今年の大賀ホールのメサイアは、鈴木雅明さんの弾き振り
さて、メサイアです。
この日も朝一番で軽井沢プリンスホテルスキー場で滑ったあと、
いったん家に帰って昼食を食べて、大賀ホールへ。

景色的には雪がなくて、なんだか暖かそうにも見えますが、
寒かったんです、先週末。
寒風吹きすさぶ中、暖かい格好で大賀ホールに向かいました。
大賀ホールの入り口は、今年もクリスマス仕様。

周囲があまりクリスマス感がないので、
クリスマスリースがあるだけでも、
ちょっとほっとしますね。
さて、先日はまだ空席もあるみたいで、などと申し上げましたが
どうしてどうして、会場はほぼ満員の大盛況。
数年前は、演奏が始まってしばらくしても、
ぽっかりと空席がある一角があったりしたのですが、
今年はそんなこともなくてよかったです。
で、開演前、舞台を見ていて、何かいつもと違うことに気づきました。
あれ、チェンバロの向きがおかしい。
普通は演奏者が指揮者の方を向くようにセッティングされますが、
鍵盤が客席側に向いています。
ということは、演奏者が指揮者に背を向けることになります。
おかしいなと思ってプログラムを見てみたら・・・

あれ、チェンバロは「鈴木雅明」と書かれています。

鈴木雅明と言えば、このバッハ・コレギウム・ジャパンの指揮者
鈴木雅明さんじゃないですか。
つまり、チェンバロの弾き振りだったのです。
ピアノ協奏曲で、元々ピアニストの指揮者が弾き振りをする、
たとえば、バレンボイムとか、アシュケナージとかの演奏は
見たことがありますが、
チェンバロの弾き振り、というのは初めて見ました。
そんな、指揮者とチェンバロ奏者の二股ながら、
今年も、非常に縦の線がそろった、筋肉質な演奏。
おかげで混じりけの無いピュアな演奏のせいか、
大賀ホールが本当によく鳴ります。
アンサンブルもさることながら、合唱が素晴らしい。
いつも以上にドラマティックな感じだったような気がします。
さらに、今年は独唱陣もこれまでと異なる布陣で、
テノールとカウンターテナーは特に素晴らしかったです。
しかし、第2部の最後、有名なハレルヤコーラスが終わったら
どやどやと帰られる方が居たのは、ちょっと残念でした。
お忙しかったのかも知れませんが、
メサイア、私が一番好きなのは、「屠られし羊こそ」の名で呼ばれる
第3部の終曲なので、是非最後まで聴いていただきたかった。
非常に良く響く大賀ホールにこだまする、「Amen」の合唱は、
今年も背筋がぞくぞくするほど感動的でした。
しかし、途中の休憩時間に外に出ると、
午前中滑りまくっていた軽井沢プリンスホテルスキー場。

まだオープンしていませんが、山頂からのコースにも雪が着いて
だいぶスキー場らしくなってきましたが、
午前中スキーをして、午後そのスキー場を見ながら
素晴らしい音楽を聴くなって言うのは、まさに軽井沢ならではの醍醐味。
サントリーホールでは、こうはいきません。

バッハ・コレギウム・ジャパンのメサイア、
来年もまた、楽しみにしています。
次の目標、250万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッとよろしくお願いいたします!

にほんブログ村

長野県ランキング
この日も朝一番で軽井沢プリンスホテルスキー場で滑ったあと、
いったん家に帰って昼食を食べて、大賀ホールへ。

景色的には雪がなくて、なんだか暖かそうにも見えますが、
寒かったんです、先週末。
寒風吹きすさぶ中、暖かい格好で大賀ホールに向かいました。
大賀ホールの入り口は、今年もクリスマス仕様。

周囲があまりクリスマス感がないので、
クリスマスリースがあるだけでも、
ちょっとほっとしますね。
さて、先日はまだ空席もあるみたいで、などと申し上げましたが
どうしてどうして、会場はほぼ満員の大盛況。
数年前は、演奏が始まってしばらくしても、
ぽっかりと空席がある一角があったりしたのですが、
今年はそんなこともなくてよかったです。
で、開演前、舞台を見ていて、何かいつもと違うことに気づきました。
あれ、チェンバロの向きがおかしい。
普通は演奏者が指揮者の方を向くようにセッティングされますが、
鍵盤が客席側に向いています。
ということは、演奏者が指揮者に背を向けることになります。
おかしいなと思ってプログラムを見てみたら・・・

あれ、チェンバロは「鈴木雅明」と書かれています。

鈴木雅明と言えば、このバッハ・コレギウム・ジャパンの指揮者
鈴木雅明さんじゃないですか。
つまり、チェンバロの弾き振りだったのです。
ピアノ協奏曲で、元々ピアニストの指揮者が弾き振りをする、
たとえば、バレンボイムとか、アシュケナージとかの演奏は
見たことがありますが、
チェンバロの弾き振り、というのは初めて見ました。
そんな、指揮者とチェンバロ奏者の二股ながら、
今年も、非常に縦の線がそろった、筋肉質な演奏。
おかげで混じりけの無いピュアな演奏のせいか、
大賀ホールが本当によく鳴ります。
アンサンブルもさることながら、合唱が素晴らしい。
いつも以上にドラマティックな感じだったような気がします。
さらに、今年は独唱陣もこれまでと異なる布陣で、
テノールとカウンターテナーは特に素晴らしかったです。
しかし、第2部の最後、有名なハレルヤコーラスが終わったら
どやどやと帰られる方が居たのは、ちょっと残念でした。
お忙しかったのかも知れませんが、
メサイア、私が一番好きなのは、「屠られし羊こそ」の名で呼ばれる
第3部の終曲なので、是非最後まで聴いていただきたかった。
非常に良く響く大賀ホールにこだまする、「Amen」の合唱は、
今年も背筋がぞくぞくするほど感動的でした。
しかし、途中の休憩時間に外に出ると、
午前中滑りまくっていた軽井沢プリンスホテルスキー場。

まだオープンしていませんが、山頂からのコースにも雪が着いて
だいぶスキー場らしくなってきましたが、
午前中スキーをして、午後そのスキー場を見ながら
素晴らしい音楽を聴くなって言うのは、まさに軽井沢ならではの醍醐味。
サントリーホールでは、こうはいきません。

バッハ・コレギウム・ジャパンのメサイア、
来年もまた、楽しみにしています。
次の目標、250万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッとよろしくお願いいたします!

にほんブログ村

長野県ランキング
- 関連記事
-
- 群馬交響楽団第538回定期演奏会 (2018/05/20)
- 今年の大賀ホールのメサイアは、鈴木雅明さんの弾き振り (2017/12/19)
- 【速報】大賀ホールのメサイア、今年も素晴らしかったです (2017/12/16)