東海道御朱印めぐり-5 何と寺だった!豊川稲荷「圓福山豊川閣妙厳寺」
書いてもあまりアクセス数が見込めないのですが、
当ブログは中の人の備忘録も兼ねているので、
今日もおつきあいください。
さて、前回ご紹介した三河国一宮・砥鹿神社があるのは豊川市。
豊川と言えば、豊川稲荷に詣でないといけません。
既に朝から結構な長距離参拝を続けているので、
この時点で夕方4時前。
朝早い寺社は、夕方になってしまうと閉まってしまうことも多いので、
間に合うかどうか心配だったのですが、
砥鹿神社からは車で10分ほどの近距離なので、
ちょっとドキドキしながら豊川稲荷に向かいました。
ほどなく豊川稲荷に到着です。

さて、事前にいろいろ調べていて驚いたのですが、
お稲荷さんと言えば、普通は神社を想像しますね。
京都の伏見稲荷神社や、佐久の鼻顔稲荷神社もいずれも神社です。
ところが、ここ、豊川稲荷は何と寺だったのです!
タイトルにも書きましたが、圓福山豊川閣妙厳寺というのが
その正式な名前。
今回参拝するまで、全く知りませんでした。
上の写真が、正面の総門。
唐様で、確かに神社風では全くありませんね。
この総門をくぐると、右手には鐘楼。

そして、正面には山門。

山門には、圓福山という山号の扁額も掲げられています。そしてこの山門は、かの今川義元が
寄進したものだそうです。
いろいろな寺を参拝しましたが、今川義元は
初登場かな。

ところが、この山門の左手にも参道があります。
そこには何と大きな鳥居が!

そして、左手にはきつねが狛犬よろしく鎮座。
なんだか難しいことになってきました。
この鳥居をくぐって、石畳の参道を正面に向かうと、
正面が豊川稲荷の本殿。

ちょっと善光寺本堂にも似た、巨大な建造物です。
こちらは昭和5年に竣工したものだそうで、
かなり立派な本殿ですが、
正面に香炉もあって、どう見ても寺院。

なので、そのまま仏式で参拝してきました。
さらに、本殿周辺にも不思議なものがたくさん。
香炉には、寺紋と思われるものが付いているのですが、
屋根と香炉と紋が違います。

上が屋根に付いた紋で、これはいわゆる抱き沢瀉紋。

下が香炉についた紋。これは何というのだろう?

こんなことを言っては申し訳ないのですが、下の紋は
共産党のロゴマークかと思いました。
これに鎌とハンマー書いたら、まるで共産党のロゴです。
お稲荷さんは、五穀豊穣の神様、いや、ここは仏様なので、
稲穂のマークでも全くおかしくはないのですが、
2種類あるのは意味が分かりません。
こちらは調べてみたのですが、よくわかりませんでした。
今度参拝したら聞いてみようと思います。
また、本殿前には寺には似つかわしくない、エキゾチックな灯ろうが。

洋風とも、中国風とも見える不思議な灯ろうの上にも
先ほどの稲穂のマークがつけられています。
台座の部分を見ると、大黒葡萄酒という所から寄進されたもののようです。

この大黒葡萄酒というのがどういう会社か調べてみたら、
何と現在はメルシャンの元となった会社の1つ。
子どもの頃、三楽オーシャンという会社がありましたが、
それが社名変更してメルシャンになったそうです。
その三楽オーシャンは三楽という会社と、オーシャンという会社が
合併したそうですが、オーシャンという会社の源流が
この大黒葡萄酒だったそうなのです。
そして、このオーシャンの本社工場がどこにあったかというと、
なんとつい先日まで御代田にあったメルシャン。
そうなんです、あの御代田駅近くのメルシャンこそが
この灯ろうを寄進した会社だったのでした。
思わぬところで、思わぬ軽井沢とのゆかりを見つけてしまいました。
この豊川稲荷の敷地内は、本殿のほかにも巨大建造物が多数。
特に、山門脇にあってご祈祷などを受け付ける立願所と呼ばれる建物は
もの凄く巨大でした。時間があったら、中に入りたかったのですが、
もう閉山間近だったので、今回はちょっと断念。

ということで、まだまだ見所がたくさんありそうな豊川稲荷。
かなり駆け足参拝になってしまいましたが、
なんとか御朱印はいただけました。

豊川稲荷のご本尊の名前が書かれています(と思われます)。
ちなみに豊川稲荷のご本尊は豊川吒枳尼真天(だきにしんてん)。
なかなか説明が難しいので、
詳しくはこちらをご参照ください。
次の目標、250万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッとよろしくお願いいたします!

にほんブログ村

長野県ランキング
当ブログは中の人の備忘録も兼ねているので、
今日もおつきあいください。
さて、前回ご紹介した三河国一宮・砥鹿神社があるのは豊川市。
豊川と言えば、豊川稲荷に詣でないといけません。
既に朝から結構な長距離参拝を続けているので、
この時点で夕方4時前。
朝早い寺社は、夕方になってしまうと閉まってしまうことも多いので、
間に合うかどうか心配だったのですが、
砥鹿神社からは車で10分ほどの近距離なので、
ちょっとドキドキしながら豊川稲荷に向かいました。
ほどなく豊川稲荷に到着です。

さて、事前にいろいろ調べていて驚いたのですが、
お稲荷さんと言えば、普通は神社を想像しますね。
京都の伏見稲荷神社や、佐久の鼻顔稲荷神社もいずれも神社です。
ところが、ここ、豊川稲荷は何と寺だったのです!
タイトルにも書きましたが、圓福山豊川閣妙厳寺というのが
その正式な名前。
今回参拝するまで、全く知りませんでした。
上の写真が、正面の総門。
唐様で、確かに神社風では全くありませんね。
この総門をくぐると、右手には鐘楼。

そして、正面には山門。

山門には、圓福山という山号の扁額も掲げられています。そしてこの山門は、かの今川義元が
寄進したものだそうです。
いろいろな寺を参拝しましたが、今川義元は
初登場かな。

ところが、この山門の左手にも参道があります。
そこには何と大きな鳥居が!

そして、左手にはきつねが狛犬よろしく鎮座。
なんだか難しいことになってきました。
この鳥居をくぐって、石畳の参道を正面に向かうと、
正面が豊川稲荷の本殿。

ちょっと善光寺本堂にも似た、巨大な建造物です。
こちらは昭和5年に竣工したものだそうで、
かなり立派な本殿ですが、
正面に香炉もあって、どう見ても寺院。

なので、そのまま仏式で参拝してきました。
さらに、本殿周辺にも不思議なものがたくさん。
香炉には、寺紋と思われるものが付いているのですが、
屋根と香炉と紋が違います。

上が屋根に付いた紋で、これはいわゆる抱き沢瀉紋。

下が香炉についた紋。これは何というのだろう?

こんなことを言っては申し訳ないのですが、下の紋は
共産党のロゴマークかと思いました。
これに鎌とハンマー書いたら、まるで共産党のロゴです。
お稲荷さんは、五穀豊穣の神様、いや、ここは仏様なので、
稲穂のマークでも全くおかしくはないのですが、
2種類あるのは意味が分かりません。
こちらは調べてみたのですが、よくわかりませんでした。
今度参拝したら聞いてみようと思います。
また、本殿前には寺には似つかわしくない、エキゾチックな灯ろうが。

洋風とも、中国風とも見える不思議な灯ろうの上にも
先ほどの稲穂のマークがつけられています。
台座の部分を見ると、大黒葡萄酒という所から寄進されたもののようです。

この大黒葡萄酒というのがどういう会社か調べてみたら、
何と現在はメルシャンの元となった会社の1つ。
子どもの頃、三楽オーシャンという会社がありましたが、
それが社名変更してメルシャンになったそうです。
その三楽オーシャンは三楽という会社と、オーシャンという会社が
合併したそうですが、オーシャンという会社の源流が
この大黒葡萄酒だったそうなのです。
そして、このオーシャンの本社工場がどこにあったかというと、
なんとつい先日まで御代田にあったメルシャン。
そうなんです、あの御代田駅近くのメルシャンこそが
この灯ろうを寄進した会社だったのでした。
思わぬところで、思わぬ軽井沢とのゆかりを見つけてしまいました。
この豊川稲荷の敷地内は、本殿のほかにも巨大建造物が多数。
特に、山門脇にあってご祈祷などを受け付ける立願所と呼ばれる建物は
もの凄く巨大でした。時間があったら、中に入りたかったのですが、
もう閉山間近だったので、今回はちょっと断念。

ということで、まだまだ見所がたくさんありそうな豊川稲荷。
かなり駆け足参拝になってしまいましたが、
なんとか御朱印はいただけました。

豊川稲荷のご本尊の名前が書かれています(と思われます)。
ちなみに豊川稲荷のご本尊は豊川吒枳尼真天(だきにしんてん)。
なかなか説明が難しいので、
詳しくはこちらをご参照ください。
次の目標、250万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッとよろしくお願いいたします!

にほんブログ村

長野県ランキング
- 関連記事
-
- 白山開山1300年だそうで、真田の山家神社を参拝 (2017/09/07)
- 東海道御朱印めぐり-5 何と寺だった!豊川稲荷「圓福山豊川閣妙厳寺」 (2017/08/27)
- 戸隠神社奥社、九頭竜社に続いて中社も参拝 (2017/08/25)