いざ鎌倉-2 インバウンドだらけの江ノ電に乗って、比企谷妙本寺へ
昨日もちょろっと書きましたが、昨日ご紹介した龍口寺前の道路の真ん中を
江ノ電が走っています。江ノ電唯一の道路併用区間、つまり路面電車状態なのですが、
いよいよこの江ノ電に乗って、鎌倉に向かいます。
しかし、単線で、車輌も小さな江ノ電。
その江ノ電に、今やひっきりなしに鎌倉観光のインバウンドが押し寄せ、
鎌倉駅など改札規制することもあるとか。
そんなこともあって、今回は先に龍口寺に詣でるルートにしたのですが、
幸い江ノ島駅はそれほどの混雑ではありませんでした。

何しろ単線なので、しばらく間隔が開きます。
ようやくやってきた藤沢発鎌倉行きは、やはり結構混んでいましたが、
幸いなんとか乗り込むことができました。

次の腰越駅までが、冒頭にも書いたとおり
道路との併用区間。狭い道路をのろのろと電車が走っていきます。
考えてみたら、路面電車的なものに乗るのは、久しぶり。
ずいぶん前に広島の路面電車に乗って以来です。
腰越を過ぎると、いよいよ相模湾の海沿いを走ります。
幸い、海側を向いて立つことができたので、
車窓から写真も撮れました。

大仏の最寄り駅、長谷までは車内も余裕があったのですが、
長谷を過ぎたら、朝の通勤電車並みのぎゅうぎゅう詰め。
なんとか鎌倉に着き、どっと乗客が吐き出されると、
反対側のホームには乗車待ちの人が黒山の人だかりでした。
こりゃ江ノ電、大変ですね。

冬の閑散期と思われる時期でこの状態ですから、
春秋の観光シーズンの時にはものすごいのでしょうね。
夏など、考えたくもありません。
やはりこの時期に行って、正解でした。
鎌倉駅を下りて、どこへ向かったかというと、こちらです。

この日二つ目に参拝した寺院は、日蓮宗霊跡本山の比企谷妙本寺です。
「比企谷」とかいて、「ひきがやつ」とルビが振ってあります。
さすがは鎌倉、「たに」ではなく「やつ」ですね。
鎌倉駅から歩いて5分ほどと、すぐ近くにあります。
参道には、干物が干してあるのが、海の近くだなあと言う感じです。
信州だと大根かキノコですから。

こんなものが干してあるせいか、参道には招き猫も。

でもお行儀よく、三つ指ついておとなしく座っていました。
さて、この妙本寺、日蓮宗最古の寺院で、
北条氏と対立して滅ぼされた比企氏の屋敷跡に建てられています。
鎌倉で、命がけの布教をしている日蓮聖人に
滅ぼされた比企氏の末裔比企能本が帰依し、屋敷を献上したと言われているそうです。
そのため、鎌倉に多い日蓮宗寺院でも、この前に詣でた龍口寺と並んで、
最も高い格式を誇る寺院の一つです。
まずは先ほどの干物が並ぶ参道を進むと、
総門が見えてきます。

この総門あたりまでは、鎌倉駅に近いこともあって開けた住宅地なのですが、
この総門をくぐると、いきなり深い森になります。
お寺の寺域と言うこともありますが、鎌倉駅近くに、こんなに深い森があるのは
驚きです。

参道正面の階段を上ると、丹塗りの二天門。

手前にあるのはモミジの木で、少し紅葉しかけていましたが
この翌週あたりは結構色づいてきれいでしたでしょうね。
しかし、紅葉の時期は、軽井沢より2ヶ月遅い感じです。
二天門を抜けると、左手にまだお若い頃の日蓮聖人像。

そして、正面に日蓮聖人を祀る祖師堂があります。

ここに参拝したあと、参道脇の道を下り、寺務所へ。
隣に小さなお堂があるので、何かと思ったら、
本堂でした。
日蓮宗の寺院では、祖師堂より本堂の方がこぢんまりしているのは
慣れていますが、それにしても、威風堂々とした祖師堂と比べると
かわいらしさにちょっと驚きました。
その寺務所で、御首題を頂きます。

さて、日が短い時期なので、15時過ぎですがなんだか少し薄暗くなってきたので
先を急ぎます。この日は、あと2ヶ社寺参拝の予定なんです!
次の目標300万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッとよろしくお願いいたします!

長野県ランキング

にほんブログ村
江ノ電が走っています。江ノ電唯一の道路併用区間、つまり路面電車状態なのですが、
いよいよこの江ノ電に乗って、鎌倉に向かいます。
しかし、単線で、車輌も小さな江ノ電。
その江ノ電に、今やひっきりなしに鎌倉観光のインバウンドが押し寄せ、
鎌倉駅など改札規制することもあるとか。
そんなこともあって、今回は先に龍口寺に詣でるルートにしたのですが、
幸い江ノ島駅はそれほどの混雑ではありませんでした。

何しろ単線なので、しばらく間隔が開きます。
ようやくやってきた藤沢発鎌倉行きは、やはり結構混んでいましたが、
幸いなんとか乗り込むことができました。

次の腰越駅までが、冒頭にも書いたとおり
道路との併用区間。狭い道路をのろのろと電車が走っていきます。
考えてみたら、路面電車的なものに乗るのは、久しぶり。
ずいぶん前に広島の路面電車に乗って以来です。
腰越を過ぎると、いよいよ相模湾の海沿いを走ります。
幸い、海側を向いて立つことができたので、
車窓から写真も撮れました。

大仏の最寄り駅、長谷までは車内も余裕があったのですが、
長谷を過ぎたら、朝の通勤電車並みのぎゅうぎゅう詰め。
なんとか鎌倉に着き、どっと乗客が吐き出されると、
反対側のホームには乗車待ちの人が黒山の人だかりでした。
こりゃ江ノ電、大変ですね。

冬の閑散期と思われる時期でこの状態ですから、
春秋の観光シーズンの時にはものすごいのでしょうね。
夏など、考えたくもありません。
やはりこの時期に行って、正解でした。
鎌倉駅を下りて、どこへ向かったかというと、こちらです。

この日二つ目に参拝した寺院は、日蓮宗霊跡本山の比企谷妙本寺です。
「比企谷」とかいて、「ひきがやつ」とルビが振ってあります。
さすがは鎌倉、「たに」ではなく「やつ」ですね。
鎌倉駅から歩いて5分ほどと、すぐ近くにあります。
参道には、干物が干してあるのが、海の近くだなあと言う感じです。
信州だと大根かキノコですから。

こんなものが干してあるせいか、参道には招き猫も。

でもお行儀よく、三つ指ついておとなしく座っていました。
さて、この妙本寺、日蓮宗最古の寺院で、
北条氏と対立して滅ぼされた比企氏の屋敷跡に建てられています。
鎌倉で、命がけの布教をしている日蓮聖人に
滅ぼされた比企氏の末裔比企能本が帰依し、屋敷を献上したと言われているそうです。
そのため、鎌倉に多い日蓮宗寺院でも、この前に詣でた龍口寺と並んで、
最も高い格式を誇る寺院の一つです。
まずは先ほどの干物が並ぶ参道を進むと、
総門が見えてきます。

この総門あたりまでは、鎌倉駅に近いこともあって開けた住宅地なのですが、
この総門をくぐると、いきなり深い森になります。
お寺の寺域と言うこともありますが、鎌倉駅近くに、こんなに深い森があるのは
驚きです。

参道正面の階段を上ると、丹塗りの二天門。

手前にあるのはモミジの木で、少し紅葉しかけていましたが
この翌週あたりは結構色づいてきれいでしたでしょうね。
しかし、紅葉の時期は、軽井沢より2ヶ月遅い感じです。
二天門を抜けると、左手にまだお若い頃の日蓮聖人像。

そして、正面に日蓮聖人を祀る祖師堂があります。

ここに参拝したあと、参道脇の道を下り、寺務所へ。
隣に小さなお堂があるので、何かと思ったら、
本堂でした。
日蓮宗の寺院では、祖師堂より本堂の方がこぢんまりしているのは
慣れていますが、それにしても、威風堂々とした祖師堂と比べると
かわいらしさにちょっと驚きました。
その寺務所で、御首題を頂きます。

さて、日が短い時期なので、15時過ぎですがなんだか少し薄暗くなってきたので
先を急ぎます。この日は、あと2ヶ社寺参拝の予定なんです!
次の目標300万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッとよろしくお願いいたします!

長野県ランキング

にほんブログ村
- 関連記事
-
- いざ鎌倉-3 東身延・本覚寺 (2019/03/10)
- いざ鎌倉-2 インバウンドだらけの江ノ電に乗って、比企谷妙本寺へ (2019/03/02)
- いざ鎌倉-1 湘南モノレールで、龍ノ口法難の龍口寺へ (2019/03/01)