カタクリが咲き乱れる立科・津金寺
昨日ご紹介した、十福の湯に行ったのは4月8日。
もう10日前の話となります。この後、上田城跡公園と
小諸の懐古園に花見に立ち寄るという、
この日は花見フルコースとなるわけですが、どちらも既に桜は散っています。
そんな話題を時系列で書いていると、
肝心な先週末の話が先送りになってしまうので、
先にこの週末のお出かけにも役立つかも知れない話題から、先に書いてしまいますね。
先日の日曜日、15日は朝から雨模様の軽井沢。
でも、既に桜前線は軽井沢にも到達していて、
御代田の雪窓公園や、長野牧場の花見がギリギリ間に合うかどうかと言う状況。
午後からは晴れる、との予報だったので、え~いとでかけてみました。
軽井沢からは、御代田の真楽寺、雪窓公園、長野牧場と見て回ったのですが、
続いて向かったのはこちらです。

中山道を諏訪方面に向かってしばらく行った、立科町の
笠取峠の手前にある古刹、慧日山津金寺です。
702年に僧行基が開創したという現在は天台宗の寺院。
学僧を養成する学問の拠点で、信濃の談義所と呼ばれているそうです。
想像以上に格式の高そうな寺院でした。

この寺のもう一つの特徴が、カタクリと野草の寺だと言うこと。
上の写真の本堂の裏手、並びに右手に続く里山に
カタクリや野草が自生する自然探索園があるのです。
ちょうど、カタクリが見ごろだというので、行ってみたというわけです。
本堂の右手は、文字通り里山の風情。

その山裾に、様々な野草が自生し、この日もいくつか花をつけていました。
まずこちらはヤマエンゴサク。

薄紫色の、可憐な花が咲いています。

こちらは雨のあとで花を閉じてしまっていますが、
アズマイチゲ。

山野草好きな私の奥さんが好きな花らしく、
群生しているのを見て大興奮でした。
そしてこの寺の名物、カタクリです。

我が家の庭にも一輪咲いているのですが、
ここは群生。

さすが、カタクリが自生する寺として有名なだけあるなぁと感心していたら、
こんなもんではありませんでした。
こちらをご覧ください。

息をのむほどの、斜面に群生する一面のカタクリ。

こんな光景、見たことがありません。

本当にびっくりしました。
さすがは信州の中でも指折りのカタクリの里として知られるだけのことはあります。
本堂の裏手は、ちょっとした登山の様相。

ここにはシロバナエンレイソウが群生していました。

その相間に、カタクリも咲いていましたが、
こちらの方が咲いたのが早かったのか、ほとんど終わっていました。
あとは二輪草が見ごろです。

山手には、鎌倉時代にこの寺を庇護した滋野一族の宝塔3基や、
五輪塔や九重層塔・宝筐印塔などの石塔が林立しており、
古くから地元で深く信仰されていたことがうかがえます。
最後に書き置きですが、御朱印をいただけました。

この、津金寺があるのは笠取峠手前のローソンがある交差点を東御方面に向かい、
中山道から少し入ったところ。
この近くの中山道は、何度となく通っており、
この寺の存在も知っては居たのですが、
まさかこんな交通量の多い国道からすぐの場所に、
自然豊かで、古い歴史を持つ寺があるとは思ってもみませんでした。
カタクリは、まだ咲ききっていないものがあったので、
今度の土曜日ぐらいまでならまだ間に合うかも知れません。
天気も良さそうなので、お時間がある方は是非。
次の目標300万アクセスに向けて、
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もう10日前の話となります。この後、上田城跡公園と
小諸の懐古園に花見に立ち寄るという、
この日は花見フルコースとなるわけですが、どちらも既に桜は散っています。
そんな話題を時系列で書いていると、
肝心な先週末の話が先送りになってしまうので、
先にこの週末のお出かけにも役立つかも知れない話題から、先に書いてしまいますね。
先日の日曜日、15日は朝から雨模様の軽井沢。
でも、既に桜前線は軽井沢にも到達していて、
御代田の雪窓公園や、長野牧場の花見がギリギリ間に合うかどうかと言う状況。
午後からは晴れる、との予報だったので、え~いとでかけてみました。
軽井沢からは、御代田の真楽寺、雪窓公園、長野牧場と見て回ったのですが、
続いて向かったのはこちらです。

中山道を諏訪方面に向かってしばらく行った、立科町の
笠取峠の手前にある古刹、慧日山津金寺です。
702年に僧行基が開創したという現在は天台宗の寺院。
学僧を養成する学問の拠点で、信濃の談義所と呼ばれているそうです。
想像以上に格式の高そうな寺院でした。

この寺のもう一つの特徴が、カタクリと野草の寺だと言うこと。
上の写真の本堂の裏手、並びに右手に続く里山に
カタクリや野草が自生する自然探索園があるのです。
ちょうど、カタクリが見ごろだというので、行ってみたというわけです。
本堂の右手は、文字通り里山の風情。

その山裾に、様々な野草が自生し、この日もいくつか花をつけていました。
まずこちらはヤマエンゴサク。

薄紫色の、可憐な花が咲いています。

こちらは雨のあとで花を閉じてしまっていますが、
アズマイチゲ。

山野草好きな私の奥さんが好きな花らしく、
群生しているのを見て大興奮でした。
そしてこの寺の名物、カタクリです。

我が家の庭にも一輪咲いているのですが、
ここは群生。

さすが、カタクリが自生する寺として有名なだけあるなぁと感心していたら、
こんなもんではありませんでした。
こちらをご覧ください。

息をのむほどの、斜面に群生する一面のカタクリ。

こんな光景、見たことがありません。

本当にびっくりしました。
さすがは信州の中でも指折りのカタクリの里として知られるだけのことはあります。
本堂の裏手は、ちょっとした登山の様相。

ここにはシロバナエンレイソウが群生していました。

その相間に、カタクリも咲いていましたが、
こちらの方が咲いたのが早かったのか、ほとんど終わっていました。
あとは二輪草が見ごろです。

山手には、鎌倉時代にこの寺を庇護した滋野一族の宝塔3基や、
五輪塔や九重層塔・宝筐印塔などの石塔が林立しており、
古くから地元で深く信仰されていたことがうかがえます。
最後に書き置きですが、御朱印をいただけました。

この、津金寺があるのは笠取峠手前のローソンがある交差点を東御方面に向かい、
中山道から少し入ったところ。
この近くの中山道は、何度となく通っており、
この寺の存在も知っては居たのですが、
まさかこんな交通量の多い国道からすぐの場所に、
自然豊かで、古い歴史を持つ寺があるとは思ってもみませんでした。
カタクリは、まだ咲ききっていないものがあったので、
今度の土曜日ぐらいまでならまだ間に合うかも知れません。
天気も良さそうなので、お時間がある方は是非。
次の目標300万アクセスに向けて、
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