早起きして、小布施で「朱雀」をいただく
昨晩は最終新幹線で帰宅。今週は火曜日も遅かったので、
もう限界で、昨晩はブログの更新をサボってしまいました。
家に帰って、布団に入って、三十秒で意識不明に。
そして今朝はゆっくりと寝たい・・・ところですが、
いつも通り5時起きして、身支度して、
朝6時に軽井沢を出発しました。
せっかくの休みの日なのに、こんなに早起きして、
どこに出かけたかというと、こちらです。
軽井沢から高速で1時間あまりで到着する、
北信の小京都、小布施です。
到着したのは朝7時過ぎ。
まだ町中はとても静かです・・・
と思いきや、小布施の名店、栗菓子で有名な小布施堂本店の脇には
とても朝7時とは思えない、ものすごい行列が。
我々の前には、既に5~60人ぐらいの人がずらっと並んでいます。
一体何の行列かというと、その理由はこちら。
新栗が出回るこの時期に、小布施堂の本店でしかいただけない栗菓子、
朱雀をいただくためなのです。
毎年行きたい行きたいと思っていたのですが、
とにかく混むよと聞いていたので、
休みの日に早起きする勇気がなくて毎年断念したのですが、
今年は絶対に食べると心に決め、
ついに、小布施行きを決行したというわけです。
しかし、我々は1時間ほどで到着しましたが、
駐車場には名古屋とか、水戸とか、県外車がたくさん停まっています。
そんな遠くから来られて、しかも我々より前に並んでいた方は
前の晩から徹夜で来られたのでしょうか?
恐れ入ります。
この朱雀、とにかく良い栗がたくさんでる時期しか作らないそうで、
毎日限定およそ400食とのこと。
朝8:30から予約券を販売するので、
皆さんそれめがけて早朝から集まってきたというわけです。
幸い、我々は早く行ったおかげで、9:30からの予約券を
手にすることが出来ました。
1時間あたりに提供できる量に制限があるため、
あさ8:30から予約券を販売と言っても、
遅い方は午後の販売になってしまったりするそうです。
その間、小布施で時間をつぶすことになるのでしょうが、
我々はそれほど間が開かない時間にいただけそうで、
早起きした甲斐がありました。
とはいえ、予約時間までには1時間ほどあります。
その間、腹ごなしをかねて、朝の小布施を散策です。
いつ来ても、本当に絵になる町ですね。
いつもはとても混雑していますが、
これだけ朝早いと、朱雀を食べる人以外は
まだそれほど人がいないので、
素晴らしい町並みをゆっくりと散策できます。
そうこうしているうちに1時間が経過したので、
今回我々がいただく小布施堂の当主市村家の本宅に
伺います。
その昔、葛飾北斎もくぐったという由緒正しい門をくぐると、
情緒あふれる本宅があります。
このお屋敷の座敷で、いよいよ念願の朱雀をいただくこととなります。
大きな栗がおかれた玄関をくぐり、座敷にあがり、朱雀を待ちます。
しばらくすると、運ばれてきましたよ、朱雀。
赤い盆の上に、赤い皿に載せられた褐色の朱雀は、巨大です。
見た目は巨大なモンブランみたいですね。
もしくは十割そばにも見えますね。
とにかくものすごい存在感です。
さて、これを見て、皆さんどのような味を想像されますか?
きっとモンブランみたいな濃厚な味を想像されませんか?
実は、これが実に繊細な和菓子。
モンブランのピューレのように見える部分は、
大きな小布施の新栗を蒸して、裏ごしをかけたもの。
まざりけなしの栗100パーセントなので、
糖分は一切加えられていません。
栗独特のほのかで自然な甘みが、口の中に広がる、
素材の味だけの実に上品なお味です。
そして裏ごししてすぐに運ばれてくるので、
運ばれてきた当初はしっとりとしていますが、
座敷を吹き抜ける風などが当たると、
いただいている間にもすぐにモサモサしてくるのです。
これでは、持ち帰りは絶対に無理。
時期限定、場所限定、数限定になるのがよくわかります。
ちなみに中はどうなっているかというと、
こちらは小布施堂名物の栗あんが中心に入っています。
でもその量はほんのわずかで、ほとんどが裏ごしした栗。
でもその栗あんが入っているおかげで、
途中から次第に味が変わってきます。
裏ごしした栗が栗あんに混ざって、
より栗の味が濃くなります。
これがまた絶品です。
と言うことで、ゆっくり味わって、
とても美味しくいただきました。
あ~旨かった。そして感動しました。
まさに季節をいただいた感じです。
季節を大事にする、日本ならではの和菓子で
本当に素晴らしいと思いました。
おかげで早起きして並んだ甲斐がありました。
今年の朱雀の販売は、9/13~10/21までの予定だそうです。
ただ、良い栗が入らない日は休みになることもあるとか。
朱雀券は、毎朝8:30から小布施堂本店で
販売となります。
是非行ってみたい方は、詳しくはこちらをご参照くださいね。
機会があれば、もう一回行っちゃおうかな・・・
朱雀、とても旨そうと思った方はこちらからポチッと!
ツイートボタンも設置したので、よろしかったらつぶやいてくださいまし。
Tweet
★★★★コメントをいただける方へ★★★★
大変申し訳ございませんが、書き込み後に送信ボタンをクリックすると、
エラー画面になってしまいます。
何度か修正を試みたのですが、原因が私の技量ではわからず、
なかなか正常な状態に戻っておらず、申し訳ございません。
エラー画面になっても、
書き込みとしては成立していることがほとんどなので、
大変申し訳ございませんが、
書き込み後はしばらく様子を見ていただければ幸いです。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
そして、不具合にめげず、励みになりますので、
是非お気軽にコメントをいただければ幸いです。
もう限界で、昨晩はブログの更新をサボってしまいました。
家に帰って、布団に入って、三十秒で意識不明に。
そして今朝はゆっくりと寝たい・・・ところですが、
いつも通り5時起きして、身支度して、
朝6時に軽井沢を出発しました。
せっかくの休みの日なのに、こんなに早起きして、
どこに出かけたかというと、こちらです。
軽井沢から高速で1時間あまりで到着する、
北信の小京都、小布施です。
到着したのは朝7時過ぎ。
まだ町中はとても静かです・・・
と思いきや、小布施の名店、栗菓子で有名な小布施堂本店の脇には
とても朝7時とは思えない、ものすごい行列が。
我々の前には、既に5~60人ぐらいの人がずらっと並んでいます。
一体何の行列かというと、その理由はこちら。
新栗が出回るこの時期に、小布施堂の本店でしかいただけない栗菓子、
朱雀をいただくためなのです。
毎年行きたい行きたいと思っていたのですが、
とにかく混むよと聞いていたので、
休みの日に早起きする勇気がなくて毎年断念したのですが、
今年は絶対に食べると心に決め、
ついに、小布施行きを決行したというわけです。
しかし、我々は1時間ほどで到着しましたが、
駐車場には名古屋とか、水戸とか、県外車がたくさん停まっています。
そんな遠くから来られて、しかも我々より前に並んでいた方は
前の晩から徹夜で来られたのでしょうか?
恐れ入ります。
この朱雀、とにかく良い栗がたくさんでる時期しか作らないそうで、
毎日限定およそ400食とのこと。
朝8:30から予約券を販売するので、
皆さんそれめがけて早朝から集まってきたというわけです。
幸い、我々は早く行ったおかげで、9:30からの予約券を
手にすることが出来ました。
1時間あたりに提供できる量に制限があるため、
あさ8:30から予約券を販売と言っても、
遅い方は午後の販売になってしまったりするそうです。
その間、小布施で時間をつぶすことになるのでしょうが、
我々はそれほど間が開かない時間にいただけそうで、
早起きした甲斐がありました。
とはいえ、予約時間までには1時間ほどあります。
その間、腹ごなしをかねて、朝の小布施を散策です。
いつ来ても、本当に絵になる町ですね。
いつもはとても混雑していますが、
これだけ朝早いと、朱雀を食べる人以外は
まだそれほど人がいないので、
素晴らしい町並みをゆっくりと散策できます。
そうこうしているうちに1時間が経過したので、
今回我々がいただく小布施堂の当主市村家の本宅に
伺います。
その昔、葛飾北斎もくぐったという由緒正しい門をくぐると、
情緒あふれる本宅があります。
このお屋敷の座敷で、いよいよ念願の朱雀をいただくこととなります。
大きな栗がおかれた玄関をくぐり、座敷にあがり、朱雀を待ちます。
しばらくすると、運ばれてきましたよ、朱雀。
赤い盆の上に、赤い皿に載せられた褐色の朱雀は、巨大です。
見た目は巨大なモンブランみたいですね。
もしくは十割そばにも見えますね。
とにかくものすごい存在感です。
さて、これを見て、皆さんどのような味を想像されますか?
きっとモンブランみたいな濃厚な味を想像されませんか?
実は、これが実に繊細な和菓子。
モンブランのピューレのように見える部分は、
大きな小布施の新栗を蒸して、裏ごしをかけたもの。
まざりけなしの栗100パーセントなので、
糖分は一切加えられていません。
栗独特のほのかで自然な甘みが、口の中に広がる、
素材の味だけの実に上品なお味です。
そして裏ごししてすぐに運ばれてくるので、
運ばれてきた当初はしっとりとしていますが、
座敷を吹き抜ける風などが当たると、
いただいている間にもすぐにモサモサしてくるのです。
これでは、持ち帰りは絶対に無理。
時期限定、場所限定、数限定になるのがよくわかります。
ちなみに中はどうなっているかというと、
こちらは小布施堂名物の栗あんが中心に入っています。
でもその量はほんのわずかで、ほとんどが裏ごしした栗。
でもその栗あんが入っているおかげで、
途中から次第に味が変わってきます。
裏ごしした栗が栗あんに混ざって、
より栗の味が濃くなります。
これがまた絶品です。
と言うことで、ゆっくり味わって、
とても美味しくいただきました。
あ~旨かった。そして感動しました。
まさに季節をいただいた感じです。
季節を大事にする、日本ならではの和菓子で
本当に素晴らしいと思いました。
おかげで早起きして並んだ甲斐がありました。
今年の朱雀の販売は、9/13~10/21までの予定だそうです。
ただ、良い栗が入らない日は休みになることもあるとか。
朱雀券は、毎朝8:30から小布施堂本店で
販売となります。
是非行ってみたい方は、詳しくはこちらをご参照くださいね。
機会があれば、もう一回行っちゃおうかな・・・
朱雀、とても旨そうと思った方はこちらからポチッと!
ツイートボタンも設置したので、よろしかったらつぶやいてくださいまし。
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★★★★コメントをいただける方へ★★★★
大変申し訳ございませんが、書き込み後に送信ボタンをクリックすると、
エラー画面になってしまいます。
何度か修正を試みたのですが、原因が私の技量ではわからず、
なかなか正常な状態に戻っておらず、申し訳ございません。
エラー画面になっても、
書き込みとしては成立していることがほとんどなので、
大変申し訳ございませんが、
書き込み後はしばらく様子を見ていただければ幸いです。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
そして、不具合にめげず、励みになりますので、
是非お気軽にコメントをいただければ幸いです。