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信州小布施の御朱印めぐり-2 葛飾北斎肉筆天井画の岩松院へ

しかし、今朝は寒かったですね。
軽井沢の最低気温は氷点下5度。
我が家は朝ばたばたしていて、いつもの外温度計を見ている暇が無かったのですが、
恐らく氷点下10度近くまで下がっていたのではないでしょうか。
明日の雪マークは、朝方だけになり、その後は雨の予報。
でも油断は出来ません。
明日軽井沢にお越しの方は、滑り止めのご準備、忘れずにお越しくださいね。

さて、またまた先日の高山村の続きなのですが、
信州小布施の御朱印めぐり、雁田山の麓の浄光寺に詣でたあとは
すぐ近くの岩松院に向かいました。

20171109-1.jpg

この岩松院が、なんで有名かというと、
本堂天井に描かれた、葛飾北斎の肉筆天井画。
江戸時代末期の、1848年、北斎89歳の時に書かれたという
大作で、八方睨みの鳳凰図とも言われています。
1度見に来たいと思っていたのですが、
ようやく念願が叶いました。

さて、同じ雁田山の麓にあるといっても、
先ほどの浄光寺とは異なり、金剛窟と書かれた扁額がかかる
入り口の仁王門からは
少し階段を上がるだけで、本堂にたどり着きます。

20171109-2.jpg

岩松院は、1472年開山の曹洞宗の寺。
本堂は、如何にも禅宗の寺、という作りです。

20171109-3.jpg

この本堂正面右手で拝観券を購入すると、
本堂内に入れます。
もちろん、天井画の写真を含む堂内は撮影禁止。
古くは、本堂に寝転がって拝観した、ということもあったらしいですが。
現在は絵の真下に椅子が並べられ、そこから見上げる形で
拝観するようになっています。

初めて見ましたが、21畳敷きという鳳凰図は
迫力満点。そして、今から170年近く前に描かれたとは思えない
鮮やかな色彩が残っています。
しばし見とれておりました。

そして、この岩松院はこの北斎肉筆の天井画だけが有名なのではありません。
広島城を勝手に修築したとして改易され、
芸州50万石からこの界隈4万5千石に国替えとなった
戦国武将、福島正則が葬られているのがこの岩松院

本堂裏には、立派な霊廟も残されています。

20171109-4.jpg
20171109-5.jpg

さらに、本堂裏にある小さな池は、小林一茶が
「痩せかえる 負けるな一茶 これにあり」と詠んだ
蛙合戦の舞台となった池。
いろいろとゆかりが多い寺なのです。

最後に御朱印を。

20171109-6.jpg

福島正則公廟所、北斎翁筆大天井鳳凰図、そして左上に蛙の絵が描かれた
可愛らしいしおりと、今回ブログでご紹介したこの寺のゆかりすべてが網羅された
盛りだくさんな御朱印です。

そして、こちらで買い求めたのが、次期寺院用の御朱印帳。

20171109-7.jpg

図柄が、北斎の八方睨みの鳳凰図になっているのです。
そして裏面は蛙。

20171109-8.jpg

現在の善光寺の御朱印帳が一杯になったら
次はこの岩松院の御朱印帳で、廻りたいと思います。

ちなみにこの後同じ雁田山の麓にある
おぶせ温泉で硫黄泉を堪能してきたのですが
帰りに建物の写真を撮ろうとしたら大雨で断念。
でも参拝中に雨に降られなくて、よかったです。
早速の御利益かな?


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svetla

Author:svetla
出身:東京都
現住所:長野県北佐久郡軽井沢町
将来家を建てるならばログハウスと、以前から夢見ていましたが、2007年2月に念願かない、軽井沢のとある森の中にログハウスを建て東京から移住しました。夢を実現した文字通りの「ドリームハウス」から、東京まで新幹線通勤中。自然に囲まれた森の中で、楽しい軽井沢生活実践中です。

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