青木村・大法寺の国宝見返りの塔
昨日は軽井沢を脱出して、夜遅く帰ってきたのですが、
今日は家で一日ゆっくりと。
途中、昼ご飯と夕飯の材料買い出しに出かけたのですが、
町内は人出が恐ろしいので、御代田のツルヤまで買い出しに出かけました。
そのあと、チケットの引き取りがあったので、
南軽井沢のファミマに行ったのですが、
プリンス通りは車が数珠つなぎ。
止まってしまっているわけではないのですが、
ノロノロ運転で、つくづく駅前のファミマに
行かなくて良かったと胸をなで下ろしました。
さて、昨日は上田のみすゞ飴本舗、飯島商店さんの話を
ご紹介しましたが、今日もその続きです。
順番から行くと、みすゞ飴に行く前に、ちょっと足を伸ばして
こんなところに行ってみました。

古いお堂に、美しい塔。
ここがどこかというと、前から一度参拝したいと思っていた
青木村の大法寺です。
上田から、青木村方面に向かう国道143号線は、
いつも室賀のささらの湯に行くために良く通るのと、
たまに松本に行った際、「酷道」でも通って帰るかと気が変わると
この道を通って帰ってくるのですが、
なかなかお参りするチャンスがありませんでした。
最近、コロナで行動範囲が狭まっているので、
せっかく上田まで行ったのだからと、初めてお参りしてみたのです。
初めて行ったのですが、なかなか凄い場所にありました。
上の写真は、平坦に見えますが、
ここまでたどり着くには結構大変。
立派な駐車場があるのですが、
そこから結構長い坂と、それほど長くはない石段を登ると、
ようやく上の写真の場所にたどり着きます。
この時期、なかなか良い運動で息は切れるし汗はかくし。
でも、そんなことを忘れるくらい、素晴らしいのが、
上の写真に写っている美しい塔です。
この塔、大法寺三重塔は、長野県にいくつかある国宝建造物の一つ。
その姿が美しく、道行く人が振り返って見るというので、
見返りの塔と呼ばれています。
近づくと、なんとも美しい。

この大法寺、元々は大宝寺と呼ばれていたそうで、
なんと創建は奈良時代の大宝年間とか。
信州でも有数の古刹です。
この美しい塔は、鎌倉時代の1333年に建てられたそうですが、
近くには、江戸時代に中山道が整備される前の東日本の重要交通路だった
東山道が通っており、まさにそこを行き来する人が
見返した、と言うことなのでしょう。
しかし、中山道も厳しい峠道が続きますが、
東山道は、いまでも酷道と呼ばれる143号の青木峠を越えて
松本方面へ抜けていたそうなので、当時の旅人の大変さが偲ばれますね。
下から見上げても美しいのですが、さらにのぼって
横や裏山から見ると、さらに美しい。

おそらくは、垂木と屋根の反り返り具合が
美しく見える原因なのでしょうね。
上から見ると、相輪がどうなっているかもよく分かります。

小高い山の中腹に建てられているので、
塔の裏山をさらに登ると、こんな視線で塔を見ることが出来ます。
塔を同じ目線で見ることが出来るのは珍しいですね。
ちょっと大汗かきましたが、思い切って行って、
しかも写真の通り、大変良く晴れた良い天気だったので、
行った甲斐がありました。
最後に御朱印をいただきます。

ここは文化財保護のため、拝観料が300円かかるのですが、
境内入り口に拝観料の受付があり、お守りなども売るほか、
御朱印もこちらでお願いすることが出来ました。
しかし、ここから別所温泉にかけての塩田平は
信州の鎌倉と言われる通り、本当に名刹が並びます。
このあたりで行っていないのは、あとは中禅寺。
次回はここを目指して、参拝したいと思います。
次の目標300万アクセスに向けて、
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今日は家で一日ゆっくりと。
途中、昼ご飯と夕飯の材料買い出しに出かけたのですが、
町内は人出が恐ろしいので、御代田のツルヤまで買い出しに出かけました。
そのあと、チケットの引き取りがあったので、
南軽井沢のファミマに行ったのですが、
プリンス通りは車が数珠つなぎ。
止まってしまっているわけではないのですが、
ノロノロ運転で、つくづく駅前のファミマに
行かなくて良かったと胸をなで下ろしました。
さて、昨日は上田のみすゞ飴本舗、飯島商店さんの話を
ご紹介しましたが、今日もその続きです。
順番から行くと、みすゞ飴に行く前に、ちょっと足を伸ばして
こんなところに行ってみました。

古いお堂に、美しい塔。
ここがどこかというと、前から一度参拝したいと思っていた
青木村の大法寺です。
上田から、青木村方面に向かう国道143号線は、
いつも室賀のささらの湯に行くために良く通るのと、
たまに松本に行った際、「酷道」でも通って帰るかと気が変わると
この道を通って帰ってくるのですが、
なかなかお参りするチャンスがありませんでした。
最近、コロナで行動範囲が狭まっているので、
せっかく上田まで行ったのだからと、初めてお参りしてみたのです。
初めて行ったのですが、なかなか凄い場所にありました。
上の写真は、平坦に見えますが、
ここまでたどり着くには結構大変。
立派な駐車場があるのですが、
そこから結構長い坂と、それほど長くはない石段を登ると、
ようやく上の写真の場所にたどり着きます。
この時期、なかなか良い運動で息は切れるし汗はかくし。
でも、そんなことを忘れるくらい、素晴らしいのが、
上の写真に写っている美しい塔です。
この塔、大法寺三重塔は、長野県にいくつかある国宝建造物の一つ。
その姿が美しく、道行く人が振り返って見るというので、
見返りの塔と呼ばれています。
近づくと、なんとも美しい。

この大法寺、元々は大宝寺と呼ばれていたそうで、
なんと創建は奈良時代の大宝年間とか。
信州でも有数の古刹です。
この美しい塔は、鎌倉時代の1333年に建てられたそうですが、
近くには、江戸時代に中山道が整備される前の東日本の重要交通路だった
東山道が通っており、まさにそこを行き来する人が
見返した、と言うことなのでしょう。
しかし、中山道も厳しい峠道が続きますが、
東山道は、いまでも酷道と呼ばれる143号の青木峠を越えて
松本方面へ抜けていたそうなので、当時の旅人の大変さが偲ばれますね。
下から見上げても美しいのですが、さらにのぼって
横や裏山から見ると、さらに美しい。

おそらくは、垂木と屋根の反り返り具合が
美しく見える原因なのでしょうね。
上から見ると、相輪がどうなっているかもよく分かります。

小高い山の中腹に建てられているので、
塔の裏山をさらに登ると、こんな視線で塔を見ることが出来ます。
塔を同じ目線で見ることが出来るのは珍しいですね。
ちょっと大汗かきましたが、思い切って行って、
しかも写真の通り、大変良く晴れた良い天気だったので、
行った甲斐がありました。
最後に御朱印をいただきます。

ここは文化財保護のため、拝観料が300円かかるのですが、
境内入り口に拝観料の受付があり、お守りなども売るほか、
御朱印もこちらでお願いすることが出来ました。
しかし、ここから別所温泉にかけての塩田平は
信州の鎌倉と言われる通り、本当に名刹が並びます。
このあたりで行っていないのは、あとは中禅寺。
次回はここを目指して、参拝したいと思います。
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