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今年もメサイアは鈴木雅明さんの弾き振り

さて、メサイアです。

20181223-12.jpg

演奏はもちろん日本が世界に誇る古楽演奏団体、
鈴木雅明指揮バッハ・コレギウム・ジャパンで、
軽井沢大賀ホールが開館5周年を迎えた2010年から続く、
いまやキリスト教と縁が深い軽井沢のクリスマスには
欠かすことのできない特別な演奏会です。

軽井沢駅近くに借りている、我が家の駐車場に車を停め、
大賀ホールの方に歩いて行くと、軽井沢駅方向からも歩いてくる
おそらく大賀ホールに行くのでは、と思われる方々が続々と。
なぜなら、皆さん矢ヶ崎池の畔から、大賀ホールを撮影しているから。
ほら、このように。

20181223-11.jpg

先週は一回激しく冷え込んだのですが、
ここ数日はまた暖かい日が続いています。
そのためか、年によっては凍っていることがありますが、
今年は全くそんな気配もなく、のどかに鴨が泳ぐ
なんだか晩秋の感じの矢ヶ崎池です。

さて、大賀ホールに入ると、ホール上の楽器配置が気になりました。。
チェンバロが鍵盤を客席側を向いて設置されています。
ということは、と思ってプログラムを確認すると、
やはりチェンバロ奏者は鈴木雅明とあります。

20181223-13.jpg

昨年に引き続いて今年も弾き振りですね。

昨年ともう一つ異なるのが、独唱陣。
これまで、ソプラノ、カウンターテナー、テノール、バス(バリトン)という布陣でしたが、
今年はカウンターテナーの代わりにメゾソプラノ。
そして、女声陣が日本人で、男声陣が外国人という布陣も初めてです。
この布陣が、強力でした。
特に、男声陣は本当に素晴らしかった。
テノールのザッカリー・ワイルダーさんは、これぞテノールという、輝きのある歌声。
そして、バリトンのベンジャミン・ベヴァンさんは、
すべて暗譜で、大賀ホール全体を響かせる、朗々とした歌声です。
しびれました。

もちろん素晴らしいのは合唱も。
特に最終曲のWorthy is the Lambは大熱演。
今年も第二部の最後に演奏される有名な「ハレルヤ」を聴いて
会場をあとにされる方が何人もおられましたが、
最後まで聴かれなかったのは本当にもったいない。
毎年感動的な演奏でしたが、
今年はスタンディングオベーションも飛び出す
とびきり素晴らしい演奏でした。
指揮者&チェンバロの鈴木雅明さんも、これまであまり見たことがないような
やりきった感がにじみ出るような満面の笑顔。
これまで何度も演奏されてきたBCJにとっても、
充実の演奏だったに違いありません。
本当によいものを聴かせていただきました。

しかし、毎年のことですが、朝はスキー場でスキーを堪能し、
夕方からはそのスキー場を望む素晴らしい響きのホールで
感動的なメサイアを聴く。
今年もいろいろありましたが、
軽井沢ならではの、贅沢な1日でした。
来年も、楽しみにしています!


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svetla

Author:svetla
出身:東京都
現住所:長野県北佐久郡軽井沢町
将来家を建てるならばログハウスと、以前から夢見ていましたが、2007年2月に念願かない、軽井沢のとある森の中にログハウスを建て東京から移住しました。夢を実現した文字通りの「ドリームハウス」から、東京まで新幹線通勤中。自然に囲まれた森の中で、楽しい軽井沢生活実践中です。

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