浅間のいたずら、鬼の押し出し
群馬県の方なら、今日のタイトルは上毛かるたの「あ」の読み札だ
と言うのがすぐにお分かりだと思いますが、
昨日ご紹介した八ッ場ダムに行く前に、ものすごく久しぶりに、
鬼押し出しに寄ってみました。
ものすごく久しぶりに、と書きましたが、
前回訪れたのは、軽井沢に転居してすぐの頃。
もちろん、そのあとも何度も前は通っているのですが、
わざわざ車を降りて、入園したのは本当に10年以上ぶりぐらいです。
しかも、当時は祖母がまだ生きていて、入園はしたものの、
坂道が急だったので、途中で引き返してきたので、
中がどうなっていたか、ほとんど記憶がないんですね。
そんなことで、ものすごく新鮮な気持ちで、
今回立ち寄ってみようと思ったのです。
何しろ、マイクロツーリズムですから!
時節柄、入口にはこんな札が。

この日は、なかなか暑い日だったのですが、我慢してマスクをつけて入園します。
園内に入ると、程なくこちらの門が。

ここは、天明3年の大噴火によって流れ出した溶岩流がごつごつと残る、
ジオパークとしてだけではなく、上野の寛永寺の別院として、
大噴火の犠牲者を悼む霊場でもあるのです。

こちらの門があるのは表参道。
まずは、こちらから中腹にある観音堂を目指します。

参道途中から見た浅間山。
こちらから見ると、溶岩流のあとがはっきり分かりますね。
優しい山容の表浅間と比べると、群馬側から見た裏浅間は
厳しい山容です。
さらに進むと、ここは三途の川の入口ではないか、
と思えるほど、ごつごつとした溶岩の林の中を進みます。
その溶岩の林の中に、朱塗りのお堂が見えてきました。
これが、浅間観音堂です。

表参道はそれほど急ではないので、ドンドン進むと、
程なく観音堂に到着します。

橋を渡り、観音堂に到着。

まずは、ご本尊の聖観音菩薩に参拝。

こちらでは、御朱印もいただきました。

御朱印を待つ間、お堂の周りをぐるりと回ってみたのですが、
酷暑となった下界とはうって変わって、涼しい風が吹き抜けます。
そんな涼しい風に当たりながら、周囲を見渡すと、
まずは正面の浅間山。
参道の途中から見るより、少し穏やかな山容です。

そして、反対側に回ると浅間隠山から草津白根山、四阿山を望む絶景。

※クリックすると、大きくなります。
遠くには、かつてのホームゲレンデである
表万座スキー場のゲレンデが見えます。

あ~いま見ても、一枚バーンのコースは
面白そうなコースです。
西武の手から離れて久しく、また営業を休止して数年が経ちますが
どこかで復活してくれないでしょうかね。
本当に勿体ないスキー場です。
もっとも、上の写真の、日本の一枚バーンの山頂は本白根山。
噴火した場所もこの近くなので、難しいかなぁ。
御朱印をいただき、帰りは裏参道で帰ります。
雰囲気的に、こちらの方が溶岩も大きく、参道も結構急です。
逆だから良かったのですが、裏参道から上がってくるのは
結構大変じゃないでしょうか。


しかし、急激に降りるので、振り向くと浅間観音堂の背景に浅間山。
これもなかなか絶景です。

しばらく下りて行くと、今度は屹立する溶岩の隙間から、
軽井沢おもちゃ王国の黄色い観覧車が見えてきました。

なんだか溶岩林の中に黄色い花が咲いているようです。

もう少し降りると、あれ、何かいる。

よく見たら、鬼と亀とウサギでした。

この下のお土産物屋さんで、売っているものの宣伝だったみたいですよ。
と言うことで、無事下まで降りてきました。
お盆休み中と言うこともあって、そこそこお客さんもいましたが
高原らしい涼しい風が吹く中の散策で、
なかなか気分良かったです。

そういえば、高所と言うこともあって、溶岩の間には
かなりたくさんのナナカマドが生えていました。
あと一ヶ月もすると、紅葉が始まると思うので、
その頃また散策してみたいと思います。
次の目標300万アクセスに向けて、
本日も盛大にポチッとよろしくお願いいたします!

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と言うのがすぐにお分かりだと思いますが、
昨日ご紹介した八ッ場ダムに行く前に、ものすごく久しぶりに、
鬼押し出しに寄ってみました。
ものすごく久しぶりに、と書きましたが、
前回訪れたのは、軽井沢に転居してすぐの頃。
もちろん、そのあとも何度も前は通っているのですが、
わざわざ車を降りて、入園したのは本当に10年以上ぶりぐらいです。
しかも、当時は祖母がまだ生きていて、入園はしたものの、
坂道が急だったので、途中で引き返してきたので、
中がどうなっていたか、ほとんど記憶がないんですね。
そんなことで、ものすごく新鮮な気持ちで、
今回立ち寄ってみようと思ったのです。
何しろ、マイクロツーリズムですから!
時節柄、入口にはこんな札が。

この日は、なかなか暑い日だったのですが、我慢してマスクをつけて入園します。
園内に入ると、程なくこちらの門が。

ここは、天明3年の大噴火によって流れ出した溶岩流がごつごつと残る、
ジオパークとしてだけではなく、上野の寛永寺の別院として、
大噴火の犠牲者を悼む霊場でもあるのです。

こちらの門があるのは表参道。
まずは、こちらから中腹にある観音堂を目指します。

参道途中から見た浅間山。
こちらから見ると、溶岩流のあとがはっきり分かりますね。
優しい山容の表浅間と比べると、群馬側から見た裏浅間は
厳しい山容です。
さらに進むと、ここは三途の川の入口ではないか、
と思えるほど、ごつごつとした溶岩の林の中を進みます。
その溶岩の林の中に、朱塗りのお堂が見えてきました。
これが、浅間観音堂です。

表参道はそれほど急ではないので、ドンドン進むと、
程なく観音堂に到着します。

橋を渡り、観音堂に到着。

まずは、ご本尊の聖観音菩薩に参拝。

こちらでは、御朱印もいただきました。

御朱印を待つ間、お堂の周りをぐるりと回ってみたのですが、
酷暑となった下界とはうって変わって、涼しい風が吹き抜けます。
そんな涼しい風に当たりながら、周囲を見渡すと、
まずは正面の浅間山。
参道の途中から見るより、少し穏やかな山容です。

そして、反対側に回ると浅間隠山から草津白根山、四阿山を望む絶景。

※クリックすると、大きくなります。
遠くには、かつてのホームゲレンデである
表万座スキー場のゲレンデが見えます。

あ~いま見ても、一枚バーンのコースは
面白そうなコースです。
西武の手から離れて久しく、また営業を休止して数年が経ちますが
どこかで復活してくれないでしょうかね。
本当に勿体ないスキー場です。
もっとも、上の写真の、日本の一枚バーンの山頂は本白根山。
噴火した場所もこの近くなので、難しいかなぁ。
御朱印をいただき、帰りは裏参道で帰ります。
雰囲気的に、こちらの方が溶岩も大きく、参道も結構急です。
逆だから良かったのですが、裏参道から上がってくるのは
結構大変じゃないでしょうか。


しかし、急激に降りるので、振り向くと浅間観音堂の背景に浅間山。
これもなかなか絶景です。

しばらく下りて行くと、今度は屹立する溶岩の隙間から、
軽井沢おもちゃ王国の黄色い観覧車が見えてきました。

なんだか溶岩林の中に黄色い花が咲いているようです。

もう少し降りると、あれ、何かいる。

よく見たら、鬼と亀とウサギでした。

この下のお土産物屋さんで、売っているものの宣伝だったみたいですよ。
と言うことで、無事下まで降りてきました。
お盆休み中と言うこともあって、そこそこお客さんもいましたが
高原らしい涼しい風が吹く中の散策で、
なかなか気分良かったです。

そういえば、高所と言うこともあって、溶岩の間には
かなりたくさんのナナカマドが生えていました。
あと一ヶ月もすると、紅葉が始まると思うので、
その頃また散策してみたいと思います。
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