2017軽井沢からの紅葉情報-5 苗場のドラゴンドラから見下ろす紅葉は息をのむ絶景!
さて本日、軽井沢は朝から雨模様。
そして夕方からは、大雨でございます。
軽井沢は、またまた大雨警報発令中。
10月に2週連続で大雨警報が出たのは、あまり記憶がありません。
もういい加減にしてほしい・・・これで週末は3週連続で台無しです。
ということで、かろうじて雨が降らなかった昨日の朝、
急ぎ雲場池に盛りの紅葉を見に行った話は
昨日お伝えしましたが、
実はまだその続きがありました。
そこからそのまま車でひとっ飛び。
どこへ行ったかというと、こちらです。

まさか、とお思いの方もおられるかも知れませんが、
はい、苗場です。
この週末、毎年恒例でうちの両親が紅葉を見に来ていたのですが、
今まさに紅葉が盛りだというのに、盛りの紅葉を見ないのは
実にもったいない。
でも、雨の中見に行くのは、いやです。
いろいろと天気予報とにらめっこして、
どうやら北の方は、雨の降り出しが遅い感じです。
ということで、白馬か苗場にターゲットを絞ったのですが、
白馬は何度も行っているし、あそこはアルプスが見えないと
意味が無いので、この時期に行ったことがない、苗場に行ってみることにしたのでした。
苗場とかぐらスキー場を結ぶ、日本最長のゴンドラ、
ドラゴンドラから見る紅葉がきれいだということで、
一度見に行きたいと思っていたのです。
軽井沢から、北軽~中之条~沼田経由で行くか、
少し遠回りですが、上信越道~関越で行くか迷ったのですが、
今回は何しろ雨が降る前に行きたいと言うことで、
時間が読める高速経由で行くことにしました。
碓氷軽井沢インターから上信越道を藤岡ジャンクションまで行って、
そこから関越道に入って、月夜野インターを目指します。
前橋インターまでは、ちょくちょく利用するのですが、
そこから先は久し振り。
前橋から先は2車線になることもあって、スキーシーズンだけではなく
夏も渋滞するのですが、前橋を過ぎると沼田インターまでずっと上り坂。
改めて渋滞するわけが、分かりました。
昨日も結構混雑していたのですが、軽井沢からは1時間ほどで月夜野インターに。
そこから17号で猿ヶ京温泉を抜けて、三国トンネルを抜ければもう苗場です。
ここを車で通ったのは、もしかすると学生時代以来かも知れません。
本当に久し振りです。
ということで、苗場プリンスホテルの駐車場に車を止め、
駐車場脇にあるバスターミナル「シュネー」でドラゴンドラのチケットを購入し、
そこからドラゴンドラまでは、無料の送迎バスで移動します。
ちなみにドラゴンドラは往復で大人2,400円ですが、
SEIBU PRINCE CLUBカードを持っていると、
2,000円に割引になります。もちろんポイントも付きますよ。
この無料送迎バス、我が家は9時台に着いていたので、
待たずに乗ることが出来たのですが、帰って来たときには、こんなに行列していました。

送迎バスで数分で、ゴンドラ乗り場に着きます。
冬は滑り込みできるので、こんな必要は無いのでしょうが、
雪のない時期は、ちょっと不便ですね。
ちなみに歩くと20分ぐらいかかるそうです。
ゴンドラなので、ほとんど待たずに乗り込みます。

ここのゴンドラは、中央に背中合わせで座席がある方式。
我が家は残念ながら、後ろ向きに座ったので、
進行方向の反対側を見る形になります。さあ、いよいよ出発。
山頂まで25分のゴンドラ旅です。
通常、スキー場のゴンドラは山麓から山頂に
一直線に登っていくのでしょうが、
ここのゴンドラは尾根を横切りながら、苗場スキー場と
かぐらスキー場を横連絡するゴンドラ。
なので、結構アップダウンしながら、登っていきます。
出発直後は杉や落葉松が多く、
あまり色づいていなかったのですが、ゴンドラが進むにつれて、
だんだん色づいた木々が増えてきました。

ここはゴンドラの支柱が、何と35本もあり、
そのうち第14号柱(14/35)、22号柱(22/35)、26号柱(26/35)あたりが
ビューポイントだと言われているのですが、
中でも14号柱は清津川を横切る、絶景ポイントといわれています。
いよいよ、そのビューポイントが近づいてきました。
ここはいったん登ったゴンドラが、清津川の渓谷に向かっていったん下って、
清津川を横切ってから再び上昇するという、珍しい構造になっています。
ゴンドラがぐぐっと高度を下げると、いきなり赤く色づいた谷の中を、
清らかな清流が流れる、絶景ポイントに出くわしました。

これが、清流・清津川。いよいよ絶景ポイントが近づきます。
進行方向を向いて座っている家族からは
感嘆の声が上がっていますが、逆向きの我々はまだ正面の崖を見ている状態。
早く上昇が待ち遠しい感じです。
結構なスピードでゴンドラは進んでいるので、次第に高度が上がりはじめました。
すると、おおこりゃ絶景だ!

いや、何と美しい!
今年の紅葉は、ここでも少しオレンジがかった色づきですが、
それでも絵の具をぶちまけたような、色とりどりの紅葉と、
エメラルドグリーンの清津川が素晴らしいコントラストになって
本当に美しい、文字通りの絶景です。

さらに高度が上がると、なんだかドローンにのって見ているみたい。
今まであまり経験したことがない、紅葉体験です。

曇っていてもこれだけ美しいので、晴れていたらどれだけ綺麗だったか・・・
金曜日に来られた人が、本当に羨ましい。
さあ、そうこうしているうちに、次のビューポイントにやってきます。

どんどん高度を上げていくと、先ほどは水面がかなり近かった清津川が
かなり下の方に見えてきました。
この辺りは、ブナ林かな?クマが多そうです。

そして、程なく神秘的な色の湖が。

これは清津川をせき止めたダム湖の二居湖。
先ほどの清津川の水の色が、さらに濃くなった
エメラルドグリーンの湖が、周囲の紅葉に映えています。
そこからさらに高度を上げると、
少し盛りを過ぎた感じ。

このドラゴンドラ、山麓は921mと、我が家よりも低い標高で終点は1,346m。
総延長が5.5kmと長いのですが、
標高差は400mと、それほど登らないゴンドラです。
とはいえ1,300メートルともなると、紅葉は終わり気味で、
くすんだ色になってしまっていましたが、数日前は本当に綺麗だったでしょうね。
ようやく25分かけての空中散歩が終わり、
山頂に着きましたが、山頂は既に紅葉は終了。

少し屋台などが出ていましたが、特にすることがないので、
すぐに引き返しました。実は帰りもまた後ろ向き。
でも、おかげで、行きとは違う景色が見られました。
これまた絶景なのですが、ちょっと長くなりましたので、
続きはまた明日。
次の目標、250万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッとよろしくお願いいたします!

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そして夕方からは、大雨でございます。
軽井沢は、またまた大雨警報発令中。
10月に2週連続で大雨警報が出たのは、あまり記憶がありません。
もういい加減にしてほしい・・・これで週末は3週連続で台無しです。
ということで、かろうじて雨が降らなかった昨日の朝、
急ぎ雲場池に盛りの紅葉を見に行った話は
昨日お伝えしましたが、
実はまだその続きがありました。
そこからそのまま車でひとっ飛び。
どこへ行ったかというと、こちらです。

まさか、とお思いの方もおられるかも知れませんが、
はい、苗場です。
この週末、毎年恒例でうちの両親が紅葉を見に来ていたのですが、
今まさに紅葉が盛りだというのに、盛りの紅葉を見ないのは
実にもったいない。
でも、雨の中見に行くのは、いやです。
いろいろと天気予報とにらめっこして、
どうやら北の方は、雨の降り出しが遅い感じです。
ということで、白馬か苗場にターゲットを絞ったのですが、
白馬は何度も行っているし、あそこはアルプスが見えないと
意味が無いので、この時期に行ったことがない、苗場に行ってみることにしたのでした。
苗場とかぐらスキー場を結ぶ、日本最長のゴンドラ、
ドラゴンドラから見る紅葉がきれいだということで、
一度見に行きたいと思っていたのです。
軽井沢から、北軽~中之条~沼田経由で行くか、
少し遠回りですが、上信越道~関越で行くか迷ったのですが、
今回は何しろ雨が降る前に行きたいと言うことで、
時間が読める高速経由で行くことにしました。
碓氷軽井沢インターから上信越道を藤岡ジャンクションまで行って、
そこから関越道に入って、月夜野インターを目指します。
前橋インターまでは、ちょくちょく利用するのですが、
そこから先は久し振り。
前橋から先は2車線になることもあって、スキーシーズンだけではなく
夏も渋滞するのですが、前橋を過ぎると沼田インターまでずっと上り坂。
改めて渋滞するわけが、分かりました。
昨日も結構混雑していたのですが、軽井沢からは1時間ほどで月夜野インターに。
そこから17号で猿ヶ京温泉を抜けて、三国トンネルを抜ければもう苗場です。
ここを車で通ったのは、もしかすると学生時代以来かも知れません。
本当に久し振りです。
ということで、苗場プリンスホテルの駐車場に車を止め、
駐車場脇にあるバスターミナル「シュネー」でドラゴンドラのチケットを購入し、
そこからドラゴンドラまでは、無料の送迎バスで移動します。
ちなみにドラゴンドラは往復で大人2,400円ですが、
SEIBU PRINCE CLUBカードを持っていると、
2,000円に割引になります。もちろんポイントも付きますよ。
この無料送迎バス、我が家は9時台に着いていたので、
待たずに乗ることが出来たのですが、帰って来たときには、こんなに行列していました。

送迎バスで数分で、ゴンドラ乗り場に着きます。
冬は滑り込みできるので、こんな必要は無いのでしょうが、
雪のない時期は、ちょっと不便ですね。
ちなみに歩くと20分ぐらいかかるそうです。
ゴンドラなので、ほとんど待たずに乗り込みます。

ここのゴンドラは、中央に背中合わせで座席がある方式。
我が家は残念ながら、後ろ向きに座ったので、
進行方向の反対側を見る形になります。さあ、いよいよ出発。
山頂まで25分のゴンドラ旅です。
通常、スキー場のゴンドラは山麓から山頂に
一直線に登っていくのでしょうが、
ここのゴンドラは尾根を横切りながら、苗場スキー場と
かぐらスキー場を横連絡するゴンドラ。
なので、結構アップダウンしながら、登っていきます。
出発直後は杉や落葉松が多く、
あまり色づいていなかったのですが、ゴンドラが進むにつれて、
だんだん色づいた木々が増えてきました。

ここはゴンドラの支柱が、何と35本もあり、
そのうち第14号柱(14/35)、22号柱(22/35)、26号柱(26/35)あたりが
ビューポイントだと言われているのですが、
中でも14号柱は清津川を横切る、絶景ポイントといわれています。
いよいよ、そのビューポイントが近づいてきました。
ここはいったん登ったゴンドラが、清津川の渓谷に向かっていったん下って、
清津川を横切ってから再び上昇するという、珍しい構造になっています。
ゴンドラがぐぐっと高度を下げると、いきなり赤く色づいた谷の中を、
清らかな清流が流れる、絶景ポイントに出くわしました。

これが、清流・清津川。いよいよ絶景ポイントが近づきます。
進行方向を向いて座っている家族からは
感嘆の声が上がっていますが、逆向きの我々はまだ正面の崖を見ている状態。
早く上昇が待ち遠しい感じです。
結構なスピードでゴンドラは進んでいるので、次第に高度が上がりはじめました。
すると、おおこりゃ絶景だ!

いや、何と美しい!
今年の紅葉は、ここでも少しオレンジがかった色づきですが、
それでも絵の具をぶちまけたような、色とりどりの紅葉と、
エメラルドグリーンの清津川が素晴らしいコントラストになって
本当に美しい、文字通りの絶景です。

さらに高度が上がると、なんだかドローンにのって見ているみたい。
今まであまり経験したことがない、紅葉体験です。

曇っていてもこれだけ美しいので、晴れていたらどれだけ綺麗だったか・・・
金曜日に来られた人が、本当に羨ましい。
さあ、そうこうしているうちに、次のビューポイントにやってきます。

どんどん高度を上げていくと、先ほどは水面がかなり近かった清津川が
かなり下の方に見えてきました。
この辺りは、ブナ林かな?クマが多そうです。

そして、程なく神秘的な色の湖が。

これは清津川をせき止めたダム湖の二居湖。
先ほどの清津川の水の色が、さらに濃くなった
エメラルドグリーンの湖が、周囲の紅葉に映えています。
そこからさらに高度を上げると、
少し盛りを過ぎた感じ。

このドラゴンドラ、山麓は921mと、我が家よりも低い標高で終点は1,346m。
総延長が5.5kmと長いのですが、
標高差は400mと、それほど登らないゴンドラです。
とはいえ1,300メートルともなると、紅葉は終わり気味で、
くすんだ色になってしまっていましたが、数日前は本当に綺麗だったでしょうね。
ようやく25分かけての空中散歩が終わり、
山頂に着きましたが、山頂は既に紅葉は終了。

少し屋台などが出ていましたが、特にすることがないので、
すぐに引き返しました。実は帰りもまた後ろ向き。
でも、おかげで、行きとは違う景色が見られました。
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