の家」が残っている、と言うので行ってみたのです。

後年、渋沢栄一が功成り、名を遂げてから
建て直されたもののようですが、
元々地域の豪農だった、と言われる渋沢家の繁栄を伝える
広壮なお屋敷です。
場所は、ちょうど本庄と深谷の間、まさにJR岡部駅のすぐ近く。
うちのディーラーさんは藤岡なのですが、
藤岡からは30分ほどでしょうか。
ほぼ群馬な場所です。
さて立派な門の脇に立つ標柱は左が
青淵翁生誕の地と書かれています。

青淵翁、つまり渋沢栄一ですね。
そして脇を見ると、なんと幸田露伴の書でした。
右手の標柱には、史跡渋澤榮一生誕地と書かれています。

門をくぐると、正面が立派な母屋。

脇には若き日の栄一像と、ちょっとした庭園があります。


母屋は、非常に立派というか質実剛健な感じの作り。
2階の屋根には、養蚕農家に特徴的な越屋根もついていますので、
きっとお蚕さまをやっていたのでしょうね。

母屋の中には入れないのですが、
1階の窓が開け放たれ、中が見えるようになっています。

太い材木が使われた、しっかりした作りなのですが、
注目は天井。
全く華美な作りではなく、実用第一な感じです。
正面には、青天を衝けのポスターがおいてありますね。
そして、隣の部屋にはなんと渋沢さんが!

これ、アンドロイドなので、動くんですよ。
ちょいと不気味な感じではあります。
晴れた日で良かったです。
そして屋敷の裏には立派な竹藪。

その向こうは、のどかな公園になっていました。


しかし、行ってみて分かったのですが、
ここからすぐの場所を中山道が通り、
この公園から北へ少し行ったところは利根川の本流。
ブラタモリでもやっていましたが、
利根川はこの上流である高崎の倉賀野あたりが舟運による
物資の積み出し港で、川幅が広がり、
少し大きな船が上ることが出来るこのあたりが
大きな船への積み替え港になっていたみたいです。
北に利根川、南に中山道と、いわば水運と陸路の結節点が
このあたり。
そして、この界隈は、砂地で稲作に不向きな土地なので、
年貢を納めることが出来ず、
藍や養蚕などを加工して現金化したものを納めていたそうです。
なので、経済観念をはぐくむ土壌があったことが
行くとよく分かります。
大河ドラマも、ますます面白く見られそうです。
次の目標400万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッとよろしくお願いいたします!

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先週末は、私の車を群馬のディーラーさんまで持って行きました。
かなり早く点検が終わったうちの奥さんの車と異なり、
私の車はちょうどリコールも当たってしまい、
点検とリコール対応で、半日ほどかかるとのこと。
そこで、代車を出してもらい、こんなところに行ってきました。

え、セブンかい、とお思いかもしれませんが、
そうではなくて、その隣の信号に書かれている場所です。

深谷市血洗島、となればもうお分かりですね。
GWに上州血洗島=大河ドラマ「青天を衝け」のロケ地、
安中に行ったのはご紹介しましたが、
今回行ったのは、正真正銘の血洗島、つまり大河ドラマの主人公
渋沢栄一の出身地です。
その生家「中の家」が残っている、と言うので行ってみたのです。

後年、渋沢栄一が功成り、名を遂げてから
建て直されたもののようですが、
元々地域の豪農だった、と言われる渋沢家の繁栄を伝える
広壮なお屋敷です。
場所は、ちょうど本庄と深谷の間、まさにJR岡部駅のすぐ近く。
うちのディーラーさんは藤岡なのですが、
藤岡からは30分ほどでしょうか。
ほぼ群馬な場所です。
さて立派な門の脇に立つ標柱は左が
青淵翁生誕の地と書かれています。

青淵翁、つまり渋沢栄一ですね。
そして脇を見ると、なんと幸田露伴の書でした。
右手の標柱には、史跡渋澤榮一生誕地と書かれています。

門をくぐると、正面が立派な母屋。

脇には若き日の栄一像と、ちょっとした庭園があります。


母屋は、非常に立派というか質実剛健な感じの作り。
2階の屋根には、養蚕農家に特徴的な越屋根もついていますので、
きっとお蚕さまをやっていたのでしょうね。

母屋の中には入れないのですが、
1階の窓が開け放たれ、中が見えるようになっています。

太い材木が使われた、しっかりした作りなのですが、
注目は天井。
全く華美な作りではなく、実用第一な感じです。
正面には、青天を衝けのポスターがおいてありますね。
そして、隣の部屋にはなんと渋沢さんが!

これ、アンドロイドなので、動くんですよ。
ちょいと不気味な感じではあります。
晴れた日で良かったです。
そして屋敷の裏には立派な竹藪。

その向こうは、のどかな公園になっていました。


しかし、行ってみて分かったのですが、
ここからすぐの場所を中山道が通り、
この公園から北へ少し行ったところは利根川の本流。
ブラタモリでもやっていましたが、
利根川はこの上流である高崎の倉賀野あたりが舟運による
物資の積み出し港で、川幅が広がり、
少し大きな船が上ることが出来るこのあたりが
大きな船への積み替え港になっていたみたいです。
北に利根川、南に中山道と、いわば水運と陸路の結節点が
このあたり。
そして、この界隈は、砂地で稲作に不向きな土地なので、
年貢を納めることが出来ず、
藍や養蚕などを加工して現金化したものを納めていたそうです。
なので、経済観念をはぐくむ土壌があったことが
行くとよく分かります。
大河ドラマも、ますます面白く見られそうです。
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