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知恩院の晨朝法要

さて、ゴールデンウィークの大旅行記、
2日目の朝です。
静かな京都の朝が明けました。
おかげさまで、この日もとても良い天気になりそうです。

20180515-2.jpg

宿泊した知恩院宿坊和順会館の目の前は
巨大な知恩院三門。

20180515-1.jpg

まだ東の空が明け切っていない感じの、朝6時前。
そうなんです、宿坊に泊まると言えばこれです。

20180515-0.jpg

浄土宗総本山知恩院の朝のお勤めは、
ちょっと難しい名前で「晨朝(じんちょう)法要」と言います。
晨朝とは朝6時ぐらいという意味だそうです。
まさにこの日も朝6時から法要が行われるというので、
ご案内いただいて、知恩院に向かいました。
さすがにまだ朝6時前だと、知恩院の前には誰も居ません。

20180515-3.jpg

知恩院に向かうには、三門をくぐって急な階段を上る男坂と、回り道して緩やかな階段を上る
女坂があり、案内はさすがに女坂で。
親が上れるか心配でしたが、緩やかでそれほど長くはなかったので
難なく上れました。

知恩院の晨朝法要は、阿弥陀様を祀る阿弥陀堂と、開祖法然上人を祀る
法然上人御堂の二カ所続けて行われます。
本来は国宝御影堂で行われているそうですが、
現在平成の大修復工事中。

20180515-5.jpg

そのため法然上人御堂で行われているそうです。

まずは阿弥陀堂に向かいます。

20180515-4.jpg

この写真は、日が高くなってから御朱印をいただきに再度参拝した際に撮ったものですが、
このお堂は境内の西側に建てられ、中に安置されている阿弥陀如来像は
東向きに安置されています。
これは、阿弥陀様に向き合い、南無阿弥陀仏と唱えることで、
その背後にある西方浄土につながる、ということを意味しているとか。

しかし、これまで朝の法要に参列したのは、
善光寺のお朝事と身延山久遠寺の朝勤なのですが、
浄土宗の法要は初めて。
意外にお経を唱えるお坊さんの数が少なくて、ちょっと驚きました。

阿弥陀堂での法要がおわると、続いて法然上人御堂に移動。

20180515-11.jpg

ところで、こちらの入り口には徳川家の家紋、三つ葉葵が。

20180515-9.jpg

この知恩院、徳川家と非常につながりが深いのです。
東京芝の増上寺や、岡崎の大樹寺はいずれも浄土宗。
どちらも徳川家の菩提寺、と呼ばれる寺院です。
この知恩院は、生母於大の方の菩提寺として、
とりわけ厚く庇護され、今の大伽藍も徳川家により整備されたものだそうです。

そのため、法然上人御堂での晨朝法要で、
よく聞いていたら台徳院殿など、徳川家累代の将軍の戒名を
読み上げていました。広いお堂なので、よく見えませんでしたが
位牌も安置されていたようです。

二カ所で法要を行うため、朝6時から始まった法要は
1時間半ほどかかります。
法要が終わって、外に出ると、とても良い天気に。
阿弥陀さまの御利益でしょうか。

20180515-6.jpg

まずは腹ペコなので、和順会館で朝食をいただき、
いよいよ2日目の旅がスタートです。


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svetla

Author:svetla
出身:東京都
現住所:長野県北佐久郡軽井沢町
将来家を建てるならばログハウスと、以前から夢見ていましたが、2007年2月に念願かない、軽井沢のとある森の中にログハウスを建て東京から移住しました。夢を実現した文字通りの「ドリームハウス」から、東京まで新幹線通勤中。自然に囲まれた森の中で、楽しい軽井沢生活実践中です。

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