サイダーみたいなシュワシュワ温泉「木曽福島・二本木の湯」

さて、ここからはちょっとさかのぼって、体調を崩して
ブログを更新出来なくなる前に、ため込んでおいた内容を、
少しずつ整理しながらお届けしますね。

6月のはじめ、木曽の漆器祭に行った話は、このブログでもご紹介しましたが、
その帰り道、少し足を伸ばして、木曽福島にある
こちらの温泉に行ってきました。

木曽福島の町内から、少し山あいに入ったところにある、「二本木の湯」です。
こぢんまりした、実にひなびた建物の温泉です。

何でこんな山あいの温泉まで、わざわざ足を伸ばしたかというと、
この温泉、サイダーのような、炭酸温泉だというのを聞きつけたからです。
泉質は、含二酸化炭素・カルシウム－炭酸水素塩冷鉱泉。
冷鉱泉という名の通り、温度が低く、42℃ぐらいに加熱されています。

男女に分かれた浴室は、これまた7～8人はいれば
いっぱいになりそうなこぢんまりした浴室。
露天風呂はありません。内湯のみです。
設備としては、な～んだと言う感じ。
ただその内湯には、赤褐色の湯がなみなみと注がれており、
中々良さそうな温泉です。

早速温泉につかりますが、あつ湯好きの我が家にとっては
ちょっとぬるめな温泉。
ちょっとがっかりしながら、肩まで赤褐色の湯に浸かります。

すると、なんと言うことでしょう！
思わずビフォーアフターでおなじみの台詞を口走ってしまうほど、
びっくりするようなことが。

全身に、びっしりと細かな泡が付着するではないですか！
最初はそれほどではなかったのですが、
しばらくすると、全身に直径1ミリに満たないほどの細かい泡が
びっしりと張り付きます。
なんだかざわざわしたような、くすぐったいような不思議な入り心地です。
そして、ちょっと動くと、シュワワ～とあぶくが立ちます。
まるで、サイダーに入っているよう。
炭酸泉は、何度か入ったことがありますが、
こんな凄い炭酸泉は初めての体験です。

炭酸泉の最大の効能は、血管を拡張し、血流を良くすること。
そのため、高血圧や神経痛、心臓病などにとても良く効くとか。
また皮膚病にも良いそうです。
確かに、実に効き目がありそうです。
わざわざ足を伸ばした甲斐がありました。

今回、木曽エリアの温泉は初めて入りましたが、
よく行く東信や北信の温泉とは泉質が異なる、様々な温泉が
この二本木の湯以外にもあるそうです。
ちょっと興味津々です。

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