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佐久は酒どころ

3月も半ばを過ぎると、いよいよ4月からの新年度を前に
転勤や異動する人の送別会などが増えてきました。
何回かは私が設営することもあるのですが
せっかく信州に住んでいるので、旨い信州産の食材を使った店を
選ぼうと思っても、東京ではなかなか見当たらない。
お隣山梨県は、富士桜ポークを使ったしゃぶしゃぶ店や
甲州ワインを売り物にした店など、
「山梨県の名物・食材」を売り物に掲げる店がいくつかあるのに、
長野県は商売っ気がないというか何というか、
「信州」を前面に出した店はほとんどありません。
うちの会社が入るビルの近くにある、レストラン街などを朝通ると、
「川上村産のキャベツの箱」とか「信州産トマトの箱」が置かれていたりするのですが、
いずれも「長野県の高原野菜」を売り物にするような店ではなく、
ほかの県の郷土料理を売り物にしたり、
フランス料理、イタリア料理の店だったりします。
まあ、強いていえば「蕎麦」なのでしょうが、
東京で蕎麦の名店と呼ばれる店は別に信州産を売りにしているわけではありません。
都内で信州を売り物にしているのは、川上案と、銀座にある真田、
あとは丸の内にある酢重と沢村ぐらいですかね。
あ、いずれも同じ系列の店でした。

何の話かというと、地元に住んでみて思うことながら、
野菜も旨い、肉も旨い、米も旨い。
そして、みその消費は日本一です。
様々な郷土料理もありますが、
いわれてみれば、たとえば山梨県のほうとうのように、
信州を代表する郷土料理、ってないのが、
大消費地の首都圏で「信州料理」を売り物にする店がない原因でしょうか。
ようやく最近では松本・塩尻の山賊焼きが蕎麦と野沢菜以外では
全国的にも知られてきたような感じなので、
このあたりを前面に押し出して、なんとかならないでしょうかね。

なんだか存在感がないのは、食べ物だけではありません。
信州は、たくさんの酒蔵があり、近年ではワインバレーと呼ばれるように
様々なワイナリーがあるのですが、
こちらもマーケティング上手な獺祭などの酒蔵や、
甲州ワインなどに負けているような気がします。

酒蔵といえば、こちら。

20190314-2.jpg

佐久平の駅には、ずらりと酒樽が並んでいますが、
佐久平にはなんと13もの酒蔵がひしめき合う、日本有数の酒どころ。
私は日本酒がちょっと苦手なのですが、
日本酒好きな方にその酒蔵の酒をいくつか差し上げたりすると、
おいしいとかなり喜ばれます。
特に、うちの実家や、左党なうちの奥さんの実家は寒竹がお気に入り。
毎年正月には必ず寒竹のひやおろしを買って持って行きます。

しかし、これらの酒、都内の店ではまずお目にかかりません。
もちろん、あまり大きな酒蔵ではないので、生産量の問題もあるのでしょうが、
ならば、東京から一時間あまりの佐久まで来てもらって酒蔵巡りでもと思うのですが、
なにしろ酒ですから、車で巡るというわけにはいきません。
いっそのこと、佐久市で東京にアンテナショップでも作りませんかね。
デザートは、日本三大ケーキの町、佐久のケーキで。
宴会の際とかに、ごひいきにしますよ!
当ブログでも思いっきり宣伝しちゃいます。

・・・なんてことを、佐久平の駅で新幹線に乗るたびに思うわけです。


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svetla

Author:svetla
出身:東京都
現住所:長野県北佐久郡軽井沢町
将来家を建てるならばログハウスと、以前から夢見ていましたが、2007年2月に念願かない、軽井沢のとある森の中にログハウスを建て東京から移住しました。夢を実現した文字通りの「ドリームハウス」から、東京まで新幹線通勤中。自然に囲まれた森の中で、楽しい軽井沢生活実践中です。

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