下総国一宮・香取神宮
さて、先週土曜日、墓参りのあと初めて佐原に行ってみたわけですが、
佐原市には、大きな神社があります。

下総国一宮・香取神宮です。
我が家の実家は都内にありますが、隅田川の東岸にありますので、
旧国名では下総国。その自分が生まれたところの一宮に
初めて詣でてみたのです。
この香取神宮、関東でも有数の古社で格式を誇る大きな神社。
戦前に定められ、現在は廃止されている旧社格制度では
熱田神宮、諏訪大社などと並ぶ官幣大社。
関東地方では、お隣の茨城県、常陸国一宮の鹿島神宮、
安房国一宮の安房神社、武蔵国一宮の大宮・氷川神社、
それに東京の日枝神社、明治神宮の六社しかありません。
ご祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ) 。
武神として知られ、武道の道場などに「香取大明神」という
掛け軸がよく掲げられています。
かつて、NHKの大河ドラマ「新撰組」で、
道場に「香取大後明神」の掛け軸が掲げられていて、
きっと原作の三谷幸喜さんが主演の香取慎吾さんにかけて
シャレで掲げたんだろうなどと言うネット上の書き込みもありましたが、
そんなことはなくて、れっきとした理由があったのでした。
それだけの古社だけあって、社叢は実に広大。
上の鳥居は二ノ鳥居。
一ノ鳥居は、遙か彼方の佐原市街地の県道上に建っています。

二ノ鳥居をくぐると、緩やかに上り坂になっている、
そこそこ長い参道が。

その参道両脇には、寄進された石灯籠が立ち並んでいます。
かつての大名家から、戦前の華族、そして最近の企業の寄進によるものまで
大きさもかなり立派な石灯籠がずらっと並ぶのはなかなか壮観です。
東日本大震災の際には、110基の灯籠が倒壊したそうですが、
今では綺麗に修復されています。
その山道を登り切ると、三ノ鳥居。

この鳥居も、かなり大きな石鳥居ですが、東日本大震災で
被災したそうです。

そして、上の写真の鳥居の先に見えるのは丹塗りの総門。
さらにさらに、その総門をくぐると、その先に立派な楼門が見えます。

こちらも堂々とした丹塗りの楼門ですが、
元禄時代に徳川綱吉により建てられたものだそうです。
しかし、ここまで鳥居が三つに門が二つ。
この神社の格式の高さが、こんな所からもうかがえますね。
実は、利根川に近いこの香取神社。
かつての表参道は今ご紹介した参道ではなく、
川からつながる参道だったそうで、
今も利根川河畔には大鳥居があるそうです。
さてこの楼門をくぐると、いよいよ権現造りの本殿。

拝殿は、昭和初期に建て替えられたものだそうですが、
本殿は元禄時代のものだそうです。
以前ご紹介した、妙義神社にも似たなかなか壮麗な拝殿です。

最後に御朱印をいただきます。

熱田神宮と同じ、御神印のみのシンプルな御朱印です。
次の目標、250万アクセスに向けて、
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旧国名では下総国。その自分が生まれたところの一宮に
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この香取神宮、関東でも有数の古社で格式を誇る大きな神社。
戦前に定められ、現在は廃止されている旧社格制度では
熱田神宮、諏訪大社などと並ぶ官幣大社。
関東地方では、お隣の茨城県、常陸国一宮の鹿島神宮、
安房国一宮の安房神社、武蔵国一宮の大宮・氷川神社、
それに東京の日枝神社、明治神宮の六社しかありません。
ご祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ) 。
武神として知られ、武道の道場などに「香取大明神」という
掛け軸がよく掲げられています。
かつて、NHKの大河ドラマ「新撰組」で、
道場に「香取大後明神」の掛け軸が掲げられていて、
きっと原作の三谷幸喜さんが主演の香取慎吾さんにかけて
シャレで掲げたんだろうなどと言うネット上の書き込みもありましたが、
そんなことはなくて、れっきとした理由があったのでした。
それだけの古社だけあって、社叢は実に広大。
上の鳥居は二ノ鳥居。
一ノ鳥居は、遙か彼方の佐原市街地の県道上に建っています。

二ノ鳥居をくぐると、緩やかに上り坂になっている、
そこそこ長い参道が。

その参道両脇には、寄進された石灯籠が立ち並んでいます。
かつての大名家から、戦前の華族、そして最近の企業の寄進によるものまで
大きさもかなり立派な石灯籠がずらっと並ぶのはなかなか壮観です。
東日本大震災の際には、110基の灯籠が倒壊したそうですが、
今では綺麗に修復されています。
その山道を登り切ると、三ノ鳥居。

この鳥居も、かなり大きな石鳥居ですが、東日本大震災で
被災したそうです。

そして、上の写真の鳥居の先に見えるのは丹塗りの総門。
さらにさらに、その総門をくぐると、その先に立派な楼門が見えます。

こちらも堂々とした丹塗りの楼門ですが、
元禄時代に徳川綱吉により建てられたものだそうです。
しかし、ここまで鳥居が三つに門が二つ。
この神社の格式の高さが、こんな所からもうかがえますね。
実は、利根川に近いこの香取神社。
かつての表参道は今ご紹介した参道ではなく、
川からつながる参道だったそうで、
今も利根川河畔には大鳥居があるそうです。
さてこの楼門をくぐると、いよいよ権現造りの本殿。

拝殿は、昭和初期に建て替えられたものだそうですが、
本殿は元禄時代のものだそうです。
以前ご紹介した、妙義神社にも似たなかなか壮麗な拝殿です。

最後に御朱印をいただきます。

熱田神宮と同じ、御神印のみのシンプルな御朱印です。
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