祝!都道府県魅力度ランキング最下位脱出の茨城へ-1 常陸の湯・隠井山妙徳寺
GOTO佐渡もまだ途中ではあるのですが、
合間を見てこんなところにも行ってきたので、先にご紹介してしまいます。
さて、10月12日は日蓮聖人のご命日で、
例年ならば亡くなられた池上の本門寺など、
あちこちの日蓮宗寺院でお会式の万灯行列が行われるわけですが、
当然ながら、今年はコロナ禍の影響で中止。
そんなわけで、今年はこんなところに行ってきました。

山門に隠井山と書かれた扁額が掲げられていますが、
上信越道~北関東道~常磐道と北関東三県を走り抜いて、
先日の都道府県魅力度ランキングでついに最下位脱出した茨城県へ。
このお寺は、水戸インターの近くにある、日蓮宗の隠井山妙徳寺です。
はて、何の縁が?と思われるかもしれませんので、
先に頂いた御首題をお見せしてしまいます。

宗門史跡、常陸の湯と書かれていますね。
実はここ、身延山に籠もった日蓮聖人の体調が悪化し、
湯治に出かけようと向かった「常陸の湯」のあったところなのです。
そしてその途上、池上で病が悪化し、そこで亡くなられたのですが、
伺った10月17日は、世が世なら、この場所で日蓮聖人が
湯治をしている場所だったというわけです。
しかし、身延山のある山梨県も、長野、群馬と並ぶ湯処。
いまならば近くに下部温泉もあるし、甲府の湯村温泉や
石和温泉などもあります。
でも、おそらく鎌倉時代にはなかったのでしょうね。
だいたい、石和温泉など、昭和30年代に見つかった温泉だそうですから。
それでも、なんではるばる大変な思いをしてここまで、
と不思議なのですが、ここは身延の領主だった波木井氏の領地だったそう。
そんなゆかりも会って、ここまではるばる来られたのでしょうね。
南北朝期に波木井氏から加倉井氏に改姓し、いまに至るそうですが
加倉井⇒隠井で、山号の由来になっているのでしょう。
さて山門を入ると、左手に日蓮聖人像・・・なのですが、
ここの日蓮聖人像は、なんだかちょっと小ぶりです。

日蓮聖人の像と言えば、がっしりとした大柄で
意志の強そうな厳しいお顔の像が多いのですが、
ここはお顔もちょっと違う。
しかも台座にはお相撲さんのレリーフが。
何かと思ったら、大横綱の双葉山だそうですよ。
ちょっと雨が強く、しかも天気が悪くて暗かったので、
縁の文章はよく見えなかったのですが、
どんなご縁があったのでしょう?
山門の真っ正面が本堂。

正面には、篆書?で妙徳精舎と書かれた
立派な扁額が掲げられていました。

天気も悪いし、人気もなかったので、
お、これは御首題は無理かな?と思ったのですが、
さすがは開創日蓮聖人ゆかりの寺。
お上人はご不在でしたが、
奥様から書き置きの御首題を頂くことが出来ました。
ちなみに、軽井沢から水戸インターまではちょうど2時間ほど。
東京行くのと、それほど変わらない時間で行かれました。
茨城、意外と近いですよ。
このあとももう少しぶらついたので、引き続き合間を見てご紹介します。
次の目標300万アクセスに向けて、
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合間を見てこんなところにも行ってきたので、先にご紹介してしまいます。
さて、10月12日は日蓮聖人のご命日で、
例年ならば亡くなられた池上の本門寺など、
あちこちの日蓮宗寺院でお会式の万灯行列が行われるわけですが、
当然ながら、今年はコロナ禍の影響で中止。
そんなわけで、今年はこんなところに行ってきました。

山門に隠井山と書かれた扁額が掲げられていますが、
上信越道~北関東道~常磐道と北関東三県を走り抜いて、
先日の都道府県魅力度ランキングでついに最下位脱出した茨城県へ。
このお寺は、水戸インターの近くにある、日蓮宗の隠井山妙徳寺です。
はて、何の縁が?と思われるかもしれませんので、
先に頂いた御首題をお見せしてしまいます。

宗門史跡、常陸の湯と書かれていますね。
実はここ、身延山に籠もった日蓮聖人の体調が悪化し、
湯治に出かけようと向かった「常陸の湯」のあったところなのです。
そしてその途上、池上で病が悪化し、そこで亡くなられたのですが、
伺った10月17日は、世が世なら、この場所で日蓮聖人が
湯治をしている場所だったというわけです。
しかし、身延山のある山梨県も、長野、群馬と並ぶ湯処。
いまならば近くに下部温泉もあるし、甲府の湯村温泉や
石和温泉などもあります。
でも、おそらく鎌倉時代にはなかったのでしょうね。
だいたい、石和温泉など、昭和30年代に見つかった温泉だそうですから。
それでも、なんではるばる大変な思いをしてここまで、
と不思議なのですが、ここは身延の領主だった波木井氏の領地だったそう。
そんなゆかりも会って、ここまではるばる来られたのでしょうね。
南北朝期に波木井氏から加倉井氏に改姓し、いまに至るそうですが
加倉井⇒隠井で、山号の由来になっているのでしょう。
さて山門を入ると、左手に日蓮聖人像・・・なのですが、
ここの日蓮聖人像は、なんだかちょっと小ぶりです。

日蓮聖人の像と言えば、がっしりとした大柄で
意志の強そうな厳しいお顔の像が多いのですが、
ここはお顔もちょっと違う。
しかも台座にはお相撲さんのレリーフが。
何かと思ったら、大横綱の双葉山だそうですよ。
ちょっと雨が強く、しかも天気が悪くて暗かったので、
縁の文章はよく見えなかったのですが、
どんなご縁があったのでしょう?
山門の真っ正面が本堂。

正面には、篆書?で妙徳精舎と書かれた
立派な扁額が掲げられていました。

天気も悪いし、人気もなかったので、
お、これは御首題は無理かな?と思ったのですが、
さすがは開創日蓮聖人ゆかりの寺。
お上人はご不在でしたが、
奥様から書き置きの御首題を頂くことが出来ました。
ちなみに、軽井沢から水戸インターまではちょうど2時間ほど。
東京行くのと、それほど変わらない時間で行かれました。
茨城、意外と近いですよ。
このあとももう少しぶらついたので、引き続き合間を見てご紹介します。
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