サスペンスなチーズフォンデュ【後編】
さて、チーズフォンデュの続きです。
実はその後の悲劇を予感させるちょっとしたトラブルは、
その前から起きていたのでした。
実は我が家のチーズフォンデュセット、
鍋をアルコールランプで熱するタイプです。
当然燃料用アルコールが必要です。
しかし、買ってくるのを忘れたのでした。
気がついたのは、食材をすべて並べ終え、
さあ食べようとした夜7時すぎ。
さあ大変です。
売っていそうなホームセンターのカインズは7時までなので、
もう閉店です。残るはコメリだけです。
ということで、あわてて車を飛ばし、ツルヤ前のコメリに。
しか~し、燃料用アルコールをおいてな~い。
ガ~ン。
せっかく食材用意したのに、台無しか・・・
と意気消沈し、店を出たところ、ツルヤのとなりのドラッグストア
「ほしまん」が目に入りました。
薬…、消毒!、アルコール!!そうだ、あるぞと思い、
車はコメリの駐車場においたまま、閉店間際のほしまんに飛び込みました。
恐らくあるのは、消毒薬や綿棒などがおいてあるところです。
店内をぐるぐる巡り、おいてありそうな棚を見つけました。
しか~し、オキシフルはあるけど、燃料用アルコールはない・・・
と、ちょうどそこに店員さんが通ったので、
「燃料用アルコールありませんか」ときいたところ、
そこにありますよ、と今探してみた棚をさして言うではありませんか。
しかし、そこはさんざん探してありませんでした。
そのことを言うと、店員さんはもう一度棚を見て、
「あ、失礼しました、品切れですね。ちょっとお待ちください」
と奥に入ってしまいました。
その待ち時間の長く感じたこと・・・
ほどなく店員さんが手に瓶を持ってきました。
「こちらでよろしいですか?」と手渡されたのは、
燃料用アルコールの瓶。
あ~良かった、売っていた!
早速購入して家に帰りました。
これで、ようやくチーズフォンデュが出来ます。
さて、まずは我が家のチーズフォンデュセットの
アルコールランプをご紹介しましょう。
上の写真を見ても分かるとおり、
鍋の下にちいさなアルコールランプがあり、
この中に燃料用アルコールを入れて火をつけるのです。
しかもアルコールランプといっても小学校の理科実験で使ったような
芯が出たタイプではなく、中に綿があり、
そこにアルコールを染みこませて火をつけます。
消火の場合は、上に付いている蓋をかぶせて消火します。
これは理科実験のランプと一緒ですね。
早速、アルコールをランプに注ぎ、火をつけます。
鍋に白ワインを入れて熱し、暖まったところでチーズとコーンスターチを入れ
煮溶かします。
しかし、ある程度煮溶かしたところでどうも様子が変。
そう、アルコールがもうなくなってしまったようで、火が消えていたのです。
またアルコールを足し、火をつけさらに煮溶かします。
しかしチーズが溶ける前に、また火が消えてしまいました。
さらにアルコールを足し、火をつけます。
ようやく煮溶かすことが出来、フォンデュソースはこんな感じに完成。
この部分は、昨日もご紹介しましたね。
ということで、パンやニョッキをソースに絡め、
食べ始めたのですが、またまた火が消えている・・・・
分量が足りないのかと思い、
今度はアルコールを少し多めにして入れてみます。
そうすると、これまでにないほど勢いよく燃えはじめ、
冷めかかったフォンデュソースもすぐに温まりました。
こうして、今度は落ち着いて食べ始めてしばらく経ったところ、
なにやら焦げくさ~い匂いが・・・
ふっとそばを見ると、テーブルの上に置いてある
こぼれたフォンデュソースを拭き取ったティッシュに、
火が点いているではありませんか!
ぐぁ~~~というわけで、
すぐに素手ではたいて消火しました。
それでも、こんな焦げあとが・・・
そして、さらに恐ろしい光景が・・・
アルコールランプを見ると、
ランプから四方八方に炎が吹き出ているではありませんか!!!
ぎゃぁあ~~~~
ここからは緊急事態のため、写真がないのでご勘弁を。
消火用の蓋をしてみても、その隙間からさらに激しく火が噴き出す始末。
もう手の施しようがありません。テーブルにも火が燃え移りそうな勢いでしたので、
無我夢中で下の木製トレイごとふきんでつかんで持ち上げ、
火を噴くアルコールランプを持ってそのままキッチンの流しへ直行。
じゃあと水を流して消火しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ~やれやれ。
木製トレイに少し焦げ跡が付きましたが、
幸いテーブルには全く被害はありませんでした。
しかし、鍋のフォンデュソースは悲惨な状態に。
燃えさかる火のおかげで、鍋はほぼ臨界状態、
表面的には煮詰まったフォンデュソースという感じですが、
そこをホジホジしてみると、こんなお焦げが・・・
さらに、鍋底をホジホジすると、もう石焼きビビンバもものかはという
それは見事なお焦げ。
実はかじってみたら、チーズの味が凝縮して絶品。
食べ物を無駄にしないウチの奥さんは、
次の日の昼飯に残ったニョッキに焦げのひどくないチーズを削り入れ、
にんにく味のニョッキをこしらえてしまいました。
かなり美味しかったですよ。
ということで、和やかなフォンデュディナーは、
一転しサスペンスなディナーとなりかけてしまいましたが、
何とか事なきを得ました。
それにしても、我が家で何か新しい料理にチャレンジをすると、
必ず何か事件が起きます。
ダッチオーブンで初めてピザを焼いた際には、
1枚目が崩壊してしまったし・・・
そろそろバーベキューシーズン。
今季初バーベキュー、粗相のないよう、気をつけよう。
それは大変でしたね、と同情していただける方はポチッとお願います↓
それにしても、火事にならずに良かった・・・
実はその後の悲劇を予感させるちょっとしたトラブルは、
その前から起きていたのでした。
実は我が家のチーズフォンデュセット、
鍋をアルコールランプで熱するタイプです。
当然燃料用アルコールが必要です。
しかし、買ってくるのを忘れたのでした。
気がついたのは、食材をすべて並べ終え、
さあ食べようとした夜7時すぎ。
さあ大変です。
売っていそうなホームセンターのカインズは7時までなので、
もう閉店です。残るはコメリだけです。
ということで、あわてて車を飛ばし、ツルヤ前のコメリに。
しか~し、燃料用アルコールをおいてな~い。
ガ~ン。
せっかく食材用意したのに、台無しか・・・
と意気消沈し、店を出たところ、ツルヤのとなりのドラッグストア
「ほしまん」が目に入りました。
薬…、消毒!、アルコール!!そうだ、あるぞと思い、
車はコメリの駐車場においたまま、閉店間際のほしまんに飛び込みました。
恐らくあるのは、消毒薬や綿棒などがおいてあるところです。
店内をぐるぐる巡り、おいてありそうな棚を見つけました。
しか~し、オキシフルはあるけど、燃料用アルコールはない・・・
と、ちょうどそこに店員さんが通ったので、
「燃料用アルコールありませんか」ときいたところ、
そこにありますよ、と今探してみた棚をさして言うではありませんか。
しかし、そこはさんざん探してありませんでした。
そのことを言うと、店員さんはもう一度棚を見て、
「あ、失礼しました、品切れですね。ちょっとお待ちください」
と奥に入ってしまいました。
その待ち時間の長く感じたこと・・・
ほどなく店員さんが手に瓶を持ってきました。
「こちらでよろしいですか?」と手渡されたのは、
燃料用アルコールの瓶。
あ~良かった、売っていた!
早速購入して家に帰りました。
これで、ようやくチーズフォンデュが出来ます。
さて、まずは我が家のチーズフォンデュセットの
アルコールランプをご紹介しましょう。
上の写真を見ても分かるとおり、
鍋の下にちいさなアルコールランプがあり、
この中に燃料用アルコールを入れて火をつけるのです。
しかもアルコールランプといっても小学校の理科実験で使ったような
芯が出たタイプではなく、中に綿があり、
そこにアルコールを染みこませて火をつけます。
消火の場合は、上に付いている蓋をかぶせて消火します。
これは理科実験のランプと一緒ですね。
早速、アルコールをランプに注ぎ、火をつけます。
鍋に白ワインを入れて熱し、暖まったところでチーズとコーンスターチを入れ
煮溶かします。
しかし、ある程度煮溶かしたところでどうも様子が変。
そう、アルコールがもうなくなってしまったようで、火が消えていたのです。
またアルコールを足し、火をつけさらに煮溶かします。
しかしチーズが溶ける前に、また火が消えてしまいました。
さらにアルコールを足し、火をつけます。
ようやく煮溶かすことが出来、フォンデュソースはこんな感じに完成。
この部分は、昨日もご紹介しましたね。
ということで、パンやニョッキをソースに絡め、
食べ始めたのですが、またまた火が消えている・・・・
分量が足りないのかと思い、
今度はアルコールを少し多めにして入れてみます。
そうすると、これまでにないほど勢いよく燃えはじめ、
冷めかかったフォンデュソースもすぐに温まりました。
こうして、今度は落ち着いて食べ始めてしばらく経ったところ、
なにやら焦げくさ~い匂いが・・・
ふっとそばを見ると、テーブルの上に置いてある
こぼれたフォンデュソースを拭き取ったティッシュに、
火が点いているではありませんか!
ぐぁ~~~というわけで、
すぐに素手ではたいて消火しました。
それでも、こんな焦げあとが・・・
そして、さらに恐ろしい光景が・・・
アルコールランプを見ると、
ランプから四方八方に炎が吹き出ているではありませんか!!!
ぎゃぁあ~~~~
ここからは緊急事態のため、写真がないのでご勘弁を。
消火用の蓋をしてみても、その隙間からさらに激しく火が噴き出す始末。
もう手の施しようがありません。テーブルにも火が燃え移りそうな勢いでしたので、
無我夢中で下の木製トレイごとふきんでつかんで持ち上げ、
火を噴くアルコールランプを持ってそのままキッチンの流しへ直行。
じゃあと水を流して消火しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ~やれやれ。
木製トレイに少し焦げ跡が付きましたが、
幸いテーブルには全く被害はありませんでした。
しかし、鍋のフォンデュソースは悲惨な状態に。
燃えさかる火のおかげで、鍋はほぼ臨界状態、
表面的には煮詰まったフォンデュソースという感じですが、
そこをホジホジしてみると、こんなお焦げが・・・
さらに、鍋底をホジホジすると、もう石焼きビビンバもものかはという
それは見事なお焦げ。
実はかじってみたら、チーズの味が凝縮して絶品。
食べ物を無駄にしないウチの奥さんは、
次の日の昼飯に残ったニョッキに焦げのひどくないチーズを削り入れ、
にんにく味のニョッキをこしらえてしまいました。
かなり美味しかったですよ。
ということで、和やかなフォンデュディナーは、
一転しサスペンスなディナーとなりかけてしまいましたが、
何とか事なきを得ました。
それにしても、我が家で何か新しい料理にチャレンジをすると、
必ず何か事件が起きます。
ダッチオーブンで初めてピザを焼いた際には、
1枚目が崩壊してしまったし・・・
そろそろバーベキューシーズン。
今季初バーベキュー、粗相のないよう、気をつけよう。
それは大変でしたね、と同情していただける方はポチッとお願います↓
それにしても、火事にならずに良かった・・・