終戦記念日に善光寺忠霊殿へ
今日は戦後75回目の終戦記念日。
例年、8月15日は善光寺のお盆縁日で、
精霊会に続く大盆踊り大会を見て、行く夏を惜しむわけですが、
今年はコロナ禍でお盆縁日は中止に。
せっかく終戦記念日に、善光寺に行くわけですから、
そのお盆縁日が始まる前に、戦没者を祀る仏式霊廟、
善光寺忠霊殿に参拝することも、ここ数年の恒例行事になっていたのですが、
今年はお盆縁日中止により、一足早く昨日詣でてきました。
やはり、お盆休みの真っ最中と言うことで、
少ないながらもこれまでに比べると、
少し参拝客の姿も多くなってきたように見受けられます。

とはいえ、いつものお盆休みに比べると
やはりだいぶ少なく感じます。
何しろ、7月末に参拝したときは、こんな感じでしたから。

昨日の長野は、しかし暑かった!
日陰になるところがある参道はともかく、
遮るものが少なくなる三門前は、とにかく暑い。

それでも、三門にかかる幔幕が少し揺れているように、
風が吹いているので、日陰になる三門下はとても涼しい。
なので、みなさん三門下の日陰から本堂の写真を撮っていたので、
本堂前はとても空いていました。

写真を撮りおわったら、一目散に本堂へ。
地元の方だと、賽銭箱より少し左側のご本尊前に立ち詣でる方が多いのですが、
この日は賽銭箱正面に立つ方が多かったので、観光の方が多かったのかな?
我々は参拝のあと、西側の出口から出て、さらに忠霊殿に向かいます。
この西口から吹き込む風が涼しかった。

しばらく入り口前で涼んでしまいました。
しかし、昔の日本の建物は、どうしてこのように涼しいのでしょう?
徒然草には「家の作りやうは、夏をむねとすべし」とありますが、
古い日本の建物は、強い日差しを遮り、風が気持ちよく吹き抜けるように出来ています。
まあ、その分冬寒いと言うこともあるでしょうが。
ようやく汗が引いたので、本堂を出て、忠霊殿へ。

昭和45年に建立されたという忠霊殿は、戊辰戦争から先の大戦に至る戦争で、
亡くなられた240万柱の英霊をお祀りしており、
日本でも唯一となる仏式の霊廟だそうです。
まずは戦没者の方々に拝礼しました。

正面にかかる忠霊殿の扁額は、東郷平八郎元帥の筆によるもの。

ちなみに忠霊殿の前に立つ灯籠は、
松下幸之助さんが寄進したものだそうです。
戦争、と言う時代の中で
日露戦争の日本海海戦で当時世界最強と言われたバルチック艦隊を打ち破り
5大国の一つへと日本の国力を引き上げた東郷元帥と、
戦後、平和産業を代表する家電の普及で暮らしを飛躍的に向上させた
松下電器創業者の松下幸之助さん縁の二つのモニュメントがある、というのは
戦争と平和を象徴するモニュメントな気がします。
今回のコロナ禍は、平和を謳歌してきた戦後の転換点とも言われます。
この試練をどう乗り越え、新しい明日を築いていくのか、
ちょっと考えさせる、戦後75回目の終戦記念日の
善光寺参拝となりました。
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例年、8月15日は善光寺のお盆縁日で、
精霊会に続く大盆踊り大会を見て、行く夏を惜しむわけですが、
今年はコロナ禍でお盆縁日は中止に。
せっかく終戦記念日に、善光寺に行くわけですから、
そのお盆縁日が始まる前に、戦没者を祀る仏式霊廟、
善光寺忠霊殿に参拝することも、ここ数年の恒例行事になっていたのですが、
今年はお盆縁日中止により、一足早く昨日詣でてきました。
やはり、お盆休みの真っ最中と言うことで、
少ないながらもこれまでに比べると、
少し参拝客の姿も多くなってきたように見受けられます。

とはいえ、いつものお盆休みに比べると
やはりだいぶ少なく感じます。
何しろ、7月末に参拝したときは、こんな感じでしたから。

昨日の長野は、しかし暑かった!
日陰になるところがある参道はともかく、
遮るものが少なくなる三門前は、とにかく暑い。

それでも、三門にかかる幔幕が少し揺れているように、
風が吹いているので、日陰になる三門下はとても涼しい。
なので、みなさん三門下の日陰から本堂の写真を撮っていたので、
本堂前はとても空いていました。

写真を撮りおわったら、一目散に本堂へ。
地元の方だと、賽銭箱より少し左側のご本尊前に立ち詣でる方が多いのですが、
この日は賽銭箱正面に立つ方が多かったので、観光の方が多かったのかな?
我々は参拝のあと、西側の出口から出て、さらに忠霊殿に向かいます。
この西口から吹き込む風が涼しかった。

しばらく入り口前で涼んでしまいました。
しかし、昔の日本の建物は、どうしてこのように涼しいのでしょう?
徒然草には「家の作りやうは、夏をむねとすべし」とありますが、
古い日本の建物は、強い日差しを遮り、風が気持ちよく吹き抜けるように出来ています。
まあ、その分冬寒いと言うこともあるでしょうが。
ようやく汗が引いたので、本堂を出て、忠霊殿へ。

昭和45年に建立されたという忠霊殿は、戊辰戦争から先の大戦に至る戦争で、
亡くなられた240万柱の英霊をお祀りしており、
日本でも唯一となる仏式の霊廟だそうです。
まずは戦没者の方々に拝礼しました。

正面にかかる忠霊殿の扁額は、東郷平八郎元帥の筆によるもの。

ちなみに忠霊殿の前に立つ灯籠は、
松下幸之助さんが寄進したものだそうです。
戦争、と言う時代の中で
日露戦争の日本海海戦で当時世界最強と言われたバルチック艦隊を打ち破り
5大国の一つへと日本の国力を引き上げた東郷元帥と、
戦後、平和産業を代表する家電の普及で暮らしを飛躍的に向上させた
松下電器創業者の松下幸之助さん縁の二つのモニュメントがある、というのは
戦争と平和を象徴するモニュメントな気がします。
今回のコロナ禍は、平和を謳歌してきた戦後の転換点とも言われます。
この試練をどう乗り越え、新しい明日を築いていくのか、
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