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諏訪大社上社御柱祭の本宮一の建御柱を見たのですが・・・

既に全国ニュースでもご紹介されていますが、
昨日我が家が見に行った諏訪大社上社御柱祭建御柱で、
痛ましい事故が起きて、一名の方が亡くなりました。
実は、我が家が見ていたのは、事故が起きた本宮一の御柱の建御柱
続きをご紹介するかどうか迷ったのですが、
我が家のカメラに納められているのは、
氏子の方々も、我々観光客も、
奥山の大木が立ち上がり、今まさに神様になろうとする瞬間を
固唾をのんで、興奮して見守っていた記録なので、
一応、ご紹介させていただきます。

下社から途中食事を済ませて上社に向かいました。
もっと渋滞しているのかと思ったら、いつもの諏訪市内とほぼ同じような交通量。
それほど時間がかからず、上社周辺に到着しました。
さすがに本宮周辺は交通規制で車では近づけないので、
以前から目を付けていた場所に車を首尾良く駐められて、
そこからは歩いて本宮に向かいます。

建て御柱の最中は、氏子以外境内に立ち入り禁止とのことだったので、
諏訪市博物館の前に置かれた大型モニターで、祭りの模様を見るつもりでいました。
会場は、こんな感じ。

20160506-1.jpg

そこに、トラックの荷台に大型ビジョンを積んだ物が
LCVの御柱中継を放映していました。

20160506-2.jpg

しかし、臨場感がもう一つ。
どこか境内の外から見えるところがないかと、本宮の方に近づいて見たのですが、
まずは、本宮二が見えるのではないかと、いつも諏訪大社に行くときに入る
東側の入り口に行ってみると、余りよく見えず。

20160506-4.jpg

ちなみにこれ以上近くには近づくことが出来ませんでした。
反対側を振り向くと、昨日御柱の里曳きが行われた道。
両側に、仮設の観覧席がもうけられていました。

20160506-5.jpg

さらに境内の周囲を回ってみると、
もちろん正面は厳重な警備で、立ち止まることすら出来ず。

20160506-6.jpg

仕方なく、表参道を戻り始めて、振り向くと、
何のことはない、表参道からよく見えるじゃないですか。

20160506-3.jpg

よく見えないかも知れませんが、望遠にすると、御柱の先端が
はっきりと見えます。

20160506-7.jpg

しかも、本宮で最も太い、本宮一の御柱です。
人は多いですが、何とか見えそうなので、ここで陣取って建御柱を見ることにしました。
既に、準備が終わったと見えて、白旗が揚がっています。
御柱の先端も、少し上がり始めました。

20160506-8.jpg

上の写真では、御幣が右の方に見えますが、
程なく先端がもう少し上がり、氏子の方々が御柱に上り始めました。

20160506-9.jpg

一人一人、番号と名前を呼ばれながら御柱に登っていくのですが、
なんと40人以上登ったようです。
太い御柱の上は、氏子の皆さんがずらりと並んでいます。

20160506-10.jpg

いよいよ、遠くに木遣りの声が聞こえると、
ラッパの音とともに徐々に御柱が上がり始めます。

20160506-11.jpg
20160506-12.jpg
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20160506-14.jpg

程なく、御幣が鳥居に隠れたと思ったら、
すぐにその上に御幣が再び姿を現しました。

20160506-15.jpg

ここまで来ると、かなり立ち上がったように見えます。

20160506-16.jpg

その後も木遣りとラッパが鳴り響く度に先端が上がり続け、
やがて氏子の方々も、木にしがみつくような感じになりました。

20160506-17.jpg
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20160506-19.jpg
20160506-19.jpg

ここまで、ほぼ1時間ほど。
昨日は結構日差しが強く、見ている我々もちょっとくたびれてきたので、
ここで帰途につくことにしました。

そして、諏訪市内に戻り、買い物などをしていたら、
車のニュースで、本宮一から氏子の方が落下して、病院に運ばれたという
ニュースを聞きました。
その後、夜になって、亡くなられたとのことです。
あともう少しで、成功裏に終わるところだったのに、
亡くなられたご本人も、まわりの氏子の方々も、さぞ無念だったことでしょう。
謹んで、ご冥福をお祈りいたします。


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ジャンル : 地域情報

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svetla

Author:svetla
出身:東京都
現住所:長野県北佐久郡軽井沢町
将来家を建てるならばログハウスと、以前から夢見ていましたが、2007年2月に念願かない、軽井沢のとある森の中にログハウスを建て東京から移住しました。夢を実現した文字通りの「ドリームハウス」から、東京まで新幹線通勤中。自然に囲まれた森の中で、楽しい軽井沢生活実践中です。

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