秩父三社巡り-3 知知夫国総鎮守・秩父神社
いつもとても不思議に思うのですが、
働き方改革が叫ばれる時代、週休2日で、土曜日は休みという会社が
多いと思うのですが、
今週のように、土曜日が祝日になると、
感覚的に観光客が2割から3割増しになる気がします。
金曜日の夜も、ものすごい新幹線が混んでいて、
こりゃ混むなと思っていたのですが、
一昨日の軽井沢町内は裏道まで混んでいたようですね。
我が家は早い時間に軽井沢を脱出し、高山村までりんごを買いに行っていたのですが、
普段は混まない上信越道が、更埴ジャンクション付近で少し流れが悪くなっていました。
今週末は、疲労倍増の軽井沢でご商売をされている方々も
多いのではないでしょうか。
そろそろ軽井沢の入り込みシーズンも、終わりでしょうから
きっと今日あたりは打ち上げている方も、おられるのではないでしょうか。
どうもご苦労様でした。
さて、またまた話はさかのぼり、秩父の話題です。
秩父三社巡りの最後は、知知夫国総鎮守の秩父神社です。
なんと創建は2100年前という、気が遠くなるほどの古社です。

あと一ヶ月後、秩父の町は秩父夜祭で大賑わいとなりますが、
この秩父神社の例大祭でもあります。
一昨年見に行きましたが、素晴らしかったですね。
今年は大祭が月曜日なので、見に行かれませんが、
次回週末に重なる際は、是非また行ってみたいと思います。
しかし、すでにご紹介した秩父三社の三峯神社、寶登山神社は
いずれも壮麗な社殿が見事ですが、
ここ秩父神社の社殿も、それを上回る素晴らしさです。

あ、写真を整理していて気づいたのですが、拝殿の扁額は
知知夫神社と書かれているのですね。

その扁額の脇に、見事な彫り物が見えていますが、
ここ秩父神社も見事な彫刻が施された社殿。

ただ、近年修復されたわけではないようで、
少しくすんでいるためか、三峯神社、寶登山神社に比べると、
少し地味にも見えます。
しかし、なんとこの社殿、造営は1592年で、
徳川家康によるもの。
よくよく見てみると、精緻な彫刻に息をのみます。

何しろ、社殿の周りには名匠左甚五郎による彫刻の数々。
まずは、秩父15番札所・少林寺の池に夜な夜な現れて
暴れる竜をつなぎ止めたといわれる、つなぎの龍。

そして、本殿背面に彫られた、
北辰の梟。

この梟は北を向いていますが、秩父神社のご祭神4柱のうち、
天之御中主神は、北辰妙見菩薩を表し、
北極星を祀る神様と言われています。
その北極星=北辰と向き合うのが、この梟というわけです。
さらに、社殿西側には、日光東照宮の「見ざる、言わざる、聞かざる」の
三猿の真逆で、「よく見て、よく聞いて、よく話して」という
「お元気三猿」が彫られています。

この建物、ただの埼玉県の文化財だそうですが、
国宝に指定しなくてよいのでしょうか?
本当に素晴らしい社殿です。
最後に御朱印を。

「秩父宮家ゆかりの」とありますが、
昭和天皇の弟君、秩父宮殿下は、
この秩父神社に祀られるご祭神のうちの、一柱だそうです。
これで秩父三社、巡り終えたわけですが、
どの神社も創建が古く、しかもいわれがすごい。
こんな山の中、といったら申し訳ないのですが、
秩父がいかに古くから栄えた地か、
というのが本当によく分かる場所です。
軽井沢からも近い秩父、まだまだ探索しがいがありそうです。
次の目標300万アクセスに向けて、
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働き方改革が叫ばれる時代、週休2日で、土曜日は休みという会社が
多いと思うのですが、
今週のように、土曜日が祝日になると、
感覚的に観光客が2割から3割増しになる気がします。
金曜日の夜も、ものすごい新幹線が混んでいて、
こりゃ混むなと思っていたのですが、
一昨日の軽井沢町内は裏道まで混んでいたようですね。
我が家は早い時間に軽井沢を脱出し、高山村までりんごを買いに行っていたのですが、
普段は混まない上信越道が、更埴ジャンクション付近で少し流れが悪くなっていました。
今週末は、疲労倍増の軽井沢でご商売をされている方々も
多いのではないでしょうか。
そろそろ軽井沢の入り込みシーズンも、終わりでしょうから
きっと今日あたりは打ち上げている方も、おられるのではないでしょうか。
どうもご苦労様でした。
さて、またまた話はさかのぼり、秩父の話題です。
秩父三社巡りの最後は、知知夫国総鎮守の秩父神社です。
なんと創建は2100年前という、気が遠くなるほどの古社です。

あと一ヶ月後、秩父の町は秩父夜祭で大賑わいとなりますが、
この秩父神社の例大祭でもあります。
一昨年見に行きましたが、素晴らしかったですね。
今年は大祭が月曜日なので、見に行かれませんが、
次回週末に重なる際は、是非また行ってみたいと思います。
しかし、すでにご紹介した秩父三社の三峯神社、寶登山神社は
いずれも壮麗な社殿が見事ですが、
ここ秩父神社の社殿も、それを上回る素晴らしさです。

あ、写真を整理していて気づいたのですが、拝殿の扁額は
知知夫神社と書かれているのですね。

その扁額の脇に、見事な彫り物が見えていますが、
ここ秩父神社も見事な彫刻が施された社殿。

ただ、近年修復されたわけではないようで、
少しくすんでいるためか、三峯神社、寶登山神社に比べると、
少し地味にも見えます。
しかし、なんとこの社殿、造営は1592年で、
徳川家康によるもの。
よくよく見てみると、精緻な彫刻に息をのみます。

何しろ、社殿の周りには名匠左甚五郎による彫刻の数々。
まずは、秩父15番札所・少林寺の池に夜な夜な現れて
暴れる竜をつなぎ止めたといわれる、つなぎの龍。

そして、本殿背面に彫られた、
北辰の梟。

この梟は北を向いていますが、秩父神社のご祭神4柱のうち、
天之御中主神は、北辰妙見菩薩を表し、
北極星を祀る神様と言われています。
その北極星=北辰と向き合うのが、この梟というわけです。
さらに、社殿西側には、日光東照宮の「見ざる、言わざる、聞かざる」の
三猿の真逆で、「よく見て、よく聞いて、よく話して」という
「お元気三猿」が彫られています。

この建物、ただの埼玉県の文化財だそうですが、
国宝に指定しなくてよいのでしょうか?
本当に素晴らしい社殿です。
最後に御朱印を。

「秩父宮家ゆかりの」とありますが、
昭和天皇の弟君、秩父宮殿下は、
この秩父神社に祀られるご祭神のうちの、一柱だそうです。
これで秩父三社、巡り終えたわけですが、
どの神社も創建が古く、しかもいわれがすごい。
こんな山の中、といったら申し訳ないのですが、
秩父がいかに古くから栄えた地か、
というのが本当によく分かる場所です。
軽井沢からも近い秩父、まだまだ探索しがいがありそうです。
次の目標300万アクセスに向けて、
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