初めての上田・サントミューゼでコバケンの濃厚チャイコ
今日で3連休がおしまい。
なんだかあっという間ですね。
昨晩はずっと雨が降っていましたが、
今朝は一時的ではありましたが、瞬間的に薄日も覗く空模様。
軽井沢でわずかでもお日様を見たのはなんだか一ヶ月ぶりな気がします。
昼間は自宅で掃除や片付けものをして、
午後から出かけたのですが、
帰りには再び濃い霧に舞い戻ってしましました。
こんな天気ですから、予想よりは混んでいなかったのかな?
昼頃出かけたときも、非常にスムーズでした。
まあ、東京が避暑地みたいですからねぇ。わざわざ天気が悪い軽井沢に来なくても。
さて、昨日の話がまだあったのですが、
期日前投票の後は、そのまま上田に向かいました。
どこへ向かったかというと、こちらです。

上田のサントミューゼで開かれた、
群馬交響楽団の演奏会に行ってきました。
実は、サントミューゼに入るのは初めて。
前はアリオ上田なので、こちらはしばしば出かけるのですが、
その前にあるサントミューゼは、なかなか入るきっかけがなかったので、
何かよい演奏会が開かれないか、物色していたのですが、
なんと、小林研一郎さんの指揮で、オールチャイコフスキープロという、
願ってもない演奏会があるというので、
すぐさま予約しておいたのです。
先ほども書きましたが、サントミューゼは、アリオ上田の真ん前にあります。

広い土地がある地方ならではの、伸びやかな素晴らしい建物。

丸い建物沿いに、ギャラリーやスタジオ、美術館、そして今回演奏会が開かれる
大ホールなどが並ぶという、独特の作りになっています。
しかしなかなか素晴らしい建物です。
設計した柳澤孝彦さんは、新国立劇場やオペラシティなどを設計したそうですよ。
内部は、最近の信州の建物に多い、コンクリートの建物の内側に、
ふんだんに木を使った、という作り。

そして、大ホールのエントランスは、真田レッド?というような
鮮やかな赤の壁になっています。

さて、大ホールも素晴らしい。
何が素晴らしいって、ホワイエがとても広い。

こちらも、ふんだんに木を使った落ち着いた作りです。
ホールへの入口が、とても大きいので、
ちょっと外から撮ってみてしまいましたが、
ホールは非常に天井が高く、シューボックスではないですが、
両脇に2階席、3階席がせり出す、という構造です。

こちらもふんだんに木が使われており、なかなかよく響きそうなホールです。
さて、これも先ほど書きましたが、
この日のプログラムは、群馬交響楽団の7月の定期演奏会プログラムを
そのまま上田でも演奏する、という企画。
この春から群馬交響楽団のミュージックアドバイザーに就任した
小林研一郎さんの指揮で、
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、交響曲第4番というプログラムです。
ヴァイオリンの独奏は、最近各方面でも大活躍の木嶋真優さんです。
しかし、群馬交響楽団、上田にも座布団持参で来ていました。
群馬音楽センターの椅子がよほどひどいのかと思っていたのですが、
もう習慣になっているのですね。
この日も、あ、この人越が悪いんだ・・・と分かるような
分厚いシートのクッションなど、色とりどりのクッションや座布団が並んでいました。
肝心の演奏ですが、素晴らしかった!
このホール、想像通り、なかなかよくなるホールなのですが、
座った席の関係か、弦楽器、特にヴァイオリンの音がかなり上の方に拡散してしまう感じ。
特にこの日は木嶋真優さんのヴァイオリンもあったので、
それがちょっと残念ではありましたが、演奏は本当に素晴らしかった。
木嶋さんは聞きしに勝る超絶技巧で、結構マッシブなチャイコのヴァイオリン協奏曲を
ぐいぐいと推進していきます。
それについていく群響は、昨シーズンまでと見違えるような繊細な演奏で、
小林研一郎さんの老獪な指揮によくついていきます。
そして圧倒的に素晴らしかったのが、メインのチャイ4。
今回ヴァイオリン協奏曲でも感じたのですが、
ホルンが素晴らしい。
群響のホルン、こんなにいい音でしたっけ?
固めの粒ぞろいの音が、マッシブなチャイコフスキーの曲を
一段と力強くします。
また、昨シーズンはちょっと心許なさを感じたチェロも、
ぐいぐいと中低音を響かせ、非常によい感じ。
ホルンといい、チェロといい、中低音域ががっしり構築されているので、
非常にどっしりとした演奏になりました。
そして、何しろ指揮は炎のコバケン。
以前に比べると、少しマイルドになったかとも思ったのですが、
チャイ4の4楽章は、コバケン節が炸裂。
最後は会場を大興奮で包んで演奏しきったのは見事です。
上田まで行った甲斐がありました。
上田では、11月に再び群響がやってきます。
この日の指揮は井上道義さんで、ブルックナーの7番。
こちらも早速チケットを予約しました。
今から楽しみです。
次の目標300万アクセスに向けて、
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なんだかあっという間ですね。
昨晩はずっと雨が降っていましたが、
今朝は一時的ではありましたが、瞬間的に薄日も覗く空模様。
軽井沢でわずかでもお日様を見たのはなんだか一ヶ月ぶりな気がします。
昼間は自宅で掃除や片付けものをして、
午後から出かけたのですが、
帰りには再び濃い霧に舞い戻ってしましました。
こんな天気ですから、予想よりは混んでいなかったのかな?
昼頃出かけたときも、非常にスムーズでした。
まあ、東京が避暑地みたいですからねぇ。わざわざ天気が悪い軽井沢に来なくても。
さて、昨日の話がまだあったのですが、
期日前投票の後は、そのまま上田に向かいました。
どこへ向かったかというと、こちらです。

上田のサントミューゼで開かれた、
群馬交響楽団の演奏会に行ってきました。
実は、サントミューゼに入るのは初めて。
前はアリオ上田なので、こちらはしばしば出かけるのですが、
その前にあるサントミューゼは、なかなか入るきっかけがなかったので、
何かよい演奏会が開かれないか、物色していたのですが、
なんと、小林研一郎さんの指揮で、オールチャイコフスキープロという、
願ってもない演奏会があるというので、
すぐさま予約しておいたのです。
先ほども書きましたが、サントミューゼは、アリオ上田の真ん前にあります。

広い土地がある地方ならではの、伸びやかな素晴らしい建物。

丸い建物沿いに、ギャラリーやスタジオ、美術館、そして今回演奏会が開かれる
大ホールなどが並ぶという、独特の作りになっています。
しかしなかなか素晴らしい建物です。
設計した柳澤孝彦さんは、新国立劇場やオペラシティなどを設計したそうですよ。
内部は、最近の信州の建物に多い、コンクリートの建物の内側に、
ふんだんに木を使った、という作り。

そして、大ホールのエントランスは、真田レッド?というような
鮮やかな赤の壁になっています。

さて、大ホールも素晴らしい。
何が素晴らしいって、ホワイエがとても広い。

こちらも、ふんだんに木を使った落ち着いた作りです。
ホールへの入口が、とても大きいので、
ちょっと外から撮ってみてしまいましたが、
ホールは非常に天井が高く、シューボックスではないですが、
両脇に2階席、3階席がせり出す、という構造です。

こちらもふんだんに木が使われており、なかなかよく響きそうなホールです。
さて、これも先ほど書きましたが、
この日のプログラムは、群馬交響楽団の7月の定期演奏会プログラムを
そのまま上田でも演奏する、という企画。
この春から群馬交響楽団のミュージックアドバイザーに就任した
小林研一郎さんの指揮で、
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、交響曲第4番というプログラムです。
ヴァイオリンの独奏は、最近各方面でも大活躍の木嶋真優さんです。
しかし、群馬交響楽団、上田にも座布団持参で来ていました。
群馬音楽センターの椅子がよほどひどいのかと思っていたのですが、
もう習慣になっているのですね。
この日も、あ、この人越が悪いんだ・・・と分かるような
分厚いシートのクッションなど、色とりどりのクッションや座布団が並んでいました。
肝心の演奏ですが、素晴らしかった!
このホール、想像通り、なかなかよくなるホールなのですが、
座った席の関係か、弦楽器、特にヴァイオリンの音がかなり上の方に拡散してしまう感じ。
特にこの日は木嶋真優さんのヴァイオリンもあったので、
それがちょっと残念ではありましたが、演奏は本当に素晴らしかった。
木嶋さんは聞きしに勝る超絶技巧で、結構マッシブなチャイコのヴァイオリン協奏曲を
ぐいぐいと推進していきます。
それについていく群響は、昨シーズンまでと見違えるような繊細な演奏で、
小林研一郎さんの老獪な指揮によくついていきます。
そして圧倒的に素晴らしかったのが、メインのチャイ4。
今回ヴァイオリン協奏曲でも感じたのですが、
ホルンが素晴らしい。
群響のホルン、こんなにいい音でしたっけ?
固めの粒ぞろいの音が、マッシブなチャイコフスキーの曲を
一段と力強くします。
また、昨シーズンはちょっと心許なさを感じたチェロも、
ぐいぐいと中低音を響かせ、非常によい感じ。
ホルンといい、チェロといい、中低音域ががっしり構築されているので、
非常にどっしりとした演奏になりました。
そして、何しろ指揮は炎のコバケン。
以前に比べると、少しマイルドになったかとも思ったのですが、
チャイ4の4楽章は、コバケン節が炸裂。
最後は会場を大興奮で包んで演奏しきったのは見事です。
上田まで行った甲斐がありました。
上田では、11月に再び群響がやってきます。
この日の指揮は井上道義さんで、ブルックナーの7番。
こちらも早速チケットを予約しました。
今から楽しみです。
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